【福岡ソノリクで働く人々vol.01】さまざまな人や知識と出会える環境で自分らしく働く | 広報課 池邉葵

■まずは自己紹介をお願いします

広報課係長の池邉葵（いけべあおい）と申します。福岡ソノリクは佐賀県鳥栖市に本社がありますが、普段は福岡市内にある自宅からリモートワークをしています。出社するのは月に1回ほど。小さい子どもがいるため時短勤務中でもあります。

■福岡ソノリクは農作物を扱っていますが、好きな野菜は何ですか？

好きな野菜はアスパラガスです。シンプルな食べ方が好きで、トースターで焼いてオリーブオイルをかけるのがお気に入りです。

■ソノリクに入社された経緯を教えてください

前職では、新卒で入社した鉄道会社で総合職として10年近く勤務していました。企画系の仕事から人事関係の仕事まで幅広い業務を担当してやりがいを感じていましたが、とても多忙で子どもとゆっくり過ごす時間がとれないことなどが悩ましく、転職を考えるようになりました。

転職活動の軸にしていたことは2つあります。1つは前職で得意としていた社外との調整や企画系の業務の経験を活かせる仕事であること、2つ目は子どもとの時間も大切にできるよう、勤務時間の調整やリモートワークなど柔軟な働き方ができること。福岡ソノリクはこの2つの条件に合致しており、入社を決めました。

■現在の仕事内容とその魅力を教えてください

広報の仕事として、テレビや新聞などメディアの対応やプレスリリースの作成、自社HPでの発信などを担当しています。現在は広報業務に加えて、2021年に立ち上がった「ソノリク農作物劇場」というプロジェクトに関する業務に携わっており、商品企画やECサイトの構築、イベント運営なども担当しています。

プロジェクトの運営にあたっては、デザイナーやコンサルタントなど社外のプロの方々の力を借りながら日々の業務に取り組んでいます。社内よりも社外の方々とコミュニケーションをとる機会が多く、さまざまな人や知識と出会えることが魅力の1つです。

■仕事をしていて楽しいと感じる瞬間は？

広報用のブログ記事を作成するために農家さんの取材に行くことがあるのですが、農業は未知の世界で初めて知る事が多く、とても楽しい時間です。取材した農家の女性から「今までずっと発信したいと思っていたけど、忙しくてできていなかった。自分の伝えたいことを世の中に発信してくれてありがとう」とお礼を言われたときには本当に嬉しかったです。

■仕事をしていて大変なことは？

前職では毎日出社していましたが、現在は基本的にリモートワークで出社は月に1回程度。社内のやりとりはLINEやslack、zoomを中心にほぼ全てのコミュニケーションがオンライン上で完結しています。入社して人間関係を構築する最初の部分からオンラインでのやりとりになるため、同僚の人となりを知ったり感情を汲み取ったりすることが難しく、コミュニケーションの難しさには戸惑いました。

リモートワークでは働く場所にとらわれず柔軟に働けるというメリットがありますが、同僚の忙しさや体調の変化、抱えている業務内容など出勤していれば自然と気づけていたことも、オンラインだけではなかなか把握することが難しいです。

そうしたコミュニケーションの難しさから仕事の進め方を間違えてしまったこともありました。失敗を踏まえて、現在はなるべく細かく上司に確認をとるようにしています。また、進捗状況をこまめに上司に報告をして、少しでも状況を把握してもらいやすくなるように気をつけています。社外の方とやりとりする際にも、ちょっとした会話を加えて、少しでも距離が近づけるよう心掛けています。

■池邉さんの考える福岡ソノリクの魅力はなんですか？

色々ありますが、一番はその道のプロがたくさんいるところです。弊社には中途採用組が多く、専門知識が豊富な社員がたくさんいます。農家さんの事情に精通している人や野菜に詳しく、農家さんに栽培方法を教えている人もいます。元漁師や元JA職員などバックグラウンドもさまざま。また部署の異動が少ないため、自分の業務を極めて、顧客と信頼関係を築けている社員が多いのではないかと思います。また、働き方を調整できるため、子育てや介護をしている方、通院が必要な方などいろいろな事情のある方にも働きやすいところも魅力の1つです。

■池邉さんの今後のミッションを教えてください

まず第一に会社の知名度を上げることです。自社の取り組みを幅広く知っていただき、農作物に関心を持つ方を増やしたいです。そして私自身も含め、一緒に働く方々が安心して楽しく働ける環境をつくっていきたいと思います。

社内外問わず、一緒に働く方々は性別も世代も居住地も異なります。私が子育てに追われているように、誰しも何らかの事情を抱えて働いていると思います。仕事とは自分自身のためでもあり、生活のためでもあります。それぞれが自分のライフスタイルを大切にしながら働けることが一番大切だと思います。

安心して楽しく働ける環境であればこそ、滞りなく業務が進み、活発な意見が飛び交います。結果的に誰にとっても働きやすい会社となり、ひいては会社の業績アップにもつながると思います。

そのためには、コミュニケーションのとり方を大切にしたいです。とくに私はオンライン上でのやりとりが多いので、言葉の選び方や文章表現の仕方、相手の状況を把握する力をもっと養っていきたいと思います。

今後、一緒に広報業務を担当してくださる方が現れた際には、お互いの業務をフォローしあえるような関係を築いていきたいと思います。

■最後に応募を検討されている方へのメッセージをお願いします

福岡ソノリクはまだまだ発展途上の会社です。その分、仕事のやりがいがあることはもちろん、自分らしい働き方を実現できる会社だと思います。実は広報課は私が入社して新しくできた部署のため、正社員は私一人でまだまだ手探りな状態です。新しい業務を担当する機会も多いので、さまざまなことに挑戦したい方にはぴったりの環境です。興味のある方からのご応募をお待ちしております。ぜひ一緒に会社を盛り上げていきましょう。

撮影場所：スタートアップカフェ
取材・文：平川朋子