( インタビュー・編集:2022年度内定者 青山 すみれ )
「自分で考えて、提案できる環境が、自分がFITSにいる意味です」
入社2年目ながら、セールス担当でデジタルを利用したプロモーションを企画し、社内での注目を集めた吉田さん。そんな吉田さんは、どうしてFITSに入社し、日々どんな想いで働いているのか。インタビューさせていただきました!
<プロフィール>
吉田 圭佑(よしだ けいすけ)
2020年に新卒入社。セールス担当で、九州中四国のドラッグストアに対して商品・企画提案、同エリア男性化粧品数値分析を担当。出身は宮城県で、2020年3月に東北大学を卒業。在学中は、大学祭実行委員会やイノベーション論ゼミに所属するほか、オーストラリアへの短期留学、スペインへの長期留学を経験。趣味は辛い物を食べること。
「自分の思う通りにやってみよう」というFITSの社風
ーー吉田さんは、どうしてFITSへの入社を希望されたのでしょうか。
就職活動の時は、「とにかくインパクトの大きいことがしたい」と思っていたので、
・企業自体が世の中に与えるインパクトが大きい
・自分が中心となって働けるような企業
という2つの軸で企業を見ていました。既に大きい企業では、自分が中心となって働くことはすぐには難しいので、今後大きくなっていくポテンシャルがある企業で働きたいと考えていたところ、FITSに出会いました。
今後大きくなっていく可能性という点で、FITSは「規模×未知性」が大きい企業だと感じました。聴覚や視覚を通したビジネスはたくさんありますが、同じ五感の一つで、世界中の78億人が持っている「嗅覚」を通したビジネスはそれほど多くありません。FITSは、そのように聴覚や視覚のビジネスと同じだけのターゲットにアプローチできる可能性があるのにも関わらず、未開拓で競合が少ない領域に目を付けていると思いました。そのうえで、FITSは社員数が多くはないので、自分が活躍できるフィールドが大きい環境だと考え、最終的にFITSに入社を決めました。
ーー実際に入社してみて、当時の印象と比べて何か変わりましたか。
入社の決め手であった「自分が活躍できる環境か」という点に関しては、新卒2年目の自分であっても、
自分で考えて提案でき、本当に良い提案ならば実施までさせてくれる
ということを身をもって実感しています。
基本的に、「こういう風にしてください」と筋道を教えられるのではなく、まずは「自分の思う通りにやってみて」と言われることが多いです。日々、自分なりの工夫とアウトプットを繰り返すことのできる環境のおかげで、自分の工夫を納得いくまで追求できると感じています。そして、しっかり考えて提案をし、ビジネス的に意味があると認められれば、年次に関係なく実施まで任せてもらえます。また、FITSには、「結果は会社の責任だけど、自ら手を挙げたことは責任をもって遂行しよう」という意味の「遂行責任」という言葉があります。この考え方のおかげで、2年目の私でも、結果を恐れずにチャレンジし続けることができていると感じています。
「営業として」の長く愛される商品づくり
ーー実際に、自分の提案が通ったという場面はあるのでしょうか。
私はまだ入社2年目ですが、ドラッグストアでのファブリックスプレーの店頭PRで、自分の企画を実施させていただいたことがあります。
ーーどのような企画だったのでしょうか。
デジタルを利用して、お客様に商品の付加価値を体験していただくというものです。
FITSが販売するファブリックスプレーは、他社の商品よりも価格が高めに設定されています。その中でFITSの商品を選んでいただくためには、他の商品では得られないような付加価値が得られるということをお客様に伝える必要があります。そこで、他の商品と差別化し、日常的な使い方を勧めるのではなく、「大切なものにFITSの商品を使っていただく」というコンセプトでプロモーションを行いました。
初めは、「お客様の大切なもの」をイメージした装飾品(くまのぬいぐるみなど)を店頭に置こうと考えていました。しかし、実際の物品を置くことはオペレーション上難しかったので、場所をとらず、経年劣化もしないデジタルを利用することにしました。具体的には、スマートフォンでQRコードを読み込んでもらうと、コンセプトを伝える動画が流れるというものです。店頭での体験を通して商品の使用イメージを持っていただくだけではなく、最終的に商品の購入につなげるために、お取引先様のドラッグストアの公式ラインでの告知やプレゼントキャンペーンなど、いくつかの施策を連動させてプロモーション全体を構成しました。
ーーどのような想いで企画されたのでしょうか。
「長く愛される商品にするにはどうしたらいいか」という発想を常に持って企画を考えるようにしています。「香り」という未発展の領域を開拓していくためには、新商品や新規事業にどんどんチャレンジする必要がありますが、その前に既存商品によって安定した基盤をつくらなければ、チャレンジはできないと考えています。安定した基盤をつくるためには、「長く愛される商品」をつくり、リピートしてくださるお客様を増やすことが大切です。
「長く愛される商品」にすることはマーケティング中心の仕事だと思われるかもしれません。しかし、営業である私たちも、小売りの企業様と協力して、出来上がった商材を愛していただけるような届け方を考えていく必要があると思っています。
自分一人やFITSだけではなく、周りを巻き込むチャレンジを
ーーそんな吉田さんが、これから挑戦したいことなどはありますか?
今までの「香り」の使い方以外の形のビジネスを自分が中心となって進めていきたいという想いがあります。新しい「香り」の形の可能性としては、デジタルを利用することも視野に入れています。デジタルを使うことで、香りの価値を今まで届けられなかった人に届けるきっかけをつくることができると考えています。それを実現できるように、まずは自分を成長させたいです!
また、自分一人やFITSだけでなく、他企業や他業界を巻き込んで新しいものを共創していくということも、これから挑戦したいことの一つです。例えば、FITSのような商品をつくるメーカーと、それを売る小売りの企業様は、協力し合う関係にあります。先ほどお話ししたデジタルのプロモーションについても、小売りの企業様が納得してくれたからこそ実施できた企画です。そのように、企業同士で協力し合うことで、より大きなことを成し遂げることができると考えています。これからは小売りの企業様以外にも、他企業や他業界と協力するビジネスにどんどん挑戦していきたいです。
ーー最後に、これからどんな人と一緒にFITSを盛り上げていきたいですか?
FITSは手を挙げた人に任せる環境があるので、「大きなことを成し遂げたい!」という強い想いがある人や、与えられた環境だけにとどまらず、自ら新しいアクションを起こしていけるような人にぜひ入ってきてほしいと思います。
(写真左:山岡さん 右:吉田さん)
インタビューを終えて
実は初めてのインタビューで緊張していたのですが、終始和やかな雰囲気でインタビューをさせていただきました!2年目という若手の時期にも関わらず、自分がこれからしたいこと、しなければならないことを真っすぐな眼差しで語ってくださる姿に非常に刺激を受けました。吉田さん、貴重なお話ありがとうございました!