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設計を経験してきた採用責任者が、設計者のために伝えたいこと

こんにちは!

FREEDOM広報担当の原田です。

今回は、若手設計者と学生向けに定期的に開催しているセミナーの内容や、参加者の皆さんからどのような質問が来たかなどを一部ご紹介していきたいと思います。

ただ内容をご紹介したいというわけではありません。

セミナーの内容を通じて、採用責任者がどのようなことを考えているのか、FREEDOMが設計者を育てるためにどのような取り組みをしているのか、といったことが伝われば嬉しく思います。


どんなセミナーをやっているのか?

セミナーを担当するのは、10年以上アトリエ系設計事務所での設計経験を10年以上持ち、現在はFREEDOMの採用・育成部門の責任者である谷崎です。

どうすれば設計者として成長していけるかという側面と、どのように設計者を育成していくかという側面の両方から考えてきた谷崎だからこそお話できる内容となっています。

タイトルは設計者スキル7選。

優秀な設計者に求められるスキルをお伝えしていくことがメインとなりますが、一般的に考えられるような技術的な話だけにとどまりません。

なぜなら、設計者に必要なスキルはプランニング力や法規の知識といった「テクニカルスキル」だけでなく一人のビジネスパーソンとして身に着けておくべき「ポータブルスキル」も必要であると谷崎は考えるからです。

学校では学べない、ビジネスパーソンとして設計者に必要な要素までカバーできる7つのスキルをお伝えしていきます。


質疑応答

こちらのセミナーは本編だけでなく、質疑応答の時間にも有益なご質問を沢山いただくので、谷崎の回答と併せて一部紹介させていただきたいと思います!

Q. センスを身に着けるため、いろいろな建築を見てインプットしているが、なかなか自分のものに出来ない。

A. アウトプットが上手くできていない可能性と、正しくインプットが出来ていない可能性があります。自分の中でアイデアの引き出しはあるのにアウトプットが上手くできていない場合、上司など経験豊富な設計者に、どのようにデザインに反映させていけばいいかの提案やフィードバックをもらうことから始めていくといいかもしれません。

正しくインプットが出来ていないという可能性については、デザインをただ見るのではなく、そのデザインになっている理由や背景を考える癖をつけていくことが重要です。「素敵なデザイン」というだけでなく「なぜ素敵なのか」を考えていくとインプットの質を上げることが出来ます。


Q. セルフブランディングをしていくことが大切という話があったが、それは自分の個性を確立させていくということなのでしょうか。

A. 設計者はアーティストではなくデザイナーという立場です。そのため、一番優先するべきはお客様のニーズだと考えています。最初はお客様のニーズを叶えることをベースとして、インプットしてきたデザインを組み合わせて最適化させていくという流れになるでしょう。ただ、デザインを最適化させるということを繰り返すことで、自ずと最適化の過程で自分の個性をアウトプットの中に入れていくことが出来るはずです。自分の個性を出すことを一番に考えるのではなく、最適化されたデザインの中に自分のポリシーとなることを入れ込むことが出来れば、「○○さんっぽい」デザインが確立されていくのだと思っています。


FREEDOMが目指すこと

いかがでしたでしょうか?

FREEDOMでは、社内の設計者に対してだけでなく、多くの設計者に対してこのように成長のヒントとなることをお伝えしています。

なぜなら、業界全体を通じてもっと優秀な設計者を増やしていきたい、増やしていけるはずだという思いがあるからです。

もっと成長していきたい、活躍していきたい、という方に対して、FREEDOMが力になれることがあれば嬉しく思います。






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