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デザイナーになるためにGIGを選んだ - デザイナー・岡村 彩子

株式会社GIGの社員に、入社前のキャリアから入社後の仕事、これからの未来を聞いていくメンバーインタビュー。第77回は、デザイナーの岡村 彩子さんにお話を伺いました。

岡村 彩子 (おかむら あやこ):クロスデザイナー事業部デザイナー。1999年生まれ立命館大学国際関係学部卒。2022年にカスタマーサクセスとしてGIGに入社後、社内FA制度を利用したジョブチェンジを行いデザイナーに転身。現在はクライアントワークに携わっている。

悩みまくった社会人生活

ー岡村さんは、GIGに第二新卒で入社。前職は営業だったと聞いています。まずは、学生時代の就職活動について教えてください。

お話いただいたように前職は営業で現在はデザイナーですが、学生時代の就職活動ではCA(キャビンアテンダント)になることを目指していました。まったく違うキャリアですよね(笑)

小学生のときからCAになるのが夢だったんです。大学時代もそのために勉強や準備をしていました。ただ、私が就職活動を行っていたときは、新型コロナウイルスによるパンデミックの真っ只中で、航空業界の採用状況は非常に厳しいものでした。新卒でCAになることは絶望的で、当時は夢を絶たれ、本当に落ち込んでいました。

—それは辛いですね……1社目の会社に入社した理由と転職を決めた背景についても、教えてもらえますか?

新卒で入社したのはIT業界の事業会社。CAになれないと分かって「じゃあ何をしよう」と考えたときに何も思いつかなかったんです。それでも就活は進むから「成長産業」「人がいい会社」という絞り出した2つの軸で探し、見つけたのがその会社でした。

そこでは、営業として働いていました。ただ「自分がやりたいことはこれじゃない」という感覚が抜けなくて。甘い考えだとも思っていたのですが、人生の大半を占める仕事はやっぱり楽しめることをしたいという思いが日に日に強くなっていきました。

自分が何をしたいか、何だったら楽しめるのかをもう一度見つめなおしたときに浮かんできたのが「デザイナー」という職業だったんです。

幼いころから絵を描くことが好きで、学生時代には文化祭のパンフレットやTシャツをデザインしました。自分が作ったものが誰かに届く、その体験がとても楽しかったことを思い出して、デザイナーを目指そうと決めました。

ー未経験からデザイナーを目指すことを決意したんですね。では、転職活動のときも「デザイナー」として入社できる会社を探していたのでしょうか。

いいえ。当時は実績もなければ、デザインをちゃんと勉強したこともなかったので、それは難しいと考えていましたね。だから、まずはデザインスクールに通おうと。ただ、スクールに通うのにもお金は必要ですし、一方で前職は辞めると勢いで言ってしまったので、必死で転職活動を進めていきました。

転職先には、これまでも営業の経験も活かしつつ、デザインを学べる環境を探していました。くわえて職種転換でデザイナーになれる可能性がある会社があれば最高だなと探しているなかで、見つけたのがGIGでした。

ーGIGへの入社を決めた理由を教えてください。

GIGに入社する際には「いまは実績もスキルもないがデザインに興味があり、将来的にはデザイナーを目指したい」と正直に伝えました。それに、なんと答えてもらったかは正直覚えてないんですけど(笑)。でもちゃんと本心を伝えたうえで入社できたことが私のなかで大きくて。任せてもらえる仕事に取り組みつつ、並行してデザインの勉強も頑張っていこうと思えたんです。

あと、オフィスを見学したときの空気感も好きで、メンバーみんな真剣ながらものびのび働いているように見えました。他社からも内定はいくつかもらっていましたが、キャリア面でも働く環境としてもGIGがいいと思い入社を決めました。

少し頑張ったくらいでは足りない

ーカスタマーサクセスからデザイナーへ、ジョブチェンジした経緯を教えてください。

入社してしばらくは、フリーランス・副業向けマッチングサービス『Workship』を運営する部署で、カスタマーサクセスを担当していました。

働きながらデザインの学校にも通い、IllustratorやPhotoshopなどの使用方法から学び、紙やWebのデザインに取り組んでいきました。そして、グラフィックデザインがある程度できるようになったところで、上司に「デザイナーにジョブチェンジしたい」と思いきって伝えたんです。

すると、体制や業務内容などを調整してもらえることに。デザインスクールでの制作物をまとめたポートフォリオを提出するなどのステップを経て、デザイナーへのジョブチェンジが承認されました。

ー未経験からの挑戦に、不安を感じたこともあったのではないでしょうか。

自分の理想のキャリアを応援してくれるチームやメンバーの存在もあり、不安はなかったです。実務面でも上司と二人三脚でプロジェクトを進める体制があり、デザイナーの仕事のやり方を実践的に学べたと思います。デザイン業務のほか、デザイナーとしてステップアップするために必要なディレクション業務についても丁寧に教えてもらい、着実にスキルを磨けました。

ー今まで担当してきた業務やプロジェクトと、印象に残っているものについて教えてください。

最初はアイキャッチやバナー、LPの制作などを担当し、徐々にモーショングラフィックスやロゴ制作など、少しずつサービスデザインの分野にも携わるようになってきました。

とくに印象に残っているプロジェクトは、ある経済メディアのLP作成。一緒に案件を担当した上司がサポート・指示してくれながらも、制作の大部分を任せてくれたんです。

仕事を進めるうえで念頭に置いていたのは「私はほかのデザイナーより経験が浅いのだから、少し頑張ったぐらいではまだまだ足りない」ということ。せっかく仕事を任せてもらえる環境があるのだから、期待値を超えていきたいと考え、もっと良くできるポイントはないかと目の前の業務に取り組み続けてきました。

その結果、LP公開後お客さまから「大きな成果につながっている」と高く評価してもらえて。追加受注もいただけて、GIG社内でも表彰してもらえたとき、はじめて私もデザイナーとしてお客さまやGIGに貢献できたのかなと思えて、とても嬉しかったです。

自分が作ったもので、誰かに喜んでもらいたい

ーデザイナーとしてGIGで働く魅力は何だと思いますか。

ロールモデルにしたいと思えるメンバーがたくさんいること、その人たちと一緒に仕事できることがGIGの魅力だと感じています。

GIGには「この人の、この一面取り入れたいな」と思えるような人ばかりなんです。かっこいいデザインを作る人、素敵なコミュニケーションをとる人、ディレクションが丁寧な人。未経験でデザイナーになった私にとって、いろんな人の経験や知見を取り入れて、間近で学ぶことができる環境は本当にありがたくて。

自分ひとりで進めるのでなく、サポートやフィードバックをもらいながら、デザイナーとして一歩ずつ確実に進歩していける。そういった環境がGIGの一番の魅力だと思います。

ー最後に、岡村さんが考えているこれからの展望を教えてください。

これまで取り組んできたグラフィックデザインのスキルをさらに磨きながら、今後はWebデザインにも携わっていきたいです。デザイナーの仕事が本当に好きだから、いろんなことに溢れるぐらいに挑戦していきたいですね。

CAになることに挫折したときは、どうしたらいいか分からず、毎日悩みまくっていました。でも、デザイナーという目標を見つけてからは、それに向かって行動するのが楽しくて、いま実際にデザイナーとして働けていることが本当に幸せです。苦しかったとき、そのまま諦めなくてよかったと思います。

せっかくデザイナーになれたのだから、これからも自分が作ったもので誰かに喜んでもらえるように、もっともっとデザイナーとして技術を磨いていきたいです。磨いていきます!

(この記事はGIG BLOGからの転載です)

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