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【GIGが一緒に働きたい仲間 #01】GIGのデザイナーの仕事って、どんな雰囲気? 現役デザイナーに聞いてみた!

GIGでは、デザイナーやエンジニアなど、各職種の採用を積極的に行っています。そんななか、「GIGってどんな雰囲気?」「プロジェクトはどうやって進めていくの?」といった質問をいただくことが多くありました。

そこで、寄せられた質問に各職種で活躍する社員が直接答える企画を始めます。今回は第一弾としてデザイナー部門にフォーカス。アートディレクター/デザイン事業部事業部長の小林新さんと、同じチームで働くアートディレクターの石井恭子さんに、現在の業務やプロジェクトの進め方、GIGのデザイナーとして目指していくところを根掘り葉掘り聞いてみました。

小林 新(こばやし あらた):デザイン事業部長・アートディレクター。武蔵野美術大学を卒業後、Web制作会社数社でUNIQLO、慶應義塾大学などのサイトデザインを担当。2017年よりGIGにジョインし、UI/UXデザインのアートディレクションを行いながら、チームのマネジメントを務める。


石井 恭子(いしい きょうこ):アートディレクター。玉川大学文学部に在籍するかたわら、桑沢デザイン専門学校 基礎造形専攻でデザインを学ぶ。制作会社でグラフィックデザインとWebデザインを経験したのち、2019年GIGにジョイン。現在はデザイン事業部にて、クライアントワークを行う。

【WORK】GIGデザイナーの仕事

―現在、GIGのデザイナーが行っている業務を教えてください

小林:
大きく分けて、2つのフェーズがあります。まず1つが「アートディレクションフェーズ」。お客様との打ち合わせから、どんな方向性のデザインにすべきかを考え、ブランドデザインを組み立てるフェーズです。ひととおりブランドデザインを組み、方向性が出来上がったら「デザインフェーズ」に。これはアートディレクターが中心となって組み立てたデザインを実際に形にしていくフェーズですね。

Webデザインやロゴデザインだけでなく、撮影のディレクションやカメラマン・イラストレーターの手配などもデザイナーの仕事です。

石井:
デザイナーと聞くと、一人でもくもくと作業を進める職人気質なイメージがあるかもしれませんが、GIGでは打ち合わせにデザイナーが出席し、お客様と直接話すことも多いです。お客様の熱量を直に受けることで、「この想いがあるならデザインはここを工夫しよう」とイメージもつきやすく、円滑な進行につながっていると思います。

―ひとつひとつのプロジェクトはどのように進行されるのでしょうか?

小林:
お客様からのご依頼をいただいたら、その内容を確認し、メンバーをアサインします。だいたいのプロジェクトは、アートディレクターとデザイナーの二人一組で担当してもらっています。アサインされたら、プロジェクトチーム全員がそろってキックオフ、情報を共有します。GIGは内部での情報共有をしっかり行うことを心がけていて、プロジェクトメンバーが「この話は知らなかった!」ということがないようにしています。

石井:
その後はお客様との打ち合わせに出席し、先ほど述べたようにデザインの方向性を決める「アートディレクションフェーズ」に入っていきます。お客様がどのようなデザインを求めているのか、そのサイトを見る人はどのようなデザインを求めているのかなどを総合的に考え、方向性を決定していきます。どういったペルソナを想定しているのかを細かく伺い、もしお客様の中でペルソナ像が出来上がっていないなら一緒に考えていく。頼まれたままを作るのではなく、お客様と二人三脚でデザインを作り上げていきたいと考えています!

【TEAM】GIGデザイナーの働く環境

―使用しているツールを教えてください

小林:
デザインツールは主に『Figma』を使用しています。Figmaはブラウザ上で動き、複数人で同時にリアルタイム作業ができることが大きなメリットです。

石井:
GIGでは、アートディレクターとデザイナーが1つのプロジェクトを担うケースが多いので、デザイン作業が同時進行でできるFigmaを使うことで大きな時間削減になります。また、大きなプロジェクトでアートディレクター1人、デザイナー複数人といったアサインがあった時も、アートディレクターが複数のデザイン環境を見られるので、クオリティ担保につながります。

小林:
Figmaは今後確実に、Webデザインをやっていくうえで中心となっていくツールです。いまから慣れておいて損はないですし、GIGのデザイナーもGIGに入社してから初めてFigmaを触ったという人が多くいます。新しいツールを知ることを面倒に思わず、どんどんチャレンジしていきたいですよね。

―会社やチームの雰囲気はどうですか?

石井:
チームは穏やかな人が多く、いい意味でガツガツしていないですね。チーム内はいいデザインを作っている人がいっぱいいて、その人に見てもらいたい、アドバイスをもらいたいという意図から、「これ見てくれない?」「相談に乗ってほしい」が言い出しやすい環境なのだと思います。

小林:
相手の状況を想像してコミュニケーションを取れる人はとても多いと思います。チームメンバーを思いやり、優しくて、でもみんなちょっと「これでいいのかな」と不安を抱えている。だからこそ頼りあって、どうやったらもっといいデザインを作れるのかを一緒に考えていける環境があります。

―新しいメンバーを迎えたときは、どのように対応していますか?

