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仕切りたがりの私には適職だった。シンクタンク出身者がPRエージェンシーに飛び込んだ理由

フロントステージにはさまざまなバックグラウンドを持つメンバーが在籍しており、広報・PRに未経験から挑戦しているメンバーも少なくありません。

今回は、2023年1月に中途入社した大橋 麻結さん(以下、麻結ちゃん)にインタビュー。広報・PRをやりたいと思った理由や入社後の率直な気持ちを聞いてみました!

PRアソシエイト 大橋 麻結 (Mayu Ohashi)
1993年8月生まれ。神奈川県出身。学習院大学卒。新卒でシンクタンクに就職。研修プログラムの提案や、会報誌作成などの業務に従事。その中で、サービスや情報の発信により、人に影響を与える楽しさを知る。これまでの経験や「おもてなし」「サプライズ」好きな性格を深ぼっていくうちに、広報PRの仕事に辿り着き、2023年フロントステージにジョイン。趣味は料理で、「誰かのためにつくり、喜んでもらう」ことが生きがい。

自分の考えを発信できる仕事がしたい!

ーーまずは、フロントステージへ入社するまでの経歴について教えてください。

新卒でシンクタンクに入社して、3年間は事務職として働いていました。

もともと私は総合職での就職を希望していたこともあり、事務仕事だけでなく「もっと外に出て、自分の考えを発信できる仕事もしたい」と思うようになったんです。そこで異動希望を出し、会報誌の制作などをおこなう部署で働くことになりました。

社外の方と一緒に進める仕事が増え、やりがいを感じていた一方、「自分の考えを発信できる働き方」という部分では物足りなさがあって……。そこから、キャリアに対するモヤモヤを感じるようになったんです。でも、なかなか踏ん切りが付かず、そのまま社会人6年目を迎えました。

ーー新しい挑戦をしたいとはいえ、慣れた環境を飛び出すのは勇気が必要ですよね。

はい。ただ結婚して、今後の自分の人生を考えたときに、このままでいいのかなと自問自答する機会が増えて。

「もし子どもができたら、仕事を楽しんでいるママの姿を子どもに見せたい」と思うようになったんです。そこから一歩踏み出そうと、転職を決意しました。

広報・PRをやりたいと思った3つの理由

ーー広報・PRに転身するまでの経緯を教えてください。

最初は、前職の上司に「広報・PRとか向いてるんじゃない?」と言われたことがきっかけです。そこから広報・PRという仕事が気になりはじめ、これを軸に転職活動をすることにしました。

でも正直、どうしても広報・PRをやりたい、という理由までは見つけられていなかったんですよね。なので、いくつか面接を受けたものの「絶対にここで働きたい」と思うような会社には出会えませんでした。

ーーそこから、どのようにしてフロントステージに辿り着いたのですか?

やっぱり転職せずに今の会社で頑張っていくかと思っていた矢先、たまたま見ていたWantedlyでフロントステージの求人を発見したんです。

それまでは事業会社の広報を中心に探していたので、PRエージェンシーという選択肢は考えていなかったのですが、とりあえず話を聞いてみよう、とカジュアル面談の機会を持ちました。

ーー最初はPRエージェンシーへの意向は高くはなかったですね。

そうなんです。でも、いざ面談で絵美さん(代表・千田の愛称)とお話ししてみると「PRエージェンシーの方が自分に合っているかも!」と思うようになりました。

というのも自分の性格を考えたときに、事業会社の広報として1社のことを追求するよりも、複数の会社に携われる働き方の方がフィットしていると感じたからです。

またフロントステージの面談を受けてから、それまで自分の中でおぼろげだった「広報・PRをやりたい理由」が明確になった気がしました。

ーー具体的には?

3つあります。

一つは、仕切りたがりの性格です。飲み会や友達の誕生日パーティーの幹事など、自ら進んで仕切ることが昔から多くて、この特性は、多くのステークホルダーを巻き込む広報・PRにうってつけだと考えました。

二つめは、情報発信を楽しめること。SNSでもよく発信をしていたので、情報を届けることを肝とする広報・PRの仕事に通ずると感じました。

最後は、人を喜ばせたい意欲が強いことです。例えば私は料理が好きなのですが、料理を作ること自体が好きなわけではありません。それよりも、自分の作った料理を食べて喜んでもらえることに感動するのです。この「人を喜ばせたい」モチベーションは、広報・PRでも活かせると思いました。

