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早く一人前のエンジニアになる。日々の成長痛が嬉しい(中居宗太・エンジニア)

GAOGAOで働くエンジニアを紹介する【GAOGAOメンバー図鑑】。今回は、サーバーサイド領域で活躍するジュニアエンジニアの中居宗太(なかい・そうた)さんです。弊社が運営するプログラミングスクール「GAOGAOゲート」の卒業生で、この1年でメキメキと実力を伸ばしている努力家の若手エンジニアです。

今回は、彼からGAOGAOに入ったキッカケや現在の仕事内容、今後の展望のほか、どのような方と一緒に働きたいのかなどを伺いました。本記事は、Webエンジニアに転向したいと思っている若手の方、ジュニアエンジニアとして奮闘しておられる方、フリーランスエンジニアという働き方に興味がある若手エンジニアの方には、特に参考になる内容となっています。ぜひ、最後までご覧ください。

プログラミングスクール「GAOGAOゲート・S」がキッカケ。Web制作から開発へキャリアチェンジ

一色:まずは、GAOGAOに参画したキッカケを教えてください。

中居:2021年3月にプログラミングスクール「GAOGAOゲート・S」に参加したことがキッカケです。ちなみに、GAOGAOでの初案件はゲートS受講中にお声がけいただいた、WordPressのサイト制作でした。ゲート卒業後からは、念願だったWeb開発エンジニアとしてのキャリアをスタートさせています。

私は2020年2月からゲートSを受講するまでの1年くらいの間、フリーランスでWeb制作をしていました。ただ、Web制作にそこまで楽しみを見いだせないでいたんですよね。このまま続けてい効果どうか悩んでいたのですが、そこで前々から興味のあったWeb開発に舵を切ったんです。

GAOGAOについては、それよりも前の2019年、新卒で働いていたメーカーの営業時代に見つけていて、面白そうな会社だなとチェックしていました。今思えば、その頃からWeb開発やエンジニアという仕事に興味を持っていたんですよね。ただ、新卒でせっかく入れた会社だし、とりあえず働いてみないとわからないなという思いもあって。営業職として入社したのですが、結局1年弱くらいで辞めてしまいました。退職後すぐに1カ月くらいWeb制作が学べるブートキャンプに参加したのですが、そこで自分にもできそうだと感じて、そのままフリーランスでWeb制作を請け負うようになりました。

紆余曲折ありましたが、今はメーカーの営業マンからWeb制作、そしてWeb開発へとキャリアチェンジしてきて本当に良かったと思っています。Web開発については、Web制作よりも頭で考えなければならないことが増えたと感じていて、それが大変だけど面白くて日々やりがいを感じています。また、私はWeb開発に転向して約1年くらいのジュニアエンジニアなので、毎日なにかしらの分からないことに出会います。その都度学べるので、新しいことに興味が湧くタイプの私には向いていますね。Web制作をしていた頃よりも充実した毎日を送っていると思います。

2つの案件に並行して参画。学べる内容が違って苦しくも楽しい。GAOGAOはコミュニティが魅力的

一色:それでは、現在関わっている案件内容について教えてください。

中居:今は、2つの案件を担当しています。

1つ目は、中古車販売のCtoC販売サービスの開発です。GAOGAOメンバーの一員として週3日参画しています。参画当初は5人のチームだったのですが今は4人になっていて、1人はPO(プロダクトオーナー)で、その下にエンジニアメンバーが3人いる形です。3人のうち1人はクライアント側の自社開発メンバーで、私ともう1人がGAOGAOから参画しているのですが、私よりもかなりエンジニアとしての経歴もスキルもある先輩で、そんなベテランエンジニアと同じポジションで働かせていただけるのは本当に有難いですね。いろいろと相談させて頂けますし、天と地ほども実力差のある先輩の仕事を間近で見られるので、めちゃくちゃ学ばせていただいています。

この案件では、自分のタスクをやり切った時はもちろんですが、チームとして毎週やるべき内容が決まっているので、それをやり切ってサービスがより一層良くなること、そしてクライアントの会社の成長に関われていると実感できることが本当に嬉しいですね。その中で自分が出来ることや理解できる内容が増えていき、参画当時に比べて成長していると実感できます。それと共に、今後やるべき課題や学ばないといけない内容も見えてくるのが楽しいですね。もっともっとエンジニアとして成長していきたいです。

2つ目は、週2日で短期参画している案件です。この6月中旬から8月末まで担当する予定で、7月頭までは2人で担当していたのですが、残りのタスクは私1人で行うことになっています。案件は家事のヘルパーさんを求めている人とヘルパーさんのマッチングサービスで、私はヘルパーさん同士が会話できるチャットルームの改修を行っています。

こちらの案件では、クライアントの会社に自社エンジニアがいないため、社内の非エンジニアの方との定期ミーティングで案件を進めており、それはそれで学びがあります。エンジニアリングの専門用語はもちろん使えないので言葉を選ぶ必要がありますし、私の力不足でその場でハッキリと回答できない質問を頂くこともあり、毎回もっともっと勉強して成長しなくちゃいけないと痛感しています。また、短期とはいえ1人で進めなければならない案件はこれが初めてなので、今までには感じたことのなかったプレッシャーもありますね。

今の自分が出来ることとして、とにかくコミュニケーションを大事にしています。定期ミーティングは隔週で行われるので、それまでに出来ることはすべてやって調べられることは全て調べて挑んでいます。その分、学びは本当に沢山ありますね。苦しいですが、自分の成長のためには必要な痛みだと思っています。

