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【エンジニアインタビュー】文系・未経験からGincoでブロックチェーンエンジニアに。大企業を経てGincoへ戻った理由

Gincoで働く社員のストーリーを掘り下げるインタビュー、今回はバックエンドエンジニアの内村さんにお話を伺いました。

彼のキャリアを紐解くことで、他社経験を経て戻ったからこそ見える「Gincoで働く面白さ」を掘り下げていきたいと思います。


内村 清太(NFT BASE テックリード)

高校・大学と文系で進学、大学在学中にGincoの長期インターンに参加。知識ゼロからエンジニアとしての経験を積む。その後、アメリカ留学を経て新卒でサイバーエージェントへ入社。2021年夏にGincoへ戻り、現在はバックエンドエンジニアとしてNFT BASEのテックリードを担当。

Gincoのインターンに参加し、知識ゼロからエンジニアになるまで

どのような経緯でGincoのインターンへ参加されたのでしょうか?

高校は国際系の学校で英語を重点的に学び、大学は国際基督教大学(ICU)の文系学科に通っていましたので、プログラミングに触れたことはありませんでした。

Gincoに入るきっかけは大学2年生の時、友人に誘われて参加したイベントで森川社長の登壇を見たことです。当時は2017年頃、ビットコインが世間的に盛り上がっていた最中でした。

そこで初めて「ブロックチェーン」に興味を持ちはじめ、"新しい資産の形が産まれる革新的な技術"であることに面白さを感じていました。

同時に、技術としてどのように使われているのか、実践的な用法を知らなければブロックチェーンの魅力や凄さを本当には理解できないのではないか、という感覚が拭えず、ビジネスの現場に関われる機会を探しているとき、森下CTOにGincoでのエンジニアインターンのポジションを紹介してもらいました。

そのときエンジニアになることを力強く背中を押していただいたこともあり、正式にエンジニアとしてキャリアを歩む決意をし、インターンに参加することになりました。

インターンとして働く中で、どのようなプロセスを経てブロックチェーンエンジニアに成長したのでしょう?

そもそもまったく知識がなかったこともあり、最初は訳が分からない状態でした。「ERCのトークンをテストで使うから発行して」と言われ、何を言っているのか全くわからなかったことを覚えています(笑)

インターンが始まり、毎日コードを書いて2ヶ月ほど経つと、‟APIとは何か”といったところから少しずつ理解が深まってきている感覚があり、そこからより良いコードの書き方に思考を巡らせるようになったのは、さらに2ヶ月ほど経った4ヶ月目ぐらいでした。そのあとは実装をしていく中で、地道にスキルを積み上げていきましたね。

インターン時代を振り返ると、‟まだまだだったな”と思いますが、自分で作りたいものが作れるようになったことで自信がつきました。これは森下CTOの教え方のおかげですね。

手取り足取り教えるというより、任せるスタイル。時に厳しいレビューをもらうこともありました。でも、自分なりの考えを持って作ったもので森下さんから‟OK”がもらえた時の経験は今でも財産です。

大企業に入社し、オーナーシップの重要性を痛感

インターン後、アメリカ留学を経て大手に新卒入社。どのような経験でしたか?

エンジニアを目指すことを決めて以来、ずっとアメリカで技術を勉強したいという気持ちがありました。インターン修了後、知人がサンフランシスコで開催されるブロックチェーンハッカソンへ参加すると聞いて、一緒に行くことにしたのです。

その当時、世界最大級のブロックチェーンハッカソンでしたが、おそらく私たちのほかに日本人の参加者はいなかったと思います。様々な国からエンジニアが参加しており、すごい刺激になりました。

Gincoでのインターン経験から、エンジニアの仕事へのやりがいは感じていましたが、1社でしか経験がないため「井の中の蛙」ではないか、という思いが強くありました。

そのため、優秀なエンジニアがたくさんいる大企業で自分の能力がどの程度のものなのか知りたい。そう思い、就職では様々なサービスを展開しているサイバーエージェントに決めました。

サイバーエージェントは、インターンから手厚い教育があり、様々な部署で働くことができます。そのおかげで入社後も他部署の人達と交流があり、とても働きやすい会社でした。優秀な人たちが集まっており、技術的にもエンジニアとして成長できる環境が揃っていたと思います。

そこからGincoに戻ろうと思ったのは、なぜでしょう?

