2018年8月10日・プレスリリース
AI×トークンエコノミーを用いた全く新しいグルメSNS「シンクロライフ」(SynchroLife)を運営する株式会社GINKAN (代表取締役 CEO:神谷知愛、以下GINKAN)は、株式会社セレス(本社:東京都世田谷区、代表取締役社長:都木 聡、東証⼀部:3696、以下セレス)との資本業務提携を締結し、セレスと2017年のエンジェルラウンドに引き続き小村富士夫氏(元サイバードホールディングス代表取締役会長)を引受先とする総額8,000万円の第三者割当増資を実施。エンジェルラウンドを含めた累計調達額は約1.1億円となります。
本資本業務提携により、アクティブ会員350万人超のスマートフォン向けポイントメディアの基盤を持つセレスと、スマートフォンメディア同士のシナジーや、ブロックチェーン技術の実サービスへの活用における研究開発を目指します。
【トークンエコノミー×AI活用のグルメSNS「シンクロライフ」について】
シンクロライフは、ユーザーがレストランでの食体験をレビューとして投稿できるグルメ版SNSです。AIを活用したレコメンドシステムを搭載しており、ユーザーによるレビューやアプリ活用状況等を独自のアルゴリズムで分析・機械学習を行うことで、使うほどに自分好みの飲食店が17万件以上のレビューの中からおすすめされるアプリとなっております。この特長により、ユーザーは飲食店探しにおいて検索の手間をかけることなく、美味しいお店にだけ出会うことが可能となり、飲食店探しにおいて新たな体験を提供します。
またシンクロライフでは、2017年9月に香港法人SynchroLife, LimitedにてICO(※1)を実施しており、ICOで発行したトークン(SynchroCoin)を活用して、良質なレビュー投稿者(レビュアー)がトークンを経済的インセンティブとして受け取れる仕組みの導入を目指してまいりました。この度、2018年8月2日にアプリのバージョンアップを行っており、世界で初めてレストランレビュープラットフォームへトークンによる報酬付与の仕組みや暗号通貨ウォレット機能を導入いたしました。今後、トークンをレストランの食事券と交換したり、食事代金の決済で利用したりできる仕組みの導入を予定しており、自律性が高く、成長し続けるプラットフォームの構築が可能となります。シンクロライフでは、日本語の他、英語、中国語、韓国語に対応しており、現在82ヶ国でユーザー登録、48ヶ国でレビュー投稿がされています。日本だけではなく、国をまたいで食体験を共有できるグローバルなプラットフォームの実現を目指し、サービスを展開する見込みです。
グローバルプラットフォームを目指すシンクロライフは2018年6月にシリコンバレー発「Plug and Play Japan」のアクセラレータープログラムBatch 1に採択されたスタートアップです:
2018年8月2日にアプリのバージョンアップの詳細について:
※1:「Initial Coin Offering」の略称で、企業等が電子的にトークンを発行し、資金調達を行うスキームを指します。
【セレスについて】
セレスでは、現金や電子マネー等に交換可能なポイントサービスを運営しており、そのポイントは一種の仮想通貨(トークン)であると定義しています。そのため、グローバルに普及している仮想通貨・ブロックチェーン技術とは、非常に親和性が高いと考えております。非現金決済社会(=トークン・エコノミー)が進む中で、当社はポイントサービスを運営するとともに、ビットバンク株式会社の持分法適用関連会社化、仮想通貨取引事業を行う子会社である株式会社マーキュリーの設立、イーサリアム上のブロックチェーンゲーム「くりぷ豚」の提供等、仮想通貨・ブロックチェーン関連への事業展開を積極的に行ってまいりました。今回の GINKANへの出資を通じ、一層、仮想通貨・ブロックチェーン関連事業を推進していくとともに、仮想通貨・ブロックチェーン技術においてビジネスシナジーの可能性を追求してまいります。
【トークン転換権を付与した株式による資金調達について】
今回の資本業務提携では、GINKANの子会社であるSynchroLife, Limitedが発行するトークン(SynchroCoin)への転換権を付与した形での株式の第三者割当増資を行っております。これにより、トークンへの転換権を行使することで、株式市場への上場や事業売却以外でのイグジット(※2)が仕組み上可能となっております。ICOの登場により、ベンチャー企業は株式以外での資金調達が可能となった一方で、昨今のICOを取り巻く環境は不透明であり、ICOを実施することで株式による資金調達がしにくくなるといったトレードオフの事象も発生しております。その中で、今回のスキームによる資金調達を行うことで、前述した課題を解決でき、子会社にてICOを実施しているGINKANでの株式による資本業務提携及び第三者割当増資による資金調達を実現しました。
また、ICOによる資金調達手段は過渡期である中で、GINKANとセレスはベンチャー企業のフレキシブルな資金調達手段の事例として公開することで、今後トークンエコノミーの発展に寄与することが出来ると考えております。
※2:投資した資金を回収することを指します。
【 両社概要 】
■GINKAN 会社概要
会社名:株式会社GINKAN
代表者:代表取締役CEO 神谷 知愛
所在地:東京都新宿区新宿七丁目26番7号 ビクセル新宿1F
設 立:2015年12月
資本金:3,225万円(資本準備金含む、 2018年3月末日時点)
URL:http://ginkan.jp/
■セレス 会社概要
会社名:株式会社セレス
代表者:代表取締役社長 都木 聡
所在地:東京都世田谷区用賀四丁目10番1号 世田谷ビジネススクエア タワー24F
設 立:2005年1月
資本金:1,749百万円(2018年3月末日時点)
URL:https://ceres-inc.jp/
シンクロライフのモバイルアプリ:
■iPhone
推奨環境:iPhone 5 以上、iOS 9 以上
ダウンロードURL: https://itunes.apple.com/jp/app/id557532449
■Android
推奨環境:Android 6.0以上
ダウンロードURL:https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.co.synchrolife
本文はこちらのプレスリリースの引用となります:
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