なにをやっているのか
サンフランシスコ湾を見下ろす本社オフィスに、いろいろなスキルを持つ多様な仲間が集まっています。
ギグスターは、サンフランシスコに本拠を置く、企業向けソフトウェア開発ベンチャーです。フリーランサーが「ネットワーク」に登録しておき、プロジェクト内容に合わせて適切な人材を集めてチームを編成し、機動的に開発を行うという仕組みで注目されています。シリコンバレーの著名ベンチャーキャピタルであるAndreesen Horowitzが出資しており、有力ベンチャーと目されています。
日本では、電通と提携し、日本企業向けの開発を行っています。このため、日本語のできるフリーランサーを継続して募集していますが、今回は特に自動車業界でのプロジェクトが始まるため、新しいメンバーを探しています。副業の方や、自営で会社組織にしている方も歓迎です。いったんネットワークに登録していただければ、引き続き仕事をお願いすることが可能です。仕事はリモートが原則で、サンフランシスコまで来ていただく必要はありません。日本でも日本以外でも、英語が苦手でも構いません。
ネットワークの登録は無料でできますが、すでに該当のスキルを持ち、経験のある方を求めています。申し込みのあと、ビデオ会議によるスクリーニング面接を行い、通過した方がネットワークに登録されます。個別のプロジェクトがはいると、該当する登録者に通知され、手を挙げた方にお願いするという手順になります。登録しただけでは何も義務は発生せず、リスクはありません。
ギグスターの顧客は、例えば金融のプルデンシャル、製薬のグラクソ・スミスクライン、二輪車のハーレー・ダビッドソンなどの世界的著名企業からベンチャーまで多数あり、またキャノンのアメリカでのアプリ開発事業も手がけています。
なぜやるのか
ギグワークの推進でも注目され、Inc誌にフィーチャーされました。
"Applications that matter at startup speed"
(本当に役に立つアプリを、ベンチャーのスピードで)
このモットーにあるように、ギグスターは、2つの点で「新しいやり方」を推進しています。
一つは、「企業のソフトウェア開発のやり方」です。従来のモノリシックなシステムを大きなチームでウォーターフォール型で開発する方式から、小さな単位に分けてフィードバックをすぐに反映していくDevOpsやアジャイルといった方式に移っていく流れがありますが、そのときに必要とされるすべてのスキルを持った担当者を社内においておくことができる企業ばかりではありません。ギグスターは、このギャップを埋め、社内の担当者と一緒に問題解決方法を考え、開発のサポートを行います。ギグスターのネットワークには、フロントエンド・バックエンド開発者、デザイナー、機械学習開発者など、各種のスキルを持つタレントが集まっており、シリコンバレーの最先端の技術動向を、ベンチャーのスピードで取り入れることができます。このように、ギグスターは企業のデジタル・トランスフォーメーションをサポートします。
もう一つは、「フレキシブルな働き方」です。ジャズで、その日に出演できる各楽器担当を集めて演奏するやり方を「ギグ」といいますが、同じように、必要に応じてスキルある人をオンデマンドで集めて仕事をするやり方が「ギグワーク」と呼ばれるようになっています。ギグスターのタレント・ネットワークは、世界中に広がっており、どこにいてもプロジェクトに参加できます。フルタイムでもパートタイムでも、副業でもOKです。決まったフローの中でさえあれば、自分の使える時間内で自由に時間配分ができます。子育てや介護をしながらでも、自宅で自分のペースで、著名大企業のシステム開発に従事することができます。
どうやっているのか
ギグスターは、リモートで働くのが前提で、場合によっては面識のない人どうしでチームを組むこともあります。このため、通常以上に、チーム内でコミュニケーションをとり、スムーズに仕事が進むようにお互いに配慮することが要求されます。
そのために、連絡や進捗管理のツールを使い、仕事の進め方や事務手続きなどについても徹底的にIT化・標準化しています。アメリカの仕組みであるため、日本の方には馴染みが薄いものもあるかもしれませんが、慣れれば便利です。仕事とコミュニケーションをしっかりスケジュールどおりしていただければ、あとはいつどこで何をしても自由です。
サンフランシスコの本社スタッフは、ネットワークの皆様が楽しく効果的に仕事をしていただけるようにバックアップします。ネットワークの仲間同士で最新情報も交換でき、またサンフランシスコに来られる機会があれば、いつでも本社で歓迎いたします。そのために、本社のアメリカ人スタッフは現在、みんなで日本語を勉強しています!