色々なサービスに関わることができる反面、すでに出来上がっているサービスにジョインすることやチームの規模感からサービスに対するオーナーシップが持てない感覚にフラストレーションを感じていました。

「オーナーシップを持つ」ことと、「プロダクトに責任を持つ」というのは別の話です。自分自身の意志を持って開発に取り組めるか。それが「オーナーシップ」であり、「プロダクトの責任」は持てなくても、オーナーシップは持つべきだと感じていました。

また、自身が人生を懸けたいサービスカテゴリーではなかったと気づいたというのもあります。一方、Gincoで働いていた頃は情熱を持って取り組めていた実感があり、あらためてそこに立ち返ることを決めました。

Gincoでは、エンジニア1人の裁量が大きく、ブロックチェーンの社会実装を実感できる

Gincoへ戻ってから、印象的だったことはありますか?

インターンとして在籍していた創業期に比べると人事制度などが整い、安心して働ける環境になっていると感じる一方で、まだまだ企業としては黎明期だと思っています。

大きな組織に成長する過程にあるGincoでは、エンジニア1人ひとりに大きな裁量が与えられ、全員がオーナーシップを持って向き合うことが求められます。

例えば、私が取り組んでいるNFT BASEは、toB向け事業としてコンサルティングから開発までを一気通貫で関わる場合が多く、監査や法律も考慮して、お客様と一緒にサービスを作っていきます。

そのため、普段から「ブロックチェーンで何ができるのか」を考え、海外の1次情報を取りに行くことも意識しています。これは普通のエンジニアとしてWeb開発に携わっているだけでは身に付かなかったかもしれません。

裁量が大きく、責任もありますが、会社の重要な事業の一角を担っているという実感は強くあります。

Gincoでの業務は0→1の試行回数が多く、「自分がゼロから作った」と言える仕事にとてもやりがいを感じますし、ブロックチェーンの社会実装に関わっている実感が得られることに情熱を感じています。

Gincoのエンジニアとして働く魅力は何だと思いますか?

ただ求められるものを作るのではなく、ブロックチェーンエンジニアとしてオーナーシップを持って働けることです。

森下CTOはエンジニアである我々にとても期待をかけてくれますが、同時に総合的な能力を求められますので、良い意味で甘やかされない環境です。

また、役員から直接フィードバックをもらい、プロダクトを作っていけるというのはとても刺激になります。

そのようなチームと一緒に、最先端のブロックチェーン技術に触れられるGincoの環境は非常に貴重だと思っています。

ブロックチェーンエンジニアとしての今後の目標を教えて下さい。

ブロックチェーンの特性から、グローバルで活躍できるエンジニアになることを視野に入れています。グローバル規模で存在感のあるエンジニアになりたいと思っています。

現在、Gincoではパブリックブロックチェーンのプロトコルやコミュニティへ貢献しながらサービスを提供していきたいと考えており、ブロックチェーンに興味がある方にとって、成長はもちろんのこと様々なチャレンジができる場所だと思います。

株式会社Gincoについて

Gincoは「経済のめぐりを変えていく」というビジョンのもとで、価値ある情報の流通を円滑化するブロックチェーン技術の社会実装に取り組んでおります。

提供するクラウド型ブロックチェーンインフラのシェア及び活用領域の拡大に伴い、エンジニアを始めとするあらゆる職種で採用活動を強化しています。

ブロックチェーンノードやウォレットといった、ブロックチェーンサービスに不可欠な領域に直接触れ、ブロックチェーンエンジニアとしてのキャリアを形成できるGincoでの働き方にご興味をお持ちの方は以下より、弊社概要とWebサイトをぜひご覧ください!

会社概要資料:https://speakerdeck.com/ginco_inc/companydeck

会社HP:https://ginco.co.jp/

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