また、このように2つの案件に並行して参画しているので、それぞれの案件の性質の違いから学べることも多々あります。GAOGAOコミュニティの誰かに相談できる環境ではありますが、出来るだけ自分で調べて理解しようと努めており、その意識が自分の学ぶ姿勢や意識に良い緊張感を与えていると感じています。学びながら実践する良いサイクルが出来上がっていると思いますね。


一色:素晴らしいですね。そのほか、これまで参画した案件で印象に残っている出来事はありますか。

中居:全てが印象に残っています(笑)

また、案件ではないのですが、GAOGAOで定期的に開催されているハッカソンに参加したことも印象深いですね。まず初めてGAOGAOのハッカソンに参加したのは、まだGAOGAOゲートを受講している最中だったのですが、その時はもう本当に何も出来なかったんですよね。何も分からずただそこにいる、という具合でした。

そこから幾つかの案件に参画する機会を得て、Web開発エンジニアとしてのキャリアを歩むようになってから参加した2022年初夏のハッカソンでは、以前よりも出来ることが増えていて、チームに貢献することができたんですよね。もちろん、チームの先輩エンジニアに相談しながらの開発でしたが、自分の成長を実感できて本当に嬉しかったです。

その時のテーマはグローバルで、自分達のチームはSlack上で英語を使った回数をカウントできるアプリを開発しました。日本語を使った回数もカウントできて、その日英比率を割り出す機能も付けました。チームメンバーは4人で、リーダーの先輩エンジニアは主にプレゼンを担当し、デザイナーさんが1人いて、開発はバックエンドを担当する先輩エンジニア1人と、フロントエンドを担当する私1人の構成でした。朝10時から夜6時までの制限時間を目いっぱい使って開発したのですが、プレゼン担当のベテランエンジニアが丁寧に質問に答えてくれたので、本当に学びが多かったです。

GAOGAOの有難いところは、このようにコミュニティ内に凄いエンジニアがたくさんいて、皆さんに気軽に質問できる環境が整っていることだと思います。そして、フリーランスのジュニアエンジニアの視点から見ると、エンジニアの横のつながりを作りやすい点も魅力的です。フリーランスなので1人で何もかもするのが当然なのですが、誰かに助けを求めたり相談できたりする環境があると思えるだけで、とても心強いですよね。Web制作をしていた時には横のつながりが作れなかったので、その有難さを身に染みて感じています。当時に比べて成長速度も格段に上がったと思いますね。

新規や海外案件に参画したい。学ぶ姿勢があり苦しい時期を乗り越えられる人と働きたい

一色:では、今後エンジニアとしてどのようなことに挑戦したいか教えてください。

中居:とにかくエンジニアとして一人前になることが直近の最大目標です。要件定義、設計スキル、実装力を満遍なく学び経験して、一通りの業務を安心して任せられるとお客様に思っていただけるエンジニアになりたいですね。そうなることで、どんな案件にもお声がけいただけるようになると思っています。

また、もう少し先のキャリアを考えると、海外案件や海外のエンジニアと一緒に開発する案件にも参画したいなと思っています。GAOGAOはグローバルな環境なので、自分の頑張り次第ではそのようなチャンスをもらえることも魅力の1つですね。また、タイ・バンコクの拠点で働いてみるのも楽しそうだなと思っています。でも、そこにいるエンジニアの皆さんは経験も技術もあって自律している方だけなので、自分もいつかそんなエンジニアの中に加われるように成長していきたいと思っています。

そして案件の種類で言うと、継続や改修ではなく新規案件にも携われるようになりたいと思っています。新規案件では要件定義や設計など、ありとあらゆるエンジニアスキルが必要になってくるので、幅広い経験を持ったエンジニアが参画するケースが多いです。しかしながら、その「幅広い経験を持ったエンジニア」になるために必要ないくつかの経験は、0→1の開発案件に参画しないと分からない、そういった案件に参画することからでしか得られないとも思っています。

例えばクライアントとの密なコミュニケーションや、0からの一気通貫した開発だからこそ味わえる苦労や身に付けられる余裕などです。それらを得るためにも、今ある案件をしっかりとやり切り、技術を磨いていきたいと思います。そうすることで、新規案件にも携われる1人前のエンジニアになっていきたいです。


一色:それでは最後に、今後どのような人と一緒に働きたいかを教えてください。

中居:ジュニアエンジニアという立場だから言えることとしては、少なくとも学ぶ姿勢がある人がいいですね。駆け出しエンジニアであってもGAOGAOではフリーランスエンジニアとして働くことになるので、自分で学んで考えられる人、そして分からないことをうやむやにせず質問できる人であることは大切だと感じています。GAOGAOコミュニティの先輩エンジニアは皆さん優しいので、助けを求めれば力を貸してくれますが、そもそも自分から助けを求めなければ誰も気付けません。

また、自分と同じようなジュニアエンジニアの方だと、我慢出来る人かも重要なポイントだと思っています。ジュニアエンジニアだと、最初は何も分からなくて苦しいと思います。私も苦しかったですし、今でも苦しいことが沢山あります。でも、そのような中でも潰れず、ふてくされず、おおらかな気持ちで「こういうこともあるさ」と捉えられる人は必ず成長していけると感じていますし、そこを乗り越えない限り成長はないとも感じています。苦しいポイントを耐えて学びに変えていくマインドを持ち続け、1人で頑張っても埒が明かない時には素直に周りに助けを求められる方だと、GAOGAOコミュニティで成長していけるし、皆さんに快く迎え入れてもらえると思います。

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