このように「仕切って」「情報発信して」「人に喜んでもらう」ことにやりがいを覚える私は、広報・PRという仕事を楽しめると実感できたんです。

また同時に、フロントステージの企業理念「企業やサービス、人の『らしさ』を引き出し、表舞台に出す」にも、とてもシンパシーを感じました。

ーー広報・PRをやりたいと強く思ったと共に、フロントステージへの入社意欲も高まったんですね。

はい。フロントステージ以外もいくつか選考が進んでいた会社はありましたが、絵美さんとの面談のあとは「ここに行こう!」と、かなりテンションが上がっていました(笑)。

それに加えて、面談の最後に絵美さんから「大橋さん、自分のファンを作れそうだね」と言ってもらえたのがとても嬉しくて。そのまま内定をいただき、迷うことなく入社を決めました。

難しさとやりがいは表裏一体

ーー入社前後でフロントステージに対するギャップはありましたか?

入社後すぐにメディアキャラバン(※)に行ったり、担当を持たせてもらえたりしたことは、今まで裁量権のある仕事を切望していた私には良い意味でのギャップでした。

あとは、これまで自分がいた環境よりも“伝える力”が求められると感じます。

よく「遠慮することが美徳」と言いますが、フロントステージで働いてからは、その常識がくつがえされる感覚です。

実際、フロントステージの行動指針には「チームで”察する”はNG!言葉で意図を伝える。」というものがあります。自分の考えを相手に理解してもらうためには、一歩踏み込む勇気も必要なのだということを日々実感しています。

(※)メディアの方にアポイントを取って、広報・PRをする企業やサービスの情報をご紹介すること。ご紹介だけでなく、関係構築のために訪問するケースも。

ーー仕事に楽しさ・面白さを感じる部分はありますか?

先述した通り、仕切りたがりの私にとって、クライアントに自分の考えを提案しながら進められるのは何より楽しいですね。

また、メディアの方と接することができるのも広報・PRの醍醐味だと感じています。普段はなかなか関われない方たちと関係性を構築できて、情報交換できるのがすごく面白いです。

PRエージェンシーで働く以上、クライアント・メディアどちらかに寄っていくのではなく、双方に価値提供できるようになりたいですね。

ーーでは反対に、難しいと感じる部分はありますか?

広報・PR活動に慣れていないクライアントに対して、広報・PRの大切さを伝えていくのは難しいと感じます。

例えば、新しいサービスが新聞で取り上げられたとしても、それが会社の売り上げにダイレクトに繋がるとは限らない。定量的な成果が見えにくいので、広報・PRを継続する意義を伝えるのは容易なことではありません。

でも、だからこそ感じる面白さもあるはずです。初めはうまく伝わらなくても、一つひとつの成功体験を重ねていくことで、「広報・PRをやっていて良かった」と実感できる瞬間が訪れると思っていて。それを目指して、クライアントに伴走できればと考えています。

ある意味、難しさとやりがいは表裏一体だと感じています。だからこそ、難しさも含めて、楽しめているのかもしれません。

広報・PR力を活かして、挑戦し続ける

ーー改めて、フロントステージに転職して、どのように感じますか?

私はフロントステージに転職して、心から良かったと思っています。

以前は、プライベートの時間に仕事のことは考えたくないタイプだったんです。でも今は、普段の生活の中でも自然と広報・PR視点で物事を見てしまうくらい、仕事を楽しめているんですよね。

実際、夫からは「最近イキイキしているね!」と言われるようになりました。

ーー楽しめているのは何よりですね!今後の目標についても教えてください。

クライアントに提案できる手数を増やすのが第一で、それが社内外に認められたら嬉しいですね。「大橋に任せれば大丈夫」と思っていただけるように、知識やスキルを身に付けていきたいです。

また将来的には、広報・PRの力を活かして自分で会社を興したいという夢もあります。そのためにも、とにかく早く成長したいと感じますね。

ーー最後に、入社を検討している方へのメッセージをお願いします。

未経験の領域にチャレンジするのは、壁が高く感じられるかもしれません。でも、人生は一度きりです。自分の強みを活かせることや、本当にやりたいことが広報・PRにつながる方がいらっしゃるなら、ぜひ一緒に働きたいです。

それから、直感を信じてみることも大切なのかなと感じます。フロントステージに「なんかいいなあ」と感じたのであれば、その直感を信じて飛び込んできていただきたいです。お待ちしています!

ーー麻結ちゃん、ありがとうございました!

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