こんにちは!
FREEDOM株式会社採用担当の原田です!
今回から「私の推し設計」というタイトルで、設計事務所フリーダムアーキテクツが手掛けた住宅について、実際に担当した設計者にこだわりのポイントなどをインタビューするという企画を行っていきます。
記念すべき1回目に事例を紹介してくれる、フリーダムアーキテクツに所属する設計者は、店舗などの設計経験もあるTさんです!
case745・RUSTIC
コンセプト:自宅時間を楽しむ住まい
Q.お客様が喜んでくれたポイントは?
まずは何といっても間取りですね。
玄関の位置や駐車スペースを工夫したことで、南側にテラスを配置することが出来ました。
それにより、ご希望をいただいていたテラスを広く日当たりのいい空間に出来ただけでなく、さらにそのテラスにつながる形のLDKも明るくなったので、間取り全体として気に入っていただいています。
あと、これはもともとお客様がこだわりたいとおっしゃっていた部分でもありますが、便利な家事動線が実現できたことも、とても喜んでいただいています!
乾燥機を入れたランドリールーム、ウォークインクローゼット、寝室を回遊できるようにしたことで、乾いた洗濯物をすぐクローゼットにしまえたり、寝室からすぐに服を取り出したりすることが可能となりました。
洗濯物を畳んで収納する時間が短縮出来て、すごく便利で楽!と喜んでいただいていて、私自身もとても嬉しく思っています!
Q.設計上こだわったポイントは?
LDKやそれぞれの居室など空間を広々使う分、大きな収納スペースが少なくなる傾向にあったため、いかに収納のスペースを作っていくか、ということにはこだわりました!
具体的には、デッドスペースになってしまう階段上のスペースを、趣味の道具や季節物をしまえるような場所としてつくったり、壁に有孔ボードや棚を作り、そこにちょっとしたものを置いておけるようにしたり、といった工夫をしています。
もう一つ、インテリアに関しては、こだわりが際立つよう、見せたいものと隠したいもののメリハリをつけることも意識していました。
例えば、お客様が気に入っていた素敵な照明が目立つように、ダウンライトをつけないようにした、というところはこだわりかなと思います!
Q.設計上難しかったポイントは?
開放感と構造のバランスをどうとるか、という点ですかね。
まず、お客様の方から、LDKは一階が良い、かつ明るい空間にしたいというご要望がありました。
そのために、LDKを一階に配置することはもちろん、テラスとつながる開口部を出来るだけ広く取ろうとしたのですが、壁が少なくなる分構造的に弱くなってしまうということが悩みどころでした。
なので、一階にあるワークスペースの壁や、テラスを囲う壁がLDKを支えられるようにすることで、構造面での安定を確保しました。
難しかった点ではありますが、工夫した分、お客様が理想としていた明るく開放感のあるLDKが実現出来たので良かったと思っています!
HPでは、ここに載っていない写真も見ることが出来ますので、是非チェックしてみて下さい!