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Management Interview | Business Produce Division Manager 京野 邦貴

株式会社GENEROSITY
Business Produce Division
Manager
京野 邦貴

1988年生まれ。WEBマーケティング支援に特化したSaaS企業に新卒入社し、営業部・コンサルティング部・事業開発部と幅広い営業職の領域に従事。その後、2016年にGENEROSITYへ入社。アカウントプランナーとして、世界的なハイブランド案件を中心にデジタル/リアルイベントを問わず様々なプロモーション企画立案・制作・運営までを担当。同時にリーダーとして営業チームを牽引する。2024年にマネージャーに就任し、プランナーからキャスティングまで営業組織全般を管轄している。



大学卒業後はロンドンへ留学、新卒時代に培った様々なビジネススキルや営業力


__創業当初から長年に渡り、リーダーとして営業チームを率いてきた京野さんのGENEROSITY以前のキャリアを教えてください。

前職は新卒入社したWEBマーケティング会社で約5年間務め、入社後の2年間は営業に従事し、その後はコンサルティング部門から事業開発部門へ異動するなど様々な経験を積みました。当時の主なクライアントは、金融や不動産、ECサイト等を運営している会社であり、営業を経験した後のコンサルティング部門では、アクセス解析からWEBサイトの改善施策やコンテンツの最適化を提案していました。そして、事業開発部門ではざっくり言うと売れるサービスの研究開発を中心に、AI最適化や機械学習、WEBサイトの高速化、その他新しい機能開発を駆使して、多岐にわたる研究開発を進めていましたね。余談ですが、前職は大学卒業後すぐに新卒入社したわけではなく、まずはロンドンへの留学を選び、卒業後の1年間は留学と並行して親の仕事の手伝いで何度かフランスへも行き来する生活を経て、帰国後に就活を始めた経緯があります。当時の就活の軸としては、「世の中に新しいビジネスの仕組みを生み出す会社」であることを見ていて、中でもIT・デジタル関連事業を展開しており、資本金から会社の経営基盤が安定している会社を選んでいました。そこから、前職に就職を決めた後は8ヶ月程のインターンを経て正式入社しました。

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__新卒で営業として働きはじめた際に大変だったエピソードなど、困難に対してどのように乗り越えてきましたか?

入社当初の困難は新規営業におけるテレアポで、同期は入社から1~2ヶ月で受注を決めてくるのに、自分は初受注を得るまで遅れて3~4ヶ月くらい掛かりましたね。その時に別のチームの先輩から「営業は顧客と対等な立場で接しないと売れない」と助言をいただき、まずは対等な関係性を築けるように身なりや言い回しを整え、知識を身につけて、”ひとりの人間”として向き合うようにしていきました。子供の頃から、”知識を身につける為には、新しいことを自分から学びに行きたい”というスタンスを持っていたので、とにかく「目標を達成する為には手段を選ばず、使える知識は吸収していこう」と勉強と実践を重ねた結果、そこから一気に受注が決まることが増えました。そのような営業活動での経験を活かしつつ、コンサルティングの知識も身につけていったので、他の部門に異動しても自分ひとりで提案から納品まで完結でき、アップセルも取れていたので、”通常の営業担当よりも営業成績が良い”というようなマルチプレイヤーに最終的にはなっていました(笑)。

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__当時から、京野さんが営業として心がけていたことがあれば教えてください。

当初から、顧客と対等な関係を築く以前に、”軽視されたくない”という気持ちがありました。なので、営業活動のコツを掴み始めると「もう5年ぐらい働いてる人でしょ」とベテランに見られることが多くなったのは嬉しかったです。一般的な営業は最初に新卒感を前面に出すような売り方をすると思うのですが、自分はその真逆の戦略で挑み、日々積み重ねる知識や経験を武器に営業していった結果、顧客数はどんどん増えていきましたね。今でもそのスタンスは大事にしていて、常に素人には見られないように自分の得てきた知識はもちろん、例えばブランドに関する話題など、クライアントに関連する知識を広く浅く勉強して活かせるように日々心がけています。



発展途上の会社で、変化を楽しみながら、思考と行動のレベルを上げていく


__どのようなタイミングでネクストキャリアを考えたのですか?また、GENEROSITYを選んだ決め手を教えてください。

ネクストキャリアを考えたのは、前職が上場した2年後くらいのタイミングでした。事業開発部門に所属していた頃で、よくCEOやAI会社等と打ち合わせを重ねながら「こういうサービスを生み出したら面白いんじゃないか」と、アイデアを自由に出し合うようなことを行っていたのですが、正直に言うと段々とつまらなく感じてきてしまい…(笑)。そのあたりの時期から、転職を考え始めるようになりました。実際に行動に移すと、コンサル時代のクライアント先からお誘いを受けて内定を頂いたりもしたのですが、自分でも探してみようと登録していた転職サイトを久しぶりに開いた時にちょうどメッセージを送ってきたのがGENEROSITYでした。そこからカジュアルに一度話を聞きに行くことになり、その際に誘われた当時の現場見学が結構な殺伐とした雰囲気の現場で驚きましたね。ですが、これまでの自分の経験を踏まえると「全然これぐらいならやり切れるな」とポジティブに思えたんです。最初にやりごたえしかない大変そうな面を見れたからこそ、この会社で何があっても「なんとかなるだろう」とそのとき思えたのはGENEROSITYを選んだきっかけの一つかもしれません。また、自分から積極的に仕事を進めて自身のレベルアップを望める会社であると、活躍できる明確なビジョンが見えたことも決め手でした。

