GAOGAOの中でも、知る人ぞ知る謎の組織『GAOGAO WEB3Lab』を徹底解剖!
今回のインタビューメンバー
- おぬきち:WEB3Labにて開発やWeb3領域のリサーチを担当(日本在住)
- こうりん:WEB3Lab技術顧問(エストニア在住)
- 大野さん:WEB3Labアドバイザー兼 運営など取りまとめ全て(日本在住)
登場メンバー
- はなちゃん:GAOGAOエンジニア(バンコク→ホーチミンへ移住)
GAOGAO WEB3Labとは?
おぬきち:GAOGAOの中の新規事業として、2022年3月に発足しました。元々代表のてじさん(手島さん)の中に『Web3をやりたい』という考えがあり、定期的に集まり、なんかプロダクトを作ろう!とFUNDAOというアプリを作ったのが始まりです。
『新規事業に挑戦したい!』と私が参加し、WEB3領域のプロフェッショナルのこうりんさん、企画や組織づくりに強い大野さんなど、続々とメンバーが集まって来ました。ラボなので、ラボが生み出すアウトプットはもちろんですが、それによってGAOGAOで働く人達が最先端の技術を学ぶ機会や、時代を開拓する企業と肩を並べてプロダクト開発できるという想いがありました。
WEB3Labは、具体的に何をやっているの?
Web3Labの主な活動としては、
・ブロックチェーン技術に関するコンサルティング業務(外部企業向けに技術相談・研修)
・WEB3での開発
・WEB3関連の勉強会、イベントへの参加
・WEB3関連の情報発信
などを行っています。
企業さんから『WEB3使ってみたいけど、どうやって既存事業に組み込んでいけばいいのか?』
といったお問合せをいただくことが増えており、企業の役員の方、組み込みたいと思っているビジネスの責任者の方たちを対象に、基本的な知識から、どういうトークンの活かし方があるのか、事例紹介を含めた勉強会を行っています。そして、具体的にどのように既存事業に組み込み、どう実現させていくかの提案、コンサルティングを行っております。
そして、代表のてじさんが、シンガポールでのスタートアップ企業向けのイベントに登壇し、日本のブロックチェーン事情を話したり、GAOGAOシンガポール主催のブロックチェーン技術イベント「Blockchainn.connect()」を開催。イベントを通じて技術の知識を得られるだけでなく、同じ領域に興味のあるエンジニアと知り合うことができるということも目的にしています。
また、GAOGAO内でブロックチェーン勉強会を定期的に実施しており、ブロックチェーンの理解やWeb3エンジニアとしてのスキルを高める取り組みも行っています。開発部分では、NFTの開発プロジェクトを進めています。
WEB3Labの今後について
おぬきち:Web3の市場はさらに伸び、開発案件が増えるということは間違いないので、そこに備え、組織としてバリューを出せるような体制作りをしていきたいと考えています。
こうりん:GAOGAOはほぼクリエイターの組織で、全員が手を動かしてモノをつくることができ、バリバリ開発できる人材が揃っているという強みを持っていて、キャッチアップもとにかく早い。
なので、全員がWEB3のことを知っててもいいなと思っていて、WEB3のプロジェクトのあり、なしのトレンドに合わせWEB3Labに入って開発したり、抜けたりと流動性のある組織にしていけるといいなと思っています。まずは、GAOGAO全体のエンジニアの10%くらいがWEB3案件に対応できるようになってもらえたらいいなと個人的には考えています。
GAOGAOがWEB3Labをやる理由
ー ブロックチェーン領域での経験が豊富なこうりんさんがGAOGAOでやる理由はあるんですか?
こうりん:やはり全員が手を動かすことができ、新規事業に特化したエンジニアが多く「取り合えずやってみる」マインドが強いのが良いですよね。単純にそういった人たちと一緒に働くのは面白いというのもあります。
でも実際、Web3を扱うことができるエンジニアはまだ少なくて。入りにくい領域だったり、リソースが少ないというのもあるのですが。更にWeb3に興味を持ったり、技術の一つとして身につけたいと考える人が増えていると嬉しいですし、そういった人たちの育成やサポートをしていきたいと思っています。
ー こうりんさんからWeb3愛がたまらなく伝わってくるんですけど、何がそうさせるんですか?
こうりん:曖昧じゃないものが好きなんですよね。
AI、VRとかって曖昧の固まりですが、ブロックチェーンはセキュリティーとか考えるときに、かちっとしていて、中身が非常にシンプルで。基盤システムを作っている感じが面白くてたまらなく好きなんですよ。そういう面白いものを作り続けていきたいですし、それをもっと広めていきたいです。
WEB3ハッカソンに参加して見えた課題
大野:今回『トヨタ自動車 × 博報堂キースリー WEB3ハッカソン』 に参加し、これまでWeb3案件に携わったことがないエンジニアのはなちゃんもハッカソンに参戦しました。「社内のWeb3勉強会などですでに知識があり『Web2からWeb3のエンジニア』へと技術力の幅を広げる準備をしていました。
ハッカソンは短期決戦なので、メンバーの強みを最大限に活かす必要がありました。そこで、はなちゃんはフロントエンドを担当して、UIをWeb2で実装しつつ、ブロックチェーン技術が展開されるWeb3のサーバとの連携を担いました。
今回のはなちゃんの活躍は、社内のロールモデルになると思います。
この経験を生かして次はブロックチェーンの実装に挑戦できると思いますし、これからWeb3に挑戦する人達への大きな励ましにもなると思います。
最後に
GAOAGOではWeb3・ブロックチェーン技術に強みを持つ研究・開発を行なっています。開発を相談・依頼したい企業様、開発に参加したいエンジニアの方、双方募集していますので、お気軽にお問い合わせください。