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【経営陣インタビュー】FLIGHTSの財務・経営管理を支える公認会計士 山岡氏。FLIGHTSの成長が、ドローン産業の成長につながる

今回ご紹介するのは、財務責任者および経営管理責任者の山岡 佑(やまおか たすく)さん。創業時から会社を支えてきた彼に、FLIGHTSの歴史や可能性、今後のビジョンなどについて話を聞きました。


公認会計士として監査法人に勤務し、その後スタートアップ向けコンサルティング会社を経営


ー まずは簡単に経歴を教えてください

以前は公認会計士として監査法人に勤務していました。その後、スタートアップ企業を支援するコンサルティング会社を創業し、現在もいくつかの企業の経営支援を行っております。公認会計士という背景を活かし、経営管理を核とした業務最適化、コンサルティング、そしてIPO支援などの役割を担っています。これまでに、3社の企業がIPOを達成し、そのうち2社では社外取締役および監査役を務めています。


ー FLIGHTSでの役割や、今に至るまでの経緯を教えてください

FLIGHTSでは業務委託契約のもと、財務責任者並びに経営管理責任者役員として、経営から財務に至るまで多岐に渡り携わります。FLIGHTSとの出会いは、2018年に代表の峠下から「資金調達をしたので投資家向けのレポーティング業務を手伝って欲しい」という相談を受けたことがきっかけでした。


当初は、経営管理の仕組みが整備されていないことから、その構築が先決である旨をお伝えし、そこから徐々に経営の意思決定プロセスにも携わるようになりました。元々、峠下の仕事に対する向き合い方や未来のビジョンに可能性を感じ、「自分が経営に加わることで、確実に成長させられる」という信頼感もあったため参画を決めました。


ー どのように会社をつくり上げていったのですか

創業時から今に至るまで、様々な事業コンセプトを探索してきました。ドローンの操縦士と企業をマッチングさせるサービスや、ハードウェア中心の事業、サブスク型のビジネスモデルや、企業向けスクールの全国展開を考えたこともあります。初期の頃は、経営陣とともに週末に集まり、経営合宿のような形で意見交換や計画立案も行っていました。

この期間は数多くの事業改変を経験し、困難な時期もありましたが、「次の事業は絶対に成功させる」という想いを胸に、今の事業形態へと導いた基盤となっています。


「ドローン前提社会がくる」という確信を胸に、仲間とともに前進し続ける



ー そのような歴史があったのですね。現在はどのような仕事をしていますか

経営陣の一員として、企業が適切な方向へ進展するよう多面的な意思決定を行っています。また、財務責任者の役割を担っているので、現状を把握しながら資金をコントロールしています。やるべきことがあれば経営陣に共有したり、日々の財務に関する相談や要望に応えたりしています。


目下の目標は、短期的な利益と長期的な意義をもたらす領域を特定し、そこへのリソース配置を強化していくことです。既存事業の状況を考えながら、毎週のように開発や営業などの状況も細かくチェックしています。


ドローン産業はまだ発展途上であり、あらゆる面で事例が少なく答えがないため、考えるべき事が多く決断が求められます。これは、ドローン産業の面白さでもあります。何から手をつけ、どのように解いたら良いのかがわからない。そのような中で答えを見出すことに、やりがいを感じながらチャレンジをしているという状況です。


ー 日々の仕事で大切にしていることはありますか

一貫して「ドローン前提社会」という未来を信じて進むことです。これまで苦しい状況もたくさんあり、ただお金が減っていくのを直視するだけの時期もありました。それを乗り越え今も未来を見据えることができるのは、この確信があるからです。こうして課題に向き合い、解決していけばその先には明るい未来があると確信しています。


ー FLIGHTSにはどのような人が多いと思いますか

一言でいうと、良い人・素直な人が多いですね。特に普段から関わりの多い経営陣は、高い能力を持ちつつも、謙虚な姿勢の方が多いです。傲慢になってもおかしくない能力を持っているのに、すごいなと思うことが多いです。


ドローン産業にいる以上、会社単位だけでなく「産業そのものを切り拓く」という大きな目標があるからこそ謙虚になるのかもしれません。メンバーも自己実現をすること、目標を達成することに意識が向いている人が多いです。


また、当社は全員で20名ほどの組織で、正社員だけでなく業務委託の人、派遣社員の人もいます。それぞれに合った雇用形態を採用していますが、そこにとらわれることなく、「みんなで一緒に頑張ろう」という一体感があるのも魅力だと思います。


FLIGHTSの成長は、ドローン産業を大きくする

ー 山岡さんはFLIGHTSにどのような可能性を感じていますか

FLIGHTSの成長は、社会全体においてドローン産業を拡大することに繋がります。実際に、ドローン関連の事業で、これほど存在感のある会社はありません。会社を成長軌道に乗せ、「ドローン前提社会を実現する」という社会的意義を果たすことが我々の役割だと考えています。


過去にロボット事業を手掛けたことがあります。ロボット分野もドローンと同様、将来性のある分野ではありますが、たとえば人型ロボットであれば、「コミュニケーション」や「感情的な側面」など、多くの要因を考慮しなければなりません。


これに対し、ドローン事業は変数が少なくシンプルな構造を持つため、事業成功の可能性が高いと感じています。ビジネスアプローチとしては、シンプルさが望まれる事が多いです。特定の課題やテーマが明確に識別できる点は、非常に大きな利点だと考えています。


ー 今後のビジョンを教えてください

現在のFLIGHTSは「ドローン前提社会を実現するために目の前のことに向き合っている」というフェーズです。


先ほどもお伝えした、ドローン産業自体をつくっていくからこそ、他の会社ではまだやっていないことに挑戦することもあり、大変なことも少なくありません。それでも社会的に意義があるからこそ、みんなでつくり上げていく。そのような思いをもってそれぞれが役割を全うしています。


FLIGHTSは今、創業以来最も面白い時期です。この過程に携わることで、社会構造を変えるその瞬間に立ち会うことができます。未来にワクワクする方とご一緒できることを心待ちにしています!




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