__入社してみての率直な印象はいかがでしたか?

良くも悪くも発展途上のベンチャー企業だな、と思ったのが正直な印象でしたね。入社当時はまだ社員数が10人弱で、渋谷に構えていたオフィスも雑居ビルの一室のように殺風景であったのが今では懐かしいです。ただ、社内の雰囲気は今以上に元気や活気があったように感じています。現在は会社が大きく成長して、良い意味で落ち着いた印象になりましたが、昔はベンチャーならではの必死感があり、全員の”個性”が強かったのにまとめる人がいなくて大変でした(笑)。

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__GENEROSITY入社当時はどのような仕事をしていたのか教えてください

入社当初は、当時のCMOと共に広告配信サービス「REALAD」を販売する営業活動を主に行っていたのですが、サービス上の仕組みから売上を伸ばすことに苦戦し、販路開拓に苦戦しました。そこで、他のサービスの知見や技術を身につけようと思い立ち、まずはカメラサービス「#SwingSnap」について勉強して機能から設置方法まで一通り覚えた後、そのサービスの現場は全て自分が行く気持ちで行動に移しました。そこから現場で重宝される人材となり、入社1年後には会社のサービスの基盤である#SnSnapシリーズの営業活動を任されるようになりましたね。当時から新製品がリリースされると、まず最初にCTOの平沼さんに仕様や技術面を聞きに行き、全て自分の言葉でクライアントに伝えられるように情報はいち早く覚えることを徹底していました。スタートが遅い人と比べて、すぐに営業に繋げられる行動が出来ることは自分の強みだと思っています。



何事にも恐れず挑戦してきた経験と積み重ねた知識は、日々の営業活動を成功へと導く


__入社8年目を迎える京野さんの現在の仕事内容を教えてください。コロナ禍前後の変化についてもお聞きしたいです。

コロナ禍以前は#SnSnapシリーズの営業活動から、大型イベントに導入してもらうなどコンテンツの提案をメインに行っていました。また、当時はキャスティングや映像制作にも携わっていました。その頃はまだ会社でプロデュース業が主流ではなかった為、コロナ禍になるとイベントがなくなり通常コンテンツが売れなくなる事態に陥りました。そこで、自ら売れるオプションがないかと考え生み出したのが、後のライブ配信事業に繋がります。オンラインシフトが加速する中で、すぐに代替案としてライブ配信を提案する営業をしていく傍ら、今の「VTQ」の前身となるバーチャルショップサービスや、LINEを利用したコンテンツ開発を進めていきました。時代のニーズに合わせたデジタルコンテンツを開発・提案し続けることが出来たので、結果として売上はコロナ禍中の方が多かったです。当時からメンバーが積極的にアイデアを発信することに関して、代表陣に相談することは必須ではなく、そのアイデアに自信を持って推し進めて売上が上がるのならば何も問題ないという、挑戦への自由度は現在も変わっていないですね。

__営業チームの中でも特段大型案件を担当している京野さんですが、これまでに特に印象に残っているエピソードはありますか

イベントプロデュース業が主流となっていく中で、とても印象に残っているのは外資系ライフスタイルブランドのポップアップイベントを手掛けることになった大型案件です。クリスマスシーズンを彩るスペシャルギフトとしてブランド限定商品を販売するイベントに対し、当初は会場スペースや予算も最小限であった中で、幸運なことに大きさに立地も条件の良い会場を使用できる機会に恵まれ、再提案の結果、その会場が使えるならとイベント規模が拡大し、予算も6・7倍と大幅に出してもらえるようになりました。そこから、イベント全体のトータルディレクションに加えて、インフルエンサーのキャスティングやクリスマスツリーのデザインから点灯式の演出、会場前のOOHプランニングなど、やることが無限にありほぼ休息がない日々を過ごしていました(笑)。ですが、そのくらい大変だった分、かつてないやりがいを感じた案件でしたね。イベント開催中の10日間も毎日現場にいて、その場で改善点を見つけては対策を練ったり、販売スタッフを手伝ってみたりと、来場してくれたお客さんの感動や喜びをダイレクトに感じられた経験は今でも鮮明に覚えています。このイベントをきっかけに、先方からも「ブランドの認知にステージをもう一段階上げられた」と好評を頂けて、さらに他のブランドやクライアントからの依頼も増えていきました。また、当時はコロナ禍後でGENEROSITYで働くメンバーが増え続けていた時期でもあったので、新しいメンバーを巻き込んで規模の大きいリアルイベントを手掛けられたことは、会社全体としても良い影響を与えることができたかなと思っています。

