こんにちは、フーディソンの広報です。
弊社はスタートアップとして日々『世界の食をもっと楽しく』することを目指しています。今回は、大田市場で働くロジスティクスチームの田中さんと赤木さんにお話を伺いました。
編集部:本日はよろしくお願いします!普段は大田市場で働かれているロジスティクスチームですが、おふたりの勤務時間や業務内容を教えてください。
田中さん:私は普段は深夜1時に出社し、お昼頃に退社する勤務形態をとっています。ロジスティクスチームの大半のメンバーは、出社後に当社のバイヤーが産地の仕入れ先や豊洲などの別市場から仕入れたものが集まる共同配送棟で鮮魚や冷凍品の仕分け作業をします。
具体的には、何をどこに出荷するかをチェックしたり、仕入れたものがちゃんと入荷してきているか、品質が悪いものがあれば代品手配などの対応をしたりしています。それが終わったら梱包作業をし、配送チームへの受け渡しを行っています。
赤木さん:私は深夜2時に出社し、お昼すぎに退社することが多いです。出社後は一度大田市場を出て、車で5〜10分くらいのところにある冷凍庫に入り、水産以外の冷凍品の出荷作業を担当しています。それが終わって大田市場に戻ってきたら、田中さんが言っていた共同配送棟で鮮魚と冷凍品の対応をしています。
編集部:魚ポチ全てのオーダーに対してお客様に出荷するための準備を対応されているということですよね。すごく大変そうです・・・
田中さん:そうですね。多いときで1,200件を超えるご注文の梱包発送が発生します。それを50名弱で対応しているので、一人一人が自分の役割を全うしていないと成り立たないですね。
私はリーダーを任されているのですが、フーディソンの「チームでやろう」というバリューと、楽しくやることをモットーにチーム作りをしています。
ロジスティクスチームは、社員、アルバイトさん、パートさん、派遣スタッフさんなど雇用形態も様々ですし、年齢も国籍もバラバラのメンバーが集まっています。日々大量のオーダーを大きなトラブルも無く対応できているのも、飛び抜けた個人のスキルではなく、各々の連携やチームの結束力があってこそだと思いますね。
田中さん:赤木さんも、10月から出荷の主幹を任されていますよね!
赤木さん:そうですね。私は2020年の11月に唯一の新卒として入社したのですが、入社後たくさんの先輩方に一から教えていただき、今では出荷の責任者を任せていただいています。ほとんどが中途入社の方なので、年齢などは関係なくフラットに相談し連携できるのがとても有難いですね。とくに田中さんは現場の皆さんからの信頼も厚く、私もよく相談に乗っていただいています。
田中さん:「仲間」という感覚が強いですね。パートさんやアルバイトさんに職場アンケートをとるのですが、外国籍の方から「田中さんはいつも挨拶してくれる」と書かれていて(笑)、当たり前のことですが、今日も1日一緒に働く仲間に大きな声で挨拶するように心がけていますね。
一方で赤木さんは責任感が強く、型を破ろうというスタンスに長けていて、ひと回り以上歳は離れていますが、とても尊敬しています。社内のバリューアワードでも表彰されていましたね。
編集部:そうなのですね!おめでとうございます!どのような受賞内容だったのでしょうか?
赤木さん:ありがとうございます。受賞したのは、2つの業務改善を評価いただいたからでした。1つ目は、資材や備品の発注をシステム化し、ボタンを1つ押せば発注できるようにしたことです。それまではスプレッドシートで管理し、さらに各発注方法に合わせてデータ入力する仕組みでしたが、ボタンを導入してからは発注方法をよくわからない人でもボタン1つで発注できるので、属人化を防ぎ誰でもできる業務にすることができました。
2つ目は梱包作業の過程において、氷を袋に詰める作業工程にIoTボタンを導入したことです。氷詰めの作業は、1パレット分の作業が完了すると作業場がなくなってしまい、パレットをフォークリフトで動かさないといけない工程が発生します。
しかし誰でもフォークリフトの免許があるわけではなく、その場に必ず運転できる人がいるかも分からない状況でした。都度運転手を探して色々な人に声をかけ、アルバイトさんや新人の方は誰に声をかけたらいいかも分からない場面も発生していました。
そこで、1パレット分の作業が完了した際にボタンを押すと、グループLINEで「袋氷ができたのでフォークリフトで移動してください」と通知がいくような仕組みをシステム開発部の協力を得て構築しました。現場の方からはすごく助かっているという声もいただきました。
編集部:赤木さんは元々そのようなシステム構築に明るかったのでしょうか?
