( 編集:2021年度内定者 山岡 颯汰 )
※2021年度に新卒入社した社員の内定者時のインタビューです
山岡 颯汰(やまおか そうた)2021年3月北海道大学卒業
北海道出身で高校までは野球部に所属、大学では国際協力のサークルに所属して主に東南アジアで活動。就職活動を終えてからの一年間は人材系のベンチャー企業で長期インターンを経験し、現在はフィッツコーポレーションの管理部でインターンをしています。
(高校時代の野球部での写真。)
出会いは最悪!?FITSに出会うまで
私が就職活動を始めた頃、まさか自分がベンチャー企業に行くとは思っていませんでした。その理由として無意識に周りと同じように「大手企業に行くんだ」と思っていたからです。大手企業のサマーインターンの募集が始まると業界を問わずたくさんエントリーシートを提出していたことを覚えています。夏はなんとか選考に通った大手企業のインターンに数社ほど参加して満足していました。
しかし、これといってやりたい事も見つからないまま、インターンに参加し続けているうちに「これで良いんだっけ?」と考えるようになりました。そんなことを思っていると「何で働くんだろう?」という疑問が湧いてきて、どうやって入社する企業を選べば良いかわからなくなりました。「一人で悩んでいても仕方ない」と思った私は色々な就活媒体や就活エージェントを利用して、たくさんの社会人の方にお会いして話をお聞きしました。
その経緯で就活エージェントの方に「この企業の雰囲気が合っているんじゃないか」と紹介していただいた一つがフィッツコーポレーションでした。この時はあまり大きくない会社に興味を持っていなかったので、今でもいじられるのですが、人事責任者の寺嶋さんとの面談では失礼な態度をとっていたと思います(笑)。しかし、私は「ここの社名をどこかで見たことあるぞ」と思い出したようにカバンから取り出した「OCEAN TRICO」というヘアワックス に「FITS」という社名が記載されていました。「この小さい会社がこんな人気商品を作っているなんて...」私は単純な性格なのでこのとき無意識にこの会社に惹かれていたのかもしれません。
それから季節は秋に変わり本選考の経験を積むために早期選考を行っているベンチャー企業の本選考を10社ほど受けました。規模感や業界は全く違うベンチャーで面接を繰り返していくうちに自分の就職活動の軸を言語化していくことができました。そして私の最終的な就職活動の軸は
・当事者意識を持って会社を大きくしていける規模感であること
・自分が「やりたい」と言ったことに前向きに挑戦させてくれる社風であること
「最も自分が頑張れる環境」を言語化していった結果、この二つの