株式会社タビナカの顧問に、株式会社IDOM(中古車販売ガリバーを展開)の専務取締役を勤めた吉田行宏氏、及びエクスペディア・ホールディングス株式会社の代表取締役を勤めた三島健氏の2名が就任いたしました。
今回顧問として迎える吉田氏は、創業4年でIPO、10年で1,000億の売上を達成し、ガリバー(現IDOM)設立の礎を築いた日本でも数少ない実績を持つ人物です。タビナカの事業戦略、組織戦略のアドバイスをいただき、企業のさらなる成長を目指します。
一方、三島氏は、グローバルOTAの日本代表を務め、これまで日本の旅行業界を牽引してきました。三島氏の顧問就任により、海外アライアンスやマーケティングの更なる強化を図ります。
【吉田氏コメント】
私海外旅行は好きで、旅行代理店を使わずに、自分で比較サイトを使用してホテルや飛行機を予約して行くことが多いのですが、現地でのツアーやアクティビティの予約だけは難しく困っていました。また、家族で出かけると、次の日のアクティビティやレストランを探し、予約するなど、添乗員さんのような役割をしなければならず、完全にのんびりできない自分もいました。
そんなときにタビナカを知り、自分の海外現地アクティビティを全て事前に設計、予約完結できることに感激しました。また、今後は事前予約だけでなく、現地に行った後でも、時間ができた際や、近隣で活動を探したい場合にも活用でき、旅の楽しさが物凄く広がると思います。現地で多くの非日常体験を、リスクやストレスなくできるかにかかっていると思います。タビナカでは現地でのレストランやマッサージ、アクティビティのリコメンドサービスもスタートしており、これらもAirbnbやUberのように必要不可欠なサービスとなると確信しています。
旅は人生を豊かに楽しくし、成長もさせてくれます。その旅を、タビナカのビジョン「安心して挑戦できる世界を創る」とユニークな戦略で、さらに素晴らしいもの変えていくサポートをさせていただき、グローバルメガベンチャーの創出をしていきたいと思います。
【三島氏コメント】
子供のころ、夏休みに毎年家族であちこちに旅行に行くのが本当に楽しみでした。決して便利な時代ではなく、情報も断片的な中、雑誌やカタログ、ガイドブックなどを手に、旅行先で何をしようか、家族で楽しめることは何かと色々と工夫をしながら両親は日程の調整や手配をしていました。そんな苦労も知らずに付いていっただけでしたが、家族で様々な場所を訪れ、風を感じ、音を聴き、新たな食に出会い、人々に触れ合う中で得た発見や感動は、大人になった今でも薄れるものではありません。
対して現在。様々なサービスがあふれ、情報もソーシャル含め豊富に存在しています。しかし旅の目的ともいえる、現地での過ごし方については子供時代から極端な変化はありません。国内では気軽な街歩きをしていれば見つけられることも、海外に出かけた場合、史跡巡りや文化的イベントへの参加、食や人々との出会いなど、過ごし方の工夫はハードルが上がってしまっています。
豊かな滞在をより身近にするためにタビナカは産声を上げました。タビナカで旅中を彩りのあるものへと変えていければと願っています。
プロフィール
吉田 行宏(よしだ ゆきひろ)氏
元株式会社ガリバーインターナショナル(現 株式会社IDOM)専務取締役。創業4年でガリバーを全国展開させ同社を株式公開に導く。10年で1,000億の売り上げを達成した日本でも数少ないハイパーグロースカンパニー。 FC事業、経営戦略 ・ マーケティング・人事・教育 ・ IT・財務等の担当役員を歴任。2012年に退任するまでの18年間、一貫して人事・評価制度の構築、運営及び社員・幹部育成、教育を行い、独自の研修や育成理論を構築する。ガリバー退任後は、若手経営者の育成支援と、共同での新規事業創造のため、株式会社アイランドクレアを設立。現在FiNC、POLをはじめ25社以上の企業の役員、戦略顧問、出資支援を行っている。著書「成長マインドセット―心のブレーキの外し方」
三島健(みしま けん)氏
2011年にエクスペディアHD代表取締役に就任し、翌2012年にエクスペディアとAirAsiaがアジア展開のハブとして共同で設立したAEE Travelの日本代表と北アジアを統括するゼネラル・マネージャにその後ビジネストラベル市場に対し、ホテル・ソリューションをプラットフォームで提供するホテル・リザベーション・サービス(HRS)の代表取締役を経て、2016年にJTBの事業子会社の執行役員に就任。2018年のグループ統合以降はオンライン・トラベル部門の戦略統括を担当。2017年からは航空券等の予約を多言語で提供するアドベンチャーの社外取締役なども歴任する。