赤木さん:パソコンは好きでしたね。また、就職活動中の会社選びの軸には、現場の改革や改善ができる会社、というのがありました。まずは現場に入って現場のリアルに困っていることや悩みを知り、それを改善・改革するということがしたかったんです。
今はまさにその希望が叶っており、常にどうしたらチームの皆さんが働きやすい環境をつくれるか、トラブルが起きないオペレーションを設計できるかを念頭に働いています。
田中さん:本当に、すばらしいですよね。ロジスティックス周りは、正しくやるのが当たり前、トラブルが起きた時だけスポットが当たってしまう仕事でもあります。そんな中で赤木さんの業務改善は、チームのためだけではなく会社の成長に直結していると思います。
また、安全面にも細心の注意を払っていて、みんなが安全に作業できる環境づくりにも配慮しています。大手企業のようにルールがカチッと決まっているわけではないので、会社のルールを作りながら成長させているような段階です。こういう時にどうするか?まずは自分なりに考えて、やってみて、頭を柔軟にしておかないといけないですね。
編集部:尊敬しあっているお二人の関係性も素敵です。お二人が思うフーディソンの魅力はどこでしょうか?
田中さん:私はコロナをきっかけに転職活動をし、フーディソンに出会いました。コロナ禍でも急速に成長し続けているフーディソンが大変魅力的でしたし、当時から経営のスピーディーな判断で時流にあわせたサービス開発をしていると感じましたね。常に変化し適応する会社が生き残る時代で、フーディソンはかなり強い会社だと確信しています。
赤木さん:私は年齢関係なく信頼して任せてくれる風土が魅力だと思います。社会人歴も社歴も短く、水産のことも全く知らない、信頼がゼロだったのに、今では主幹として頼ってもらう機会も増え、それがまた自分の自信につながりプラスのサイクルが生まれています。パートさんやアルバイトさんから信頼されていると実感もできています。
ただ、出荷の責任を持っている以上トラブルがあると落ち込みます。もちろんトラブルはチームでフォローし合いますが、これだけ一人一人が注意を払っても足りない、これ以上良いオペレーションにするにはどうしたらいいのかと日々頭を悩ませているのも事実です。
編集部:今も絶賛改善中のことがあると伺いました。ぜひ内容を教えてください。
赤木さん:普段出荷は発泡スチロールで行なっているのですが、発泡スチロールは畳むことができないので溜まってしまうとスペースを圧迫してしまいます。また、環境配慮の観点からも、プラスチックの発砲スチロールより紙の段ボールの方が良い。そこで、防水の段ボールを開発している企業と鮮魚や冷凍品の出荷用資材として活用できないかを商談中です。実現するのが楽しみです!
編集部:業務改善の枠を超えていますね。私もお話を聞いていてワクワクしてきました・・・!お二人はどのような人と働きたいですか?
田中さん:先ほどもお伝えしたのですが、物流業界はルーティーン業務を完璧にできて当たり前の世界なので、正直華やかな業務内容かというとそうではないと思います。どちらかというとこつこつ地道な業務が多いです。そんな中でも楽しみややりがいを見出してチームのために貢献できる人、ですかね。
・・・ちょっと言い過ぎましたかもしれませんが(笑)、個人的にはチームで楽しく働くことをモットーにしているので、とにかくどんなことも楽しめる人は風土としてもマッチしていると思います!
赤木さん:変化を恐れない人、でしょうか。良くも悪くも堅く決められたルールが少ないので、常に現場の自分たち好みに変えられる良さがあります。気張らずに、ラフに、フーディソンで働くことを検討していただけると嬉しいですね!
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