GIG's MEMBER
GIGの社員のプロフィール、入社のきっかけ、仕事内容などをご紹介します。
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───GIGを先頭でひっぱる事業部長たちは、ふだんどんなことを考え、どんな想いで仕事しているのだろう?
GIGメンバーの中でも「事業部長」にフォーカスし、メンバーや仕事への想いを聞いていくインタビュー連載。
第2回は、クリエイティブ事業部 部長の小林 新さん。「プロフェッショナル集団としての意識が強い部署です」と語る、小林さんのマネジメントと事業部の未来を伺いました。
小林 新(こばやし あらた):デザイン事業部長・アートディレクター。武蔵野美術大学を卒業後、Web制作会社数社でUNIQLO、慶應義塾大学などのサイトデザインを担当。2017年よりGIGにジョインし、UI/UXデザインのアートディレクションを行いながら、チームのマネジメントを務める。
―まずはクリエイティブ事業部の「事業内容」と「メンバー」について教えてください。
クリエイティブ事業部は、受託開発を取り扱う「DX Consulting」の実働部隊としての役割を担うチームです。前回の記事で取り上げられていたプロデュース事業部が上層の設計を手掛け、それをもって僕たちクリエイティブ事業部が形を作り上げていく、というイメージですね。
GIGでのモノづくりは「一気通貫」が特徴。クリエイティブ事業部ではデザイン以降の仕事をすべて完結できるよう、デザイナーやフロントエンドエンジニア、バックエンドエンジニア、インフラエンジニア、運用保守エンジニアまで、あわせて13人のメンバーが在籍しています。
―実働部隊ということは、クライアントとの接点はあまりないのでしょうか?
他社ではクライアントとのやり取りはすべてディレクターや営業が行う、というところも多いですよね。ですが、GIGではクリエイティブ事業部も直接クライアントの声を伺うことが多くあります。とくにクライアントの要望をダイレクトに反映しなくてはならないデザイナーは、毎回定例に同席することもあります。クライアントの課題を直に聞いて、さらに業界や市場の状況、会社について理解することで、課題解決に向けて最良の提案をしたいと考えているからです。
僕たちは”ユーザーの使いやすさ”を作り出す立場。プロデュース事業部がクライアント目線で考える立場ならば、僕たちクリエイティブ事業部はよりユーザー目線に立って意見ができるような存在でありたいですね。
クライアントは、何かしらの「課題感」を持ってGIGに制作を依頼してくださっています。「KPIを高めたい」「認知のためブランディングをしたい」「採用応募を増やしたい」など、その課題はさまざまです。クリエイティブ事業部には、そんなひとつひとつの課題に柔軟に対応できるメンバーがそろっています。クライアントの期待を上回るような仕事ができるよう、メンバー一同努力しています。
―小林さん個人がクライアントと接するとき、意識されていることはありますか?
あくまで僕たちは請負側ではありますが、クライアントから頼まれたことをただ淡々とこなすのではなく、「一緒のチームを作ること」を大事にしています。僕自身は事業部長という立場から、プロジェクトの遂行はチームメンバーに任せることも多くなってきました。僕がクライアントと直接関わる時間は短いですが、クライアントから「この人たちとなら一緒にゴールまで走れる」と思ってもらえるように努力をしています。
また、クライアントのことを深く理解することも大切だと思っています。事業部のメンバーから相談があったときは、クライアントとメンバー、双方のよき理解者でありたいという意識を常に持って行動しています。
―事業部長としてうれしかったことはありましたか?
僕自身はGIG黎明期から在籍していて、社内でも一人目、二人目のデザイナーでした。当時はすべて自分でやるしかなかったですし、時には深夜まで残業したりも……。それはそれで楽しかったのですが、会社が大きくなるにつれて動けるメンバーも増えて、そのメンバーが育ってきたことが一番の喜びです。
一人前にプロジェクトを動かすことができるメンバーが増えてきたとき、ふと「僕がやらないほうがいい」と思えたんですよね。イチからすべてレールを敷いてあげるのでは、”僕レベル”の制作しかできません。今のメンバーはある程度お任せしていても、それぞれがすばらしいアウトプットをしてくれます。ならば、僕は制作物よりもメンバーを見て、チームとしての爆発力を信じようと思っています。
―対して、苦労したことはありましたか?
すべてが苦労といっても過言ではないですね……。僕自身、前職はイチデザイナー。目の前に割り振られたタスクに対して手を動かすことだけを考えていればよかったんです。GIGに入社し、初めてチームを持つようになると本当に苦労することだらけでした。会社の数字に責任を求められたり、モノではなく「人」を見ることを求められたりと、初めての経験が多かったです。
現在の組織図としては、デザインユニットや開発ユニット毎のマネージャーがいて、それを僕が見ているというイメージです。ユニットのリーダーシップはマネージャーにお願いしつつ、そこのアドバイザーとして僕が存在する、という形は今後も続けていきたいと思っています。
―GIGは比較的若いメンバーが集まっていますが、マネジメントの工夫があれば教えてください。
僕が若手社員と呼ばれていた時期は、無茶をして夜まで頑張る、という詰め込み型のスキルアップを図っていました。時間が解決してくれることはもちろんあると思いますが、今僕が見ているGIGメンバーに対しては「健康を重視してほしい」ということを伝えています。
デザイナーもエンジニアも、突き詰めれば青天井に仕事ができてしまう職種。イイモノが作れたとしても、代償に体調を崩してしまっては元も子もありませんよね。たくさん残業をしてやればいいという認識を持ってほしくはないんです。
限られた時間の中でベストを尽くすためには、スキルアップを測ってひとつひとつの時間を短縮していくことも大事。時間が解決するのではなく、頭脳で解決していくことで、努力の方向をどこに向けたらいいのかを導いてあげたいと考えています。
―約4年前のインタビューで「『育成』ではなく、『方向を提案してあげる』」という感覚がしっくりくる」と話されていましたが、今もその方針は変わりませんか?
はい、今も変わりません。ただ、メンバーに対しての目線は少し変わったかもしれません。4年前のインタビュー時点では、「若手と教えあいながらやってみたい」というイメージ。今はもっと「成長する人はこちらから何もしなくても成長する」という意識を持っています。
人ってより自分が興味がある方に成長していくと思うんです。だからそれぞれの興味を聞いて、適切な仕事をお願いする。そして結果的にクライアントを含めたチームが行きたい方向に向かい、クライアントの成功につながる形が理想です。
もしメンバーがGIGを卒業することになっても、一人でやっていけるようなキャリアをGIGで詰んでもらえたらと思います。もちろん、せっかくGIGという場所で同じ時間を過ごしているメンバーたちに、卒業はしてほしくないですけどね(笑)
―では最後に「今後クライアントに提供していきたい価値」と、そのなかでクリエイティブ事業部が担う役割について教えてください。
クリエイティブ事業部の役割は、「DX Consulting」のパーパス「最高の体験をつくり、企業・サービスの価値を最大化する」を実現することですね。最終的にはよい体験を作っていくゴールを意識しながら、その体験を作るには自分たちがなにをすべきか、常に自問自答するような組織作りをしていきます。
クリエイティブ事業部はプロフェッショナル集団です。それぞれのプロフェッショナルがベストを尽くし出来上がったものこそが、クライアントにとっての成功につながるよう、常に考えていきたいです。
―ありがとうございました!!
現在GIGでは、デザイナーやエンジニア、ディレクターなどのメンバー募集を積極的におこなっています。新卒も積極採用中です!
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(この記事はGIG BLOGからの転載です)