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1号社員から取締役抜擢。企業買収と売却。25〜29歳の4年間のお話。

タビナカ今野です。3年ぶりに自分で記事を書きました。お時間ある時に読んでください♪

23歳に起業、25歳にタビナカ入社

素直な言葉でいえば「暇だったから」です。ジョイン前は自分で会社をやっていました。好きと自由があふれた状態でした。ただ予定調和的でなんだか物足りない状態でした。

ためしにタビナカを進めてみると、まるで遊びかのように自然と躍起になれたんです。やればやるだけ成果も上がり、その過程で「社会的意義」も育てることができました。自分の「アイデンティティ」と「ライフミッション」がピタリとハマったような感覚がしたんです。

4年間で5回変わった役職

こんなことをいうと「創業者だから夢中になれちゃうんでしょ」と思われます。今となってはタビナカを知ってくださる人も、私自身のことを知ってくださる方も以前より増えたので、ちょっと誤解されます。実は私は共同創業者ではなく1号社員から4年かけて抜擢された取締役です。

過去の役職と在任期間をまとめてみました。
2015.5〜2016.4 コミュニティーマネジャー
2016.5〜2017.2 事業責任者
2017.3〜2018.6 執行役員
2018.7〜2019.2 取締役
2019.3〜現在 取締役COO

役員就任後、変わったこと


もともとは「仕事のできる人」と認知されていました。仕事をこなす(Doing)ことで連続的に成果をあげられるように努めていました。しかし役員になってからは信用をつくる(Being)ことで非連続的な貢献ができるように意識しています。

変化の激しいスタートアップ企業において、1号社員から取締役COOに就任する人は珍しいと思います。(一般的には外部の経験者から抜擢するのが妥当性が高いです。)株主、顧問、先輩経営者の叱咤激励を受けながら何とか成長してこれました。タビナカ社内及びグループ会社の期待になるべく長く応えていけるよう頑張ります。

30年かけて企業価値を醸成する

もともと自分が会社をやっていたこともあり「いつまでタビナカにいるの?」とか「うちで会社立ち上げない?」とか質問いただきます。もうジョインから4年が経ちますが、あと10年。いや30年。ほぼ一生かけて企業価値と文化を創っていく覚悟があります。

メンバーもあえて長期でタビナカ社に関わりたいと思っている人が多いです。個人で働くこともあえて選べる時代に、想いを同じくする人のコミットメントは心強いことだと思っています。

3度の企業買収と事業売却の経験


この4年で3社を買収し、1事業を売却しました。(売却はタビナカ社と無関係)経験してわかったことはM&Aの本質は「仲間あつめ」でビジョンが1番の優位性になるということです。ビジョンがあるから愛をもって相手企業を包み込めるし、自分たちの指針も強固になります。諸々の経済合理性はさることながら、最後はオーナーをみて「この先30年、一緒にいたい相手か」で意思決定しています。

年間搭乗100回、月1/4は海外生活

M&Aが重要戦略になってからは、自ら海外に足を運ぶ機会が増えました。月の1/4は東京を不在にしています。グループ会社はハワイやバリ島などリゾートに多いので、年中夏服を着ています。秋田生まれの色白がアイデンティティだったはずなのに、今ではこんがりです。

ゴルフはM&Aの情報戦を征する?!

M&Aで非常に難しいのはソーシング。マッチする会社にはなかなか会えません。そこで、2019年からゴルフを始めました。半径30km圏内の特定地域、しかもリゾートでの情報戦を征するには、ゴルフかなって。地元の服を着て、ローカルルールで。60・70代の方やロコとも同じ目線で対話ができます。そしてその土地のことをたくさん教えてもらいます。結果候補先との出逢いは増えています。

凄く繊細だから、凄く大胆になれる

私は生得的にHSP(Highly sensitive person)という非常に敏感な人間なようで、苦しんだことがありました。表情や言葉端、些細な動きから大量の情報を汲み取ってしまいます。人の足音や気配が気になり恐怖心が襲ってきます。専門家に相談して対処していますが、自覚がない間は辛かったです。

しかし自覚してからはこの特性を「あつかえる」ようになりました。持ち前の洞察力で一次情報をかき集め、原因と結果をただしく整理して、全社戦略を組み立てています。怖いこともあるけれど、これはとっても大丈夫なリスクだから決断しよう、という感じで。この繊細さと大胆さの両面性が自分らしさなのではと認識するようになりました。今では「ドラスティックだね」とも言われます。

想像できるものは創造できる

上の絵は開発進行中(といっても過言ではない?!)観光都市のイメージです。タビナカ社員がゼロベースで考案して開発の素地をつくっています。詳細は非公開なのですが、海外企業を買収して、実際に観光バスや船を走らせているわたし達からすれば、物理的な島や観光資源の開拓に着手する未来はそう遠くない手応えがあります。

地球はもっと楽しくなる

文字通り地球規模でやりたいことがあり、常に仲間さがしです。写真写ってる2人はもともと私の友人で、旅行好きをキッカケにお仕事に関わってもらってます。いなくてはならない存在です^^

今でも、今すぐじゃなくても、長い目でタビナカ面白いなって思ってくださった人がいたら「話を聞きに行きたい」から連絡ください♪ (日々多くのエントリーいただきます。勇気をもってプッシュくださいね!)

お読み頂きありがとうございます

取締役 COO/今野珠優(Shu Konno)
秋田県出身。大学卒業後、H.I.S.やtrippieceなどの旅行ベンチャー勤務を経て23歳のときに起業。欧州視察で目にした自立型学習を基盤とした学習塾兼研究所を全国3都市6拠点に置く。2015年5月タビナカ参画。海外旅行中のカジノは負け知らず。

▼22歳〜25歳に何をしていたかはこちら
「社会人歴9か月、新卒起業。元マイクロ・アントレプレナーが選んだ未来」
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