【社員インタビュー】成長速度を上げるためにスタートアップでのチャレンジを選択。未経験スタートから頼れるディレクターとして活躍中
食品×インターネットに特化し、企業規模を問わずにさまざまなEC店舗をトップ店舗に導いてきたGastroduce Japan。『楽天市場』『Yahoo!ショッピング』など、国内を代表するECモールで数々の受賞歴もあります。
“食品ジャンル日本一”を目指す当社では、20代・30代の若手メンバーが日々活躍中です。今記事では、前職はITエンジニアで未経験の食品EC領域でチャレンジするディレクター緒方に、ディレクターの業務内容や当社の教育体制、カルチャーなど広く話を聞きました。
緒方 若菜 / ディレクター
大学で英語を主に学び、卒業後はプログラム未経験からIT企業に就職。システムエンジニアとして3年間活躍し、うち1年間は5名のチームにてプロジェクトリーダーを担当。2023年4月からGastroduce Japanに入社し、ディレクターを務めている。
あふれる好奇心を胸に。経験ゼロからITエンジニアへ
ーー学生時代を振り返ってみて、印象深かったことを教えてください。
大学のバドミントン部で、2年生から部長を務めていました。私は中学校までバドミントンのクラブチームに入っていたのですが、高校ではバドミントン部がなくて。「大学では、またバドミントンをしよう」と考え入部しました。ただ、2年生に進級した時点で先輩は1人しかおらず、その先輩は海外へと長期留学に出てしまいました。そのため、私が部長を務めることになりまして。
部の活動ペースは週3日ほどで、部活動としてあまり活発ではない雰囲気でした。そのため、部長として「部員みんなをどう部活に参加させるか」をいつも考えていましたね(笑)。メンバーの参加率を上げるには、チームの雰囲気を良くすることが大切です。「まずは他人にあれこれいう前に、自分が率先して行動しよう」と、雰囲気が良くなるようにみんなで話す時間を作ったり、飲み会を開いたりとコミュニケーションの場を創ることを意識していました。
ーー緒方さんは、どのような軸で就職活動を進めていましたか?
海外旅行が好きなので旅行会社を受けるなど、当初は自身の興味がある業界をはじめ、さまざまな企業にアプローチしていました。やがて、就職活動を進めるうちに自身の好奇心旺盛な性格を踏まえて検討するようになり、そこで興味を抱いた仕事がシステムエンジニアです。
技術の進化が早いIT業界は常にトレンドが変化するため、どんどん成長しながらモチベーションをもって仕事ができると考え、最終的にはエンジニアを選びました。
ーー就職した企業では、エンジニアとしてどのような仕事をされていたのでしょうか。
車載装置や宇宙関連の開発まで多種多様な事業を展開する企業で、私はシステムやWebページのアップデートおよび修正、リリース前の端末テスト、ロボットの動作関連などを担当したほか、東京本社に出張して半年間勤務したり、プロジェクトリーダーとしてメンバーをまとめながら業務を進めたりと、幅広く経験を積めたと思います。
フラットな社風のベンチャーでチャレンジしたい思いが高まる
ーー転職を考えたきっかけや、転職の際に大切にされていた“軸”を教えてください。
最も大きな理由は、メンバーの頑張りを評価する環境で意欲的に働きたい思いが強まったことです。前職は会社規模が大きく、良くも悪くも安定していて収入アップがなかなか見込めない環境でした。私は新卒時に未経験からエンジニアをスタートしたので、技術的に開発の中心メンバーとしての活躍はなかなか難しくて。
あらためて未経験からチャレンジできる職種・業種で、意見を伝えやすい風通しの良さと物事の改善スピードが早いベンチャー・スタートアップの企業に絞り、転職活動に取り組みました。
ーーGastroduce Japanに入社したきっかけを教えてください。
学生時代に同じ会社でアルバイトをしていた方が、Gastroduce Japanで働いていたことが最初の接点です。転職活動を進めているタイミングでお会いする機会があり「1回話を聞きに来て」と、声をかけていただきました。
また、Gastroduce Japanが“食品専門EC”に強みをもっていることにも興味がありましたね。その他、選考の際に感じた良好な社内の雰囲気にも魅力を感じ、入社を決めました。
ーー入社後の仕事内容は?
