<代表インタビュー>
●福岡県北九州市に生まれ、小学校・中学校とサッカー部に所属。
●「何か大きなことがしたい」と考え、社長になることを決意。
●大阪の大学に進学後、バーでアルバイトを開始し商売の基礎を学ぶ。
●卒業後に、ダイニングバーの経営者として社会人生活をスタートさせた。
「このままで人生終わるの?」
当時経営していたダイニングバーの常連さんに、ふと言われた一言です。その常連さんは、とある不動産会社の社長さんでした。
22,23歳で月収は70万円ほど。稼ぎとしては悪くない。むしろ同世代からしたら稼いでいる方。そこそこ満足はしていました。ただ正直、飲食業に限界も感じていたんです。
このまま飲食業を続けて、なりたい自分になれるのか。そう考えていたときに、その常連さんの言葉は響きました。
「もっと大きな世界を見たい」
そんな気持ちにさせてくれました。
「業界の悪いところを変えていきたい」26歳でジーエステートを創業
よく飲みにも連れて行ってもらっていたその常連さんの言葉をきっかけに、まずは大手不動産会社に入社しました。その後、通信系企業、不動産系スタートアップ企業を経て、26歳でジーエステート創業に至ります。
設立当時は、「業界の悪いところを変えていきたい」という想いでした。不動産業界に身を置き、昔からの悪しき風習や、汚い部分をたくさん見てきたからです。変えていきたいけど、そのためには力を持たなきゃいけない。だからジーエステート作りました。
それでも、設立当初はそんなこと考えられないぐらい、とにかく必死でした・・・
業績好調が故の反発。社員が次々と退職。
設立から1年、2年と経ち、社員それぞれの頑張りもあり業績は好調でした。しかし、3期目に入る頃に社員間で不満が漏れるように・・
「土日休みが欲しい」などの不満が出てきて、実際は社員への負担が大きくなっていたのかもしれません。好調だからこそ、みんなに求めるレベルは高くなっていきます。言ってしまえば、キャパオーバーでした。
一人ひとりとしっかり向き合って仕事をすることの大切さを、実感しました。今の社員との面談スタイルにも活かされていると思います。
アカデミックな環境に身を置くため、MBA 取得へ。
自分の現場経験を軸に、最初は事業を行なっていました。ただ、そもそもの「経営」について改めてしっかり学ぶ必要があると薄々感じていたんです。そこで、社員が辞めていってしまったことも一つのきっかけとなり、リアルエステート分野に強みを持つ明治大学のグローバル・ビジネス科で、MBAを取得しました。そこでは主にファイナンス、マネジメント、マーケティング、企業会計について勉強しましたね。
新たなつながりもできましたし、それまでとはタイプの違う方ともお付き合いするようになりました。経営と向き合うため、ひいては社員と向き合うため、一経営者として学ぶことは多かったです。
「ビジョン」「事業」などについてはまた改めてお話しますね。