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【MASHUP #2 】スタートアップの採用担当がぶっちゃける!採用ブランディング

新型コロナウイルスの感染拡大により、リモートワークやオンライン面接の導入など、採用活動のオンライン化は急速に進んでいます。

そんな背景から注目されているのが、採用広報。しかし、そのノウハウは明らかになっていない部分も多く取り組み方について、悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

今回のウェビナーでは、Marketing-robotics株式会社カルチャー部(人事部) のチーフである荒川さんをお招きし、昨今の採用広報についてモデレート形式で話し合いました。

荒川 恵理加(あらかわ えりか):Marketing-Robotics株式会社 カルチャー部(人事)チーフ。日本大学在学中に、Jリーグチームのスタジアムアナウンサー(DJ)に就任し、司会業に携わる。医療機関の受付コンシェルジュを経て、すかいらーくグループの人事にキャリアチェンジ。2020年にMarketing-Robotics株式会社へ参画し、新卒中途の採用を担当。採用広報戦略の立案から実行を行い、SNSのフォロワー数は半年間で6,000名を超える。座右の銘は「遊戯三昧(ゆげざんまい)」。


尾崎 莉緒(おざき りお):株式会社GIG経営推進(人事広報)部リーダー。2017年9月、創業期のGIGにアカウントプランナーとして入社。Workshipのセールスチームの立ち上げに従事。その後、キャリアアドバイザーとしてフリーランスとの面談を担当。2019年12月から人事/広報にキャリアチェンジ。2020年12月にWantedlyトレンドランキング1位やWantedly Best Teams 2020 総合賞 BEST100を受賞。また、GPTWジャパンが主催する働きがいのある会社ランキングでベストカンパニーを2年連続で受賞するなどの採用広報に貢献。現在は人事・採用広報戦略の立案から実行まで一気通貫で行っている。

採用広報について

Q:広報採用において、こだわっているポイントはありますか?

荒川:
弊社はミッションとビジョンを大切にしているので、その思いが志望者に伝わりやすくなるにはどうすればいいかを考え、広報しています。弊社の想いをストーリーで伝えられるよう、とくにキャッチコピーには力を入れていますね。

尾崎:
GIGでは一緒に組織やカルチャーをつくってくれる方を募集しているため、自社の取り組みが伝わるよう採用制度やカルチャーの発信を積極的にブログで発信していますね。また定期的にウェビナーを開催することで、同業種の方やキャリアチェンジを考えている方に弊社の取り組みを知ってもらう機会づくりをしています。

Q:採用広報で、とくにうまくいった取り組みなどはありますか?

荒川:
プラットフォーム「note」を利用して、弊社の想いや、社員紹介を記事にしたことですね。記事を読んで弊社に興味を持ったり、実際に説明会に参加してくれたりする方もいて、効果を実感しています。」

尾崎:
弊社は、Wantedlyに注力しています。毎週コツコツ求人を出しつつ、過去のものをリライトしています。地道ではありますが、確実に成果を感じていますね。全3万社ある企業の中でランキング9位になり、月700名近い方から応募をいただけるようになりました。

採用状況の変化

ウェビナーでは、コロナ禍における採用の課題についてもお聞きしました。

「コロナウイルスにより、採用状況や志望者の動向は変わっていると感じるか」の質問には、荒川さんも尾崎さんも「はい」と回答。コロナの影響で自分の人生や働き方を見直した方が増え、第二新卒や中途採用などの応募も増えたといいます。

Q:コロナ禍における今後の採用課題はありますか?

尾崎:
採用候補者の方をどうやってカルチャーマッチさせていくのかが今後の課題だと感じます。新型コロナの影響で、すべてオンライン選考になったため、一度も来社しないまま選考が進む方もいて。社内の雰囲気がわからないので、候補者の方は不安を感じやすいのでは?と思っています。

荒川:
弊社もカルチャーマッチする人材を求めるあまり、選考ステップが長くなってしまう課題があります。オンラインだからこそ志望者とのすり合わせにも時間をかけたいのですが、候補者の方からはもう少し選考を短くしてほしいとの声もあり…。オンライン選考の内容と期間のバランスを考える必要があると感じます。

採用ブランディングについて

Q:お二人が考える「採用広報のトレンド」はありますか?

荒川:
最近話題になった『Clubhouse(クラブハウス)』は、採用のツールとしても使えるのではないかと感じます。弊社を知らない方や入社意欲があまりない方にも、雑談形式で会社の魅力を伝えられるのが良いですね。もっと話を聞きたいと思ってもらえた方は会社説明会に誘導する流れで、今後も活用したいと考えています。

尾崎:
私も同感です。以前から音声配信サービスはありましたが、相互でコミュニケーションをとれるのが「Clubhouse(クラブハウス)」の強みだなと感じます。ブランディングが上手な方は朝礼や夕礼の様子を配信していて、ぜひ弊社でも挑戦していきたいです。

Q:採用コストはどのくらいかけていますか?

荒川:
ほとんどかけていません。Wantedlyのストーリーに会社の思いを書いたり、内定者のインタビュー記事を作成したり、それらを社員にSNSで拡散してもらったりしています。コストをかけなくても、意外とやれることはたくさんありますね。

尾崎:
弊社もあまりコストはかけていません。最近は、SNS経由やリファラルでの採用が増えています。今後はもっとリファラル採用にも力を入れたいですね。カルチャーフィットの部分でも、リファラル採用は弊社と相性がよいと感じています。

カルチャーマッチなど採用広報の重要性をあらためて感じた今回のウェビナー。最後に、ご参加いただいた方からの質問に回答するQ&Aのお時間も設け、採用広報についてざっくばらんにお話いただきました。

GIGは毎月、DXやリブランディング、サービスデザインなどに関するウェビナーを開催しています。イベントの詳しい情報は、GIGのconnpassページで発信中。気になる回があれば、お気軽にご参加ください! GIG社員一同お待ちしております。

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