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新卒で海外就職。コミュニケーションを強みに、クライアントに喜ばれるエンジニアになる(花屋拓馬・エンジニア)

GAOGAOで働くエンジニアをご紹介する【GAOGAOメンバー図鑑】。今回は、GAOGAOの創業初期メンバーで、エンジニア兼PMとして活躍している花屋拓馬さんです。

GAOGAOに入ったキッカケや仕事内容、今後の展望のほか、どのような方と一緒に働きたいと思っているのかなどを伺いました。

新卒でも海外で活躍したい、クライアントワークもできるエンジニアになりたいと思っている方には、特に参考になる内容となっています。ぜひ、ご覧ください。

新卒で目標だった海外就職に成功。クライアントの意向に沿った開発にやりがいを感じる

一色:まずは、GAOGAOにジョインした経緯を教えてください。

花屋:GAOGAOとの出会いは、学生時代にベトナムでインターンをしていた時です。正確に言えば、当時、GAOGAOは設立前だったのですが、ベトナム滞在中に現地でいうところのお正月テトがあって、それを利用してタイ・バンコクに行くことにしました。その時に、インターン先の人事の方に紹介していただいて会ったのが、手島さん(GAOGAO共同創業者兼CEO)でした。

当時から海外で働きたいと思っていたので、海外で活躍するエンジニアの先輩としてお話を伺いました。その時は何もなく、帰国後は日本で就職活動をしました。ある企業からエンジニア職で内定を頂いたのですが、ちょうどその時、手島さんからバンコクに来ない?と連絡をもらって。迷うことなく、タイに渡りました。内定をもらっていた企業も、数年すればインドネシアで行けるチャンスがあったのですが、新卒ですぐに海外で働ける点が何よりも魅力的だったんです。

私が海外で働くことに興味を持ったのは、ベトナムでインターンをする前に留学していたフィリピンでした。実はこの頃、プログラミングは苦手だったんですよね。大学では基礎工学を学んでいて、C言語の授業を選択していたのですが、難しくって。ただiPhoneアプリを作ることに興味があったので、諦めずに学んでみようと思って、フィリピンで英語とエンジニアリングが学べるコースを受講したんです。

その時、日本にはない、自由で閉塞感のない雰囲気が心地いいと感じ、海外で働くことが目標になりました。実際にバンコクで働き始めると、日本企業のような研修制度がなく、仕事のやり方を学ぶのに苦労しましたが、それ以上に海外で働けていることは刺激的で嬉しく、あの時、GAOGAOに入る決断をして本当に良かったと思っています。

一色: では、現在どのような案件を請け負っていますか?

花屋:バンコクにある日系通信企業のシステムを開発を担当しています。

具体的には顧客管理システムで、かれこれ1年以上担当していますね。今は5人くらいのエンジニアチームで開発しているのですが、多い時は8人くらいいて、常に半数くらいがGAOGAOのメンバーです。あと数ヶ月ほどで完成する予定です。

この開発は自分にとっては難易度の高い案件で、これまで時間をかけて開発してきました。ただ、その間に開発要件が変更されることが多く、開発した時には不要になっているケースが多々あって苦労しましたね。

ただ、クライアントとがっつりコミュニケーションを取りながら進められているので、その点でとても良い経験になっています。クライアントとの関係性も良く、仕事をしやすい環境を整えられていることもあって、単に作ればいいとという開発ではなく、クライアントの意向に沿った開発が出来ているのが嬉しいですね。クライアントもバンコクにいるので、会える距離にいるということも要因だと思います。

ホーチミンでプログラミングを教えた生徒と、今ではバンコクで一緒に働いている

一色:続いて、これまでで印象に残っている仕事を教えてください。

花屋:コロナウイルスの感染拡大により、現在は中止しているのですが、以前、GAOGAOではホーチミンでプログラミング合宿「GAOGAOゲート」を運営していて、そこで2か月間メンターを担当させてもらったことです。

まず、バンコクとホーチミンを行ったり来たりする生活をしていたのですが、その働き方が本当に楽しかったんですよね。元々、一つの場所に留まれない性格なので、自分に合っていると感じていました。

また、教え甲斐のある生徒さんに恵まれて、やりがいを感じていました。当時は、午前中にGAOGAOゲートのメンターをして、午後からは自分の案件をしながら生徒さんの質問受けていたのですが、生徒さんは本当にやる気のある方たちばかりで、刺激をもらっていました。

何事も学ぶには、一番最初が辛いと思うんです。自分には難しいんだと感じて、辞めたくなる時もあったはずなのに、みんな黙々と勉強していましたし、ホーチミンにいるのに、外に出て遊ぶことも少なく、家に籠って一生懸命に学んでいましたね。

実は、その時の教え子が、今では一緒にバンコクで働いているんです。本当に嬉しいですね。

海外で働き続ける。クライアントワークができるエンジニアとなり、案件獲得や開発提案につなげる

一色:それでは、今後GAOGAOでどのような仕事をしていきたいですか?

花屋:まずは、これからも海外で働き続けたい、キャリアを積んでいきたいと思っています。でも、家族に会うなど時々は日本に帰れる環境にいたいですね。加えて、クライアントワークのできるエンジニアになりたいと思っています。コードを書くだけでなく、開発設計まで提案できる人になりたいんです。

というのも、これまで働いてきて、クライアントとコミュニケーションを取るのが得意な方だと感じており、これを強みとして磨くことで、仕事を依頼されるエンジニアになりたいと思っています。また、新規案件を取ってくるだけでなく、既存クライアントが出してくれるアイデアを形にできる人、提案できる人にもなりたいですね。それが出来ると、クライアントとGAOGAOに良い関係性が生まれ、受託開発だけでなく一緒に新規事業を立ち上げるなど、ビジネスチャンスも広がると考えています。

そのためにも、エンジニアとしての知識と経験を積んでいきたいですね。また、エンジニアリングに詳しくなるだけでなく、それを伝えられるコミュニケーション力を高められるように、日々勉強しています。エンジニアがクライアントとのコミュニケーションを円滑に行えれば、プロジェクトも早く進んでいきます。GAOGAOのベテランエンジニアは提案能力が高い方が多く、その働く姿を見るたびに必要な能力だと感じます。

一色:最後に、どのような人にGAOGAOに入ってほしいか教えてください。

花屋:楽しそうに働いてくれる人ですね。基本的に、GAOGAOメンバーは自分からエネルギーやモチベーションを生み出せます。誰かや何かをあてにして働く受動的な人ではなく、自分から生み出せる能動的な人に来てほしいと思っています。

また、フットワークの軽い人が合うと感じています。GAOGAOメンバーは、軽やかに海外に行くだけでなく、日本国内にいたとしても、自分の興味関心や仕事に合わせて全国色々な場所に行っています。様々な場所や人と関わることを楽しいと感じる人が来てくれると嬉しいですね。

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