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こんにちは!広報の尾崎です。
GIGでは毎月様々なテーマで勉強会を開催しています。
コロナウイルス感染拡大抑止のため、2020年4月からはZoomを使用してのオンライン開催となりましたが、変わらず多くのメンバーがノウハウや知識を共有し合ってきました。
この記事では、プロデュース事業部のマネージャー・三浦さんが登壇した、第41回目の社内勉強会「全職種必見!情報設計ワークショップ」の様子をご紹介します。
三浦 彩(みうら あや):新卒でWebコンサルティング会社に入社し、ユーザービリティ改善・サイト制作・広告運用などを幅広く従事した後、2017年11月に株式会社GIGにジョイン。クライアントワークでプロジェクトマネジメントやUX設計を中心に担当。
当日使用したスライドはこちら▼
情報設計とは、情報をわかりやすく伝え、受け取る人が必要な情報を見つけやすいよう整理するための方法です。
Web制作においてはワイヤーフレーム作成などに使うことが多いですが、他にもプレゼンの話し方やメールの送り方など、活かせる場所は様々。そのため今回の勉強会には、ディレクターに限らずエンジニアやデザイナー、編集や広報など幅広い職種のメンバーが参加しました。
情報設計の手法
まず、情報設計の流れは以下になります。
- 情報の組織化
- 情報の構造化
三浦:「情報を分類するだけでは価値がなく、それぞれの情報にどう役割を持たせていくのかということを構造化することで初めて情報に価値が出てきます。」
続いて、情報の分類の手法もいくつか教えてくれました。
三浦:「ジャンルで分類するLATCH法や、ブレストでアイディアを出し合い分類していくカードソーティングなど、手法は様々です。」
ブレストの際に付箋にアイディアを書き出し、それらをグルーピングしていくカードソーティングなど、普段の業務で行なっている手法も!情報設計が身近に感じられました。
料理本の目次を作ろう
概要を学んだ後はワークショップ!実際に情報設計に挑戦していきます。
今回、参加メンバーが取り組んだお題は「料理本の目次を作ろう」。ペルソナを設定し、サッと簡単に作れるレシピや、ホームパーティー用のレシピなど、テーマによってレシピを分類した分かりやすい目次を作成します。
以下のことに気をつけながら、まずは分類の方針となる「分類パターン」の設定から取り掛かります。
- 分類には名前(見出し)をつけること
- 根拠となる分類法を示すこと
- どのような軸での編集かわかるように書籍のタイトルをつけること
今回はデザインツールであるFigmaを使いながらワークを行いました。
普段からFigmaを使用しているデザイナーやディレクターメンバーが、使い慣れていないメンバーに使い方を教えている姿も。こういった教え合う文化は創業当時から変わらないもので、とっても気に入っています!
それではここから、GIGメンバーが作成した料理本の目次を紹介していきます!
■石井(デザイナー)
三浦:「シーンが具体的で、イメージしやすくて良いですね。何をもって簡単なのか?を調理時間などで明確にするとより具体的になって良いですよ。」
「美味しい」など人によって感じ方が違うものを基準にしまうと分類が曖昧になるので、数値や色など、誰がみてもわかる分類パターンを設定すると良いそうです。
■山口(ディレクター)
三浦:「分類パターンがかなり多くて良いですね!30代子育て中の女性というペルソナにもマッチした書籍タイトルになっていますね。」
メンバーのワークに対し、一つひとつ丁寧にコメントしていく三浦さん。フィードバックにより、更に情報設計への理解が深まっていきます。
■深田(ディレクター)
三浦:「タイトルにユーモアがあってすごく良いですね(笑)。「異国」や「季節」などパッと見たときにわかりやすいキーワードを入れているので、ユーザーもレシピがイメージしやすいと思います。」
参加者の半分以上が情報設計に初めて挑戦するメンバーでしたが、三浦さんのわかりやすい説明と、和気藹々と進んだワークショップのおかげで、学びつつ楽しいイベントとなりました。
GIGにはノウハウや知識を共有し合う文化があります。組織が大きくなっても、こうした文化を大切にしていきたいですね。
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