コンサルタントと連携して『楽天市場』や『Yahoo!ショッピング』など、ECモールでのショップ運営に日々取り組んでいます。
具体的には、大手企業のクライアント3社が出店するEC店舗のセール・ギフト企画の準備と反映、メルマガの作成・配信、クリエイティブ制作のディレクションが主な役割です。
また、私はディレクターチームのリーダーとしてメンバーのマネジメントも担っています。
ーー職種・業務ともに未経験での入社でしたが、仕事には早い段階で慣れましたか。
どこに何を実装するのかわからない状況でしたので、まずは「とりあえずやってみる」ところからスタートしました。最初はそれなりに大変でしたが、さまざまな業務を覚えながら知識を身につけ、ショップの立ち上げにも携わるなど業務の幅が広がっていくことで、楽しさが膨らんでいきました。
今はチームリーダーとしてメンバーの教育も担当しているので、メンバーがひとり立ちして活躍している姿を見るとついうれしくなりますね。
共有するカルチャーが成長を加速させる
ーーディレクターの教育体制について教えてください。
入社後は、商品ページやセールページの編集といったルーティン業務からスタートして業務理解を深めます。
Gastroduce Japanはワークフローやノウハウを共有するコンテンツが充実しているので、自分で調べながら実践を重ね、早ければ入社半年ごろには一連の業務を覚えられると思います。そのタイミングでディレクターとしてひとり立ちとなり、担当店舗が増えていくイメージです。
ーー教育コンテンツの充実をはじめ、当社は共有するカルチャーが特徴的だと思います。
そうですね。私はLP(ランディングページ)に使用する写真の管理も担当しているのですが、問い合わせが集中してディレクター本来の業務に集中できていなかった際に、代表の若松がワークフローを整えて業務を円滑に進められるように改善してくれました。
業務の属人化を防ぎ、メンバー間でオープンにやり取りするカルチャーを代表自ら体現しているのだと感じましたね。
ーー緒方さん自身も未経験スタートでしたが、周囲に相談しやすい環境でしたか?
前職では「経営層や責任者の方々は忙しいので、不用意に話しかけないようにしよう」と気を遣っていました。当社は業務の相談はもちろん、さまざまなことを話しやすい環境だと普段から思います。
ーーこれまでの学びで発見したことや印象深かったことはありますか。
売れる店舗の商品ページやLPには共通する傾向があり「売れるには理由があるんだな」と実感します。社内に蓄積された豊富な事例やノウハウを実践しながら、短いスパンで効果を測れる点はECの面白さですね。
知見を深め、頼りになるディレクターに成長したい
ーーGastroduce Japanが掲げるミッション・ビジョン・バリューに共感する部分はありますか?
バリューに掲げる『当事者意識の醸成』ですね。商品ページやバナーを作成する際に、当事者意識は大切だと感じますね。たとえば、購入者から同じような質問がいくつも寄せられる場合はページ内の情報が不足している状態です。
多くのお問い合わせに対応するためにクライアントの大切な時間を費やすことになれば、業務が滞ってしまいかねません。購入者がスムーズに買い物ができるよう、できる限り必要な情報を想定し掲載することは普段から気をつけています。
ーー緒方さんは、どのような人が当社にフィットすると考えますか?
わからないことがある際に、自分から調べられるような探求心のある方でしょうか。当社は動画やテキストによる教育コンテンツが豊富なので、気になることを自ら調べていける方はどんどん成長できると思います。もちろん周囲のメンバーもサポートするので、わからないことがあれば相談してほしいです。
また、当社は食品ECの会社なので“食”に興味のある方は楽しいと思います。福岡はおいしい店が多いですし、レビュー上位の店にしばしば出かけているメンバーもいます。オフィスには魅力的な商品サンプルがよく届くので、美食の誘惑はたくさんありますよ(笑)。
ーー最後に、今後の目標を教えてください。
リーダーとしては、4月に入社したばかりのメンバーを一人前に育てていくことが直近の目標です。いちディレクターとしては、周囲からの相談になんでも答えられる存在になりたいと思います。
そのために担当店舗でのチャレンジを繰り返して実績を残しながら、新店舗の立ち上げから携わることで知見を広げていきたいですね。