GIG's MEMBER
GIGの社員のプロフィール、入社のきっかけ、仕事内容などをご紹介します。
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GIG社員インタビュー第47回目は、ディレクターの山口春香さんにお話を伺いました。
山口 春香(やまぐち はるか):株式会社GIG DC事業本部 ディレクションUnit2所属。筑波大学を卒業後、新卒で入社した会社で会計系システムの要件定義やテストを経験。その後、2020年2月にGIGにジョイン。中〜大規模のWebサービス開発のディレクションや要件定義などを担当している。
―前職ではどんなことをしていましたか?
自治体向けに製品販売やサービス運営をしている会社に新卒で入社し、システム開発に携わっていました。職種としてはSEやディレクターが近いかもしれません。既存の製品・サービスをグロースしていく仕事……というイメージです。
もともと地域活性化に興味があり、地域振興や観光に力を入れている会社に関わりたいと考え入社したのですが、総合職入社だったので職種を選べるわけではありません。文系大学を卒業した私が、まさか情報系の職種につくとは考えていませんでした。
それでもやってみると楽しくて、もっと本格的にITや情報系、データ系の分野に進みたいと考え、転職を決意。前職では取引先が自治体だけだったので、「もっと幅広い業界の人とやり取りをして経験を積みたい」「お客さんの課題解決に直接かかわりたい」と思い、GIGに入社しました。
―情報系、データ系を扱うほかの職種へのジョブチェンジは考えなかったのでしょうか?
じつは最初はマーケターなどの職種へのジョブチェンジも視野に入れていました。ですが転職活動を続けるうちに、「ディレクターならもっと大きな仕事ができるな」と気づいて。より大きいことをやろうと思った時に、全体の包括ができたり、方向性を決められたりするディレクターに改めて魅力を感じました。
一人での生産には限界がありますが、エンジニアやデザイナーと力を合わせて生産すれば、大きなプロジェクトも乗り越えられます。エンジニアやデザイナーをまとめ、さらに大きな力に変えられるような人になりたいと考え、ディレクターでの転職を決意しました。
―現在はどんな業務を担当されていますか?
主にバックエンドエンジニアが大きくジョインする機能開発に携わっています。ちょっとピンと来ないかもしれませんが、お客様のWEBサイトや広報サイトではなく、プロフィール登録や細かな情報入力ツールを必要とする、よりシステマチックなサービスを作っていくイメージです。
案件がスムーズに進むようディレクションするのはもちろん、「名前は何文字入力可能」「ここはカナ入力のみ」のような、要件定義・仕様決めと呼ばれる作業を主に担当しています。要件定義・仕様決めは難しいパズルをずっと解き続けているような作業で、例えば機能Aに手を加えたら機能Bの動きが担保できなくなる、Bを変更したらCとDを変更しなきゃ……といった感じです。そのこまごまとした作業も、個人的には楽しんでやれています。
―業務を遂行するうえで、気をつけていることはありますか?
ディレクターという役割上、エンジニアやデザイナーなど、さまざまな職種のメンバーと仕事をします。「これをやってください」と仕事を割り振って進めることは簡単ですが、それだけではなく、割り振る先でどんなことが行われているかまで理解して仕事をしたいと考えています。
エンジニアと話していると、専門用語が多用されていることに気づかされます(笑)。はじめはまったく会話ができず、焦りを覚えました。これではまずいと思い、専門用語を一つひとつ調べ、理解していくうちに仕事もスムーズに進行できるようになりましたね。
また、わからないことは積極的にその職種の人に質問するようにしています。GIGに入社して本当によかったと思うのは、誰にでも聞けば教えてくれること。ディレクターはコードを書ける必要はありませんし、知らなくても業務はできますが、「ディレクターだから知らなくてよくない?」と壁を作らず、なんでも教えてくれます。その環境を活かさない手はないですよね。
―今後、どのような課題に向き合っていきたいですか?
開発に関して、専門用語やコードの組み方などの知識をより一層身に着け、エンジニアのやっていることに対する理解を深めていきたいです。専門書などで身につくこともありますが、やはり実際に手を動かしてみないとわからない! と考え、『Progate』という学習ツールを使って勉強をしています。
また、調査や分析といった上流工程のスキルも身に着けて、自分の提案武器をもっと増やしたいと思っています。現在担当する案件は、クライアントがある程度「こうしたい」を固めてから依頼していただいているものが多いのですが、上流工程のスキルを身に着ければ、もっと上段レイヤーの段階から提案できますよね。クライアントに一番近いディレクターという立場だからこそ、クライアントの課題を一緒に解決していきたいです。
こうして自分が学んだことを、自分だけで完結するのではなく、GIGのメンバーや後輩などにどんどん教えられるようになれたら、組織全体のレベル向上も図っていけると思います。
―将来、どのように成長していきたいですか?
今後生きているなかで、今は考えられないような大きな課題にぶつかることもあると思います。ぶつかるのは私ではなく、身近な誰かかもしれないし、大きな社会かもしれない。そんな課題を解決するためのサービスを作れるようになりたいです。その中で、いつか社会人生活スタート時の原点である地域活性化などにも取り組めたらいいなと思っています。私一人が頑張っても達成できないことでも、みんなとならできる。私を含めたみんなで成長していきたいです!
―ありがとうございました!!
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