新しい環境での挑戦：若手測量技術者が語る FLIGHTS

FLIGHTS は、革新的なドローン測量技術と橋梁検査のリーディングカンパニーとして急成長を遂げ、市場をリードする存在となっています。今回は、2024年に中途入社し、現在社内最年少の測量技術者として活躍する 阿部 楓盤（あべ ふうわ）さんに FLIGHTS での挑戦と技術者としての今後のキャリアについてインタビューしました。

ー　阿部くん、FLIGHTS には若い人もいるんだよっていうのを皆さんにお知らせしないと！

そうですね、20代の技術者も裁量をもって活躍できる会社だということを今日はお話しできたらと思っています。よろしくお願いします。

ー　それでは、まず阿部さんの経歴を教えてください。

僕は新潟県で生まれ育ち、工業高校卒業後に土木系の会社に就職しました。そこで3年間、主に社内の担当工事の i-con測量を行っていました。

ー　高校では測量技術について学習する機会があったのでしょうか？

僕の通っていた工業高校では、卒業生が就職した企業などから古くなった機材を譲っていただいたりして、実際に授業でトータルステーションやレベルといった測量用の器具に触れ、測量の基礎を学ぶ機会がありました。

ー　転職のきっかけは何だったんですか？

もともと関東で働きたいと考えていて、最初は地元で経験を積んでから行きたいと思っていました。また、前職でドローンを使った写真測量や空撮を担当する機会があったのですが、その時にドローンに興味を持ち、もう少し触っていきたいと思いました。ちょうど会社で FLIGHTS SCAN の購入を検討していたことから FLIGHTS の製品について知り、そこから会社に興味を持ちました。自分のやりたいこととマッチしていて、今の知識も生かせそうだし、新しい挑戦もどんどんできそうな会社だなと感じたので、転職先として考え始めました。

ー　転職の際は、他にはどのような会社を検討していましたか？

はじめは測量会社の中から検討していました。ただ、それではドローンへの関わり方が今までと変わらないだろうと思い、ドローンにより多く関わることができ、なおかつ自分のスキルを増やし伸ばしていけるような会社を探していました。実際には、ドローンを専門的に扱っている会社は少なく、測量メインでドローンも使っていますよというところが多かったんです。部分的には自分のやりたいことと合っているものの、次のチャレンジとしては迷いがありました。

ー　他に何か転職の軸みたいなものはありましたか?

そうですね。自分は新しいことをするのがすごく好きなのですが、転職するにあたって、測量をしつつドローンもできて、更に新しいこともやりたいと思っていました。でも、会社側から見たら、前の経験を生かして測量の方に力を入れてほしいという考えもあると思うんです。けれども、FLIGHTS では「今までの経験を生かしつつ新しいことにどんどん挑戦してほしい」と面接の時に言ってもらい、自分も測量をするだけではなく最新のソフトや機材に触れていきたいと思っていたので、その点にも惹かれました。

ー　実際に FLIGHTS の人と会った印象はいかがでしたか?

話を聞いてみて、新しい挑戦に意欲的で、働きやすい環境だなということを一番感じました。また、社員の皆さんの良い雰囲気は面接の時から感じていました。面接で「それぞれが事業部長になるような人材になってほしい、なれる環境がある」とお話しいただいた時に、この会社で働きたい、ここで自分のスキルを磨きたいと思いました。最終面接の時に、峠下さん（社長）の方から「ぜひ一緒に働きましょう！」と言っていただいたので、その場で気持ちが固まりました。むしろ自分が入れるのかなと思ってドキドキしていたので嬉しかったです。

ー　実際に入社してから、ギャップは何かありましたか?

不安になるようなことはなかったです！　期待していたとおり、前職の経験も生かしながら様々な新しいことに挑戦しています。今は納品講習などでお客様の前に立つ仕事もあり、ソフトウェアの取扱説明書の作成やバグの発見など、いろいろな仕事を担当しています。覚えることも多くて大変ですが、今までにない経験ができることがとても楽しいです。

ー　これから阿部さんが FLIGHTS でやりたいことはどんなことですか?

直近で言えば、今担当している納品講習を1人でできるようになったり、一通りの業務を完璧にこなせるようになりたいと思っています。それから、FLIGHTS SCAN 以外のレーザー製品や、日本や海外の他メーカーのドローンを触ったり、ソフトウェアもいろいろ試して、多角的な視点から自分の意見が言えるような技術者になりたいと思っています。幅広い知見を持てるようになって、ドローン測量の第一人者になりたいです。

ー　冒頭で年齢の話をしましたが、その辺りは何か感じていることはありますか？

前職では幅広い年齢層の方がいましたが、同期が10人ほどいて、彼らとは年齢も近く友達感覚で仕事をしていました。FLIGHTS では年齢が離れている方が多く、今は僕が一番歳下です。でも皆さんがたくさん話しかけてくれるし、こちらからも話しかけやすいので、コミュニケーションが取りづらいと感じたことはありません。あとは、皆さんが FLIGHTS で働くことを楽しんでいるのが感じられるところが、僕は気に入っています。前職はけっこう固い雰囲気の会社だったので、むしろ今の方が自分には合っているかなと感じています。

ー　働き方の面では前職との違いはありますか？

リモートワークもできることと、出張があることですね。前職では新潟県内での仕事が主で、車で行って当日帰ってくる現場が多かったので、泊まりの出張は経験がありませんでした。今は日本全国いろいろなところへ出張があり、実際やってみてすごく楽しかったので、もっと行きたいと思っています。若いうちにいろいろな現場を経験できるのは魅力的だと思います。

ー　はじめて FLIGHTS を知る若い技術者向けに、メッセージをお願いします！

自分が転職を考えていた時、やっぱり思った時に行動しないと後々やらないだろうなって思いました。もちろん、今の仕事を続けるのか次の仕事を探すのか、じっくり考えるのは大切ですが、今だからこそできることも多いんじゃないかと思います。そういった決断力や行動力は大事かなと思います。

FLIGHTS に転職してよかったです。自分と年齢が近い人がもう少しいると、勉強会を開いてベテランの方に技術を教わったりとか、もっとできるのかなって思っています。新しいことに一緒にチャレンジしていく仲間を待っています！