小林:
入社してきてすぐに「じゃあこれおねがいね」と一人にすることはありません。まずは会社やチーム、仕事に慣れてほしいので、先輩デザイナーについて仕事を見てもらったり、先輩に見守られながら実際に手を動かしてみたりと、いつでも相談できるような環境を整えています。新卒やビギナーなど、デザインスキルに不安がある場合は、半年ほど課題をこなしてもらい、先輩からのアドバイスも受けながら成長してもらいます。

石井:
私が入社したときも相談しやすい環境があり、すぐに会社に打ち解けることができました。即戦力を期待されて入社したとしても、入社したばかりはやはり戸惑いも多いものですよね。そういったギャップを一つずつ解消してくれるGIGの環境は、居心地がいいなと思いました。

【FUTURE】GIGのデザインが目指す未来

―GIGらしいデザインを実現するため、心掛けていることや目指しているものはありますか?

小林:
クライアントの要望に応えるデザインは作れるようになるフェーズは、もうクリアしたかなと思っています。今後はその先。クライアントが要望したデザインにもう一工夫して、事業拡大やブランディングに寄与できるものを作りたいです。「見た人の記憶に残るデザイン」を作っていけたらいいなと思います。

石井:
私も「記憶に残るデザイン」は目指していきたいですね。あとは新型コロナウイルスの影響で、一時期相談するためのハードルが上がってしまったと感じています。そんななか、オンラインでも相談しやすい環境をメンバー一人ひとりが考え、案件の状況や悩みを共有し合うデザインチームの勉強会を開催するようになったんです。時代に合わせたチームを作っていく重要性を改めて実感しました。

小林:
現在のデザインチームはいいメンバーがそろっています。個々の力も素晴らしいけれど、それをまとめて「強いデザインチーム」を作るのが僕の役割だと思います。シンプルに強いデザインチームとはなんだろうと考え、作り上げていきたいですね。

【WANTED】こんな人とGIGで一緒に働きたい

―小林さん、石井さんはどんな人と一緒に働きたいと考えていますか?

小林:
まずはデザインが好きな人。デザイナーという響きで、漠然と「面白そう」「かっこいい」という印象を持つ人は多いと思うのですが、そこからもう一歩踏み込んで「自分は本当にデザインを作り上げることが好きなのか」を理解してほしいですね。考えたうえでやっぱり好きだなと思ったら、自分がどういうデザインが好きなのか……たとえばスマホのデザインが好きとか、公共デザインが好きとか、自己理解ができるデザイナーは強いです。

石井:
私もデザインが好きな人とは一緒に働いてみたいですね。GIGのデザイナーたちはデザインが好きな人が多く、探求心も旺盛です。そんななかで自分はここまでと線引きせずに、一緒にどんどん成長できる人と仕事がしたいです!

―GIGのデザイナーになりたい! という人は、どんな勉強をしておくといいのでしょうか?

石井:
私がいつも意識していることですが、「目をよくすること」でしょうか。自分が作ったものが、世の中にリリースされてもちゃんと見られるクオリティかどうかや、世の中にあふれるデザインと比較して「もっとこうしたい」と見て学べるか。この世には優れたデザインがたくさんあるので、それらをたくさん見て、目をよくすることが重要かなと思います。

小林:
新卒・ビギナーで入社を検討していただいている人は、まずは手を動かしてみることですね。先ほども述べたように、GIGではFigmaを使用していますので、Figmaの操作に慣れている人は重宝します。これはいいデザインだなと思ったら、それを真似て、Figmaでトレースしてみるだけでも力がつきますよ。採用時にポートフォリオをお持ちいただくことがあるのですが、学生さんは商業デザインはしたことがないことがほとんどのはず。そんなときに、自分でペルソナを設定し、仮想のテーマでデザインしてみたサイトなどをお持ちいただくと「おお、考えているんだな」と思いますね。

―どんな人がGIGで活躍できそうですか?

石井:
自分に足りないものを見出して、ぐんぐん成長できる人。先ほど小林さんも言っていましたが、自己理解は本当に大切で、自分がいまどのレベルにいて、次のレベルに到達するためには何が必要かをしっかり認識することが大切だと思います。あと、GIGではチームでプロジェクトを進めていくので、自分からコミュニケーションを取れる人はみんなから「また一緒に働きたい」と思ってもらえるはずです。

小林:
そうですね、GIGではクライアントと直接話すことも多いですし、社内で協力することも多いです。コミュニケーションが苦手でもかまいません。苦手なら苦手なりに、たくさんの人と話をして、くらいつく努力をしてみてほしいです。コミュニケーションは本人の頑張りだけでなく、対話する人との協力で成り立つものですから、くらいついていけば相手も心を開いてどんどん助けてくれます。あとは自分の身体を壊さない人。デザイナーってこだわればどこまでもこだわれてしまうので、時間をかけてしまいがちなのですが、それで身体を壊してしまったら元も子もありません。長く働くうえでは、自分の健康を考えながら、楽しく仕事をしてもらえるといいかなと思います!

―ありがとうございました!!

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