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なにをやっているのか

リーダーと打ち合わせを重ね、プロジェクトを設計していきます
「熊本復興・右腕プログラム」のリーダーと右腕さん
復興に追い風を!~リーダーの挑戦を加速させる文化を熊本に~ フミダスでは、地震後、地域課題が露見した熊本で、「地域課題解決に挑戦する人」を増やしていくことで復興のスピードを上げることを目指して復興支援事業を展開しています。 具体的には、「人材支援」「資金支援」「コミュニティの提供」を軸にした地域リーダーやこれから挑戦する起業家たちへのサポート事業です。 ■人材の支援 「熊本復興・右腕プログラム」(http://kumamoto-migiude.com/) 地域ならではの資源や特性を活かしながら、新しい顧客やマーケットを生み出していく事業に挑むリーダーのもとに、その「右腕」となる意欲ある人材をマッチングする事業を2016年4月より立ち上げ、運営しています。 ■ 資金の支援 「KIBOW熊本(運営協力)」(http://kibowproject.jp/kibowreport/detail_73.html) 復興の最先端で活躍する熊本リーダーや団体によるプレゼンテーション・イベントです。来場者および審査員の投票によって決定した順位により、活動支援金が寄付されます。復興に向けたプロジェクトがさらに加速することを目指しています。 ■社会起業家のコミュニティの創出 ・「明日のくまもと塾」(http://asukuma.net/) 熊本が誇る人・モノ・文化を元手に、地域課題の解決のアイデアを磨く、2カ月間のワークショップ・プログラムです。熊本を元気にするプロジェクトを持続的な事業として立ち上げるまでをサポートします。 ・「ソーシャル・イノベーション戦略会議」 地域課題解決に従事する社会事業家、企業、行政、NPO、研究者、メディア、クリエイターなどが互いの思いに共感した上で、それぞれの専門性や知見、リソースを掛け合わせて、チームとして課題解決の種を見つけていくセッション型イベントです。「ソーシャル・イノベーション」の動きが熊本にも根付いていくことを目標としています。

なぜやるのか

熊本の生活は毎日1歩1歩復旧しつつありますが、中長期的な支援が求められています。
一過性の支援ではなく、「地域課題への挑戦」が生まれ続ける仕組みを熊本に創りたいと考えています。
■熊本の現状 私たちが活動拠点としている熊本県は、世界遺産にも指定される豊かな自然、食文化、歴史等を誇る地域です。 しかし、2016年4月の地震、10月の阿蘇山噴火がきっかけとなり、人口流出や地域で活躍する担い手不足など、かねてより抱えてきた地域課題がよりはっきりと輪郭を帯びることになりました。 顕在化した課題は福祉・農業・観光・教育・地域コミュニティと多岐に渡り、災害から1年が経った今もその爪痕は色濃く残っています。熊本の生活は毎日1歩1歩復旧しつつありますが、中長期的な支援が必要な今だからこそ、課題解決に向けた継続的な動きが求められています。 ■目指す姿と、そのためのアクション そんな熊本に、「地域課題解決に挑戦する人」を増やしていきたいと私たちは考えています。 これは、熊本に地域課題解決に挑む人が生まれ続ける仕組み「挑戦の生態系」をつくることでもあります。 地震や噴火後、課題解決への挑戦を続けてきたのは、熊本の様々な分野の経営者、起業家たちでした。彼ら自身も被災しながら、今も地域リーダーとして事業を継続し、地域課題解決に挑戦し続けています。これは熊本の復興にとって大きな希望となり、今も私たちを勇気づけてくれています。彼らのような地域の未来に向けてチャレンジをする人達が増えることは、熊本の力の底上げにつながると確信しています。 ただし、現場に必要なのは単なる「人手」ではなく、「現状に甘んじることなく、これからの熊本を考え行動する人材」です。そういった人材が熊本に増えていくことで、挑戦の潮流を創り、地域リーダーたちの活動に相乗効果が生まれていく。そして、そのためにはただ待っているだけでなく、継続する仕掛けや仕組みが必要です。そこで私たちは、地域課題の解決にチャレンジするリーダーたちに伴走し、彼らの挑戦を加速させるための復興支援事業を進めています。

どうやっているのか

事務所はあたたかい雰囲気の民家です
癒し担当の"まる"もお待ちしています!
現在のフミダスは、代表理事・専従職員2名・アルバイト2名・業務委託職員1名の計6名の小さな団体です。 おばあちゃんの家を思い出すような昔ながらの民家を借りて事務所にしています。「ただいま!」って言って入りたくなる、畳の香りがする職場です♪ 夜な夜なたこ焼きを始めたり、鍋を始めたり全員がコミュニケーションを取りやすい、アットホームな環境です。