(前回のフィードでも軽くお知らせしましたが…)
IT系セミナー・イベント・CSS Nite in Okinawa vol.11 を 2月29日に開催します。フラッグを含め、Web制作会社4社での共同オフィス「Webrex」が主催するイベントで、2019年8月に続いて、2度目の主催となります。
今回は東京から4組のゲストをお招きして、企画・提案からデザイン、アクセシビリティまで、多くの方に楽しんでいただけるような構成になっています。セッションの内容はこちら。
Session 1
デザイン案、企画案、アイデアをカタチにする過程では、社内外問わず、大小問わず、提案とプレゼンという工程が発生します。「よいものを作れば伝わる」わけはなく、その意図の言語化やロジックなど、デザインや企画の説明するスキルは、本体とセットです。
一方、説明するスキルをいくら磨いても、ハラオチして動いてもらえるかどうかは別問題。アタマとココロは別物。「意味や意図はわかるけれど…」という経験は誰にもあるでしょう。
このセッションでは、発想や提案、プレゼンなど、「案」を練り、通すチカラについて考えます。
CSS Niteの生みの親でもある鷹野さん、前回に引き続いて今回もご参加いただきます。前回はアドビ系のツールについてのトレンドや役立つTipsをご紹介いただきましたが、今回は「提案」についてのセッションをお願いしました。
デザイナーよりはディレクターやプロデューサー向けかもしれませんが、社内でのプレゼンや情報共有にも活かせる思考や資料の作り方、提案に関するアレコレを学べるので、働くすべての人に見てほしいセッションです。
Session 2
ユーザーがウェブコンテンツを利用する環境やシーンが多様化する中、より多くのユーザーがより快適に利用できるためのカギとなるのが「アクセシビリティ」。でも、「アクセシビリティって、何だか難しそう...」という声もよく耳にします。
そこで、2019年の一年間にウエちゃんが実際に診断した合計500ページ以上のウェブサイトから見つかったアクセシビリティの問題点を集計してランキングを作成。このセッションでは、そもそも「アクセシビリティ」とは何か? そして、ランキングのTOP10を紹介しながら、スクリーンリーダーのユーザーでもある辻ちゃんによるデモを交えて、ライバルに差をつけるウェブコンテンツ制作のTIPSを分かりやすく楽しく解説します。
辻さんと植木さんによるセッションは、2019年に開催された49回のCSS Niteのイベント、123セッションの中からベスト・セッションに選ばれました。そんなおふたりのセッションを沖縄で聞くことができます。多くの外国人観光客が訪れる沖縄だからこそ意識しておきたいアクセシビリティについて知見を深めるのにピッタリのセッションです。
Session 3
書体には明朝体、ゴシック体、装飾書体、UD書体など、いろいろな種類があります。
しかし、その書体が「何のために使われるか」によって、「わかりやすい」の観点は変化するため、「万能な書体」というものは存在しません。
読み物、提案資料、案内サイン、教科書、作品タイトルなど、デザインの中で重要な役割を担う書体を「わかりやすく伝える」ものにするためには、どんな観点で選べばいいのかを考えます。合わせて、書体を扱う際に気をつけたいデザインのポイントもご紹介します。
書類を作ったり、デザインをしたり、いろいろな仕事に関わってくる書体(フォント)ですが、それぞれの書体にはどんなイメージや機能があるのか、考えて使っていますか? 正しい書体を選ぶこと、意識することはちゃんと伝えるために大切です。デザイナー向けのセッションかと思いきや、むしろキーノートやパワーポイント等で書類を作るディレクターや事務職の方にもオススメのセッションです。
Session 4
バンド結成時からアートディレクションやグラフィックデザインを担当している「オメでたい頭でなにより」の初タイアップシングルのジャケットデザイン。“歌詞カードを漫画にしてしまおう”と思いつき、軽く実行してみたら想像のはるか上をいく高難易度に… 体を痛め、泣きそうになりながらも「みんなの歓喜の声が聞きたい」の一心で全力でやりきってハイ(灰)になった愛と感動の制作秘話。
今回の異色枠です。竹内さんはグラフィックデザインはもちろん、アートディレクションや写真や動画撮影やアレやコレまでひとりでやってしまうハイパーなんたらな方です。そんな竹内さんがメジャーデビュー前から関わっている日本一オメでたいバンド「オメでたい頭でなにより」のプロジェクトで経験したことをお話していただきます。プロってここまでやらなきゃいけないのか!? というような熱を感じていただけたらうれしいです。
ちなみにオメでたですが、全国15箇所をまわるワンマンツアーのファイナルが沖縄(5/16、17)で絶賛チケット発売中です。(ローソンにチケット情報が出ていました)
(お、CSS Nite in Okinawa の日は沖縄県立博物館・美術館で「みんなのレオ・レオーニ展」も見られますね!)
長くなりましたが、4つのセッションはどれも汎用性が高くて、多くの方にオススメできるセッションになっていますので、ぜひお越しいただければと思います。
日時 2020年2月29日[土] 13:30-18:30
会場 沖縄県立博物館・美術館 講堂(沖縄県那覇市おもろまち3-1-1)
参加費 4,000円(懇親会参加の場合は6,000円)
予約やよくある質問など詳細は以下からご覧ください!
https://webrex.okinawa/cssnite/vol11/