__GENEROSITYに入ってから身についたスキルの数々を教えてください。

GENEROSITYで身についたスキルはたくさんあります。今まで触れてこなかったリアル・デジタル体験の仕組みを学び、多種多様なデジタルコンテンツの開発工程から仕様を取得し、キャスティングの仕事についてもこの会社で覚えましたね。また、現場での立ち振る舞いをはじめ、イベントの企画立案から提案の仕方といった、業界独自の文化まで知ることもできました。幼少期から新しい物事を学ぶことが好きで、何にでも恐れずに飛び込んできた経験はいまも活かされていて、どんどん入れ込む知識は必ずどこかで別のものと繋がり、豊富な知識と経験を組み合わせてクライアントに提案していく、そんなような感覚で日々精進しています。



営業マネージャーとして、みんながHAPPYになれる環境を目指し、見据える今後


__京野さんから見た営業チームの雰囲気を教えてください。また、どんな方が向いていると思いますか?

若手メンバーが多いのでよく和気藹々のイメージを持たれますが、実際には良い意味でさっぱりしている印象です。もちろんメンバー同士の仲は良く、一緒に旅行や飲みに行ったりする人はいますが、一歩でも仕事に踏み入るとプライベートの仲の良さは持ち込まない空気感があります。お互いに困った時は助け合ったりする優しさは持つ中で、仕事の場では馴れ合い過ぎず、時には相手に対して厳しい目線を保っている、というのが個人的な印象です。また、向いている人で言うと、自分で物事を積極的に進めることができる人かと思っています。受動的ではなく能動的なメンバーが多いので、自ら考えて行動に移せないと置いてかれるかもしれません。みんな複数の案件を一気に抱えていることが多いので、すぐに頭を切り替えることが出来るのも重要です。あとは、これはGENEROSITYに合う人というよりは”仕事ができる人”の話になりますが、何か一つのことを極めている人や自信のある人だったり、特に自分が「できる」と言ったことに対して成し遂げられるようなビッグマウスの人は、個人的にはどこの会社に行っても成功するだろうなと思っています。正直に言うと、スキルよりも相手が「何を思っているか」を推し測って接することができる、コミュニケーション能力がある人は強いです。人付き合いにおいて、相手の懐に入って関係値を築くのが上手い人は営業として欲しい人材ですね。

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__GENEROSITYの営業チームで働く魅力は何だと思いますか

身につくスキルと共に働く魅力もたくさんあります。対象業界が縛られていないので、ラグジュアリーブランドやスポーツ団体であったり、いろんな業界と繋がれて人脈が構築できることは、働く上で1番のメリットだと昔から思っています。また、自ら「やりたい」と手を挙げれば何でもやらせてもらえる環境なので、大型案件のイベントやセレブリティキャスティングでも、新人が様々な仕事に挑戦して知識とスキルを身につけることが可能です。そして今のタイミングであれば、会社が上場に向けて成長しているので、その過程を経験できたりなど魅力は盛り沢山であると感じています。

__現在は営業部門を統括するマネージャーとして、京野さんが取り組んでいきたい今後の課題についてお聞きしたいです。

課題としては、メンバーの労働環境をより改善していきたいなと思っています。たとえば、会社によっては社員が歯車の一つのように働くような状況があり、生産性等を考慮するとその方が良い場合もありますが、自分は一人一人がやり甲斐のある仕事が出来て、プライベートも充実できるような、誰もが働きやすい環境を目指して行きたいと考えています。もちろん会社のルールや制度もあって簡単なことではないですが、特に若手メンバーに対しては、色々なことが出来るプロフェッショナルな人材に育ててあげたいと思っています。年々、会社全体の売上や動向に変化が生じますが、みんなの”やりたい”という気持ちを尊重できる仕事の振り分けや職場環境の実現を考慮していきたいですね。また営業面で言うと、やはり販路拡大を強化していきたいです。現状、まだまだ安定して継続依頼のあるクライアントは少ないので、そこを安定できるようにGENEROSITYならではの強みを明確に伝えて、その後もリピートしてもらえる関係性を築いて受注が途切れないようにできればと思っています。キャスティング面では、依頼先が割と毎回決まった顔ぶれになることが多いので、その状況を変えることをはじめ、契約書や誓約書など営業以上に手続きが多い作業に対して、生産性を上げる為にもシステム周りを整えることも今の主な課題だと感じています。

__最後に京野さんの今後の目標や、やってみたいことがあれば教えてください

「自分に出来ることはとりあえず挑戦して成長していきたい」と、これまで常に思って行動してきたので、改めて自分自身に関しての目標はこれと言ったものがないのが正直なところです(笑)。ただ、すごく綺麗事にはなってしまいますが、自分が関わる周りのみんなが幸せになればいいなという想いが昔からあるので、今は営業部門を管轄するマネージャーとして、環境や組織体制を整えることが当面の目標であると思っています。他の部署との連携もより強化していきたいとも考えています。GENEROSITYで働くみんながいつでもHAPPYな気持ちでいてほしいので、経営陣と共に働きやすい会社づくりに注力していきたいです。





【GENEROSITY採用候補者様向け社員紹介サイト】
https://www.recruit.generosity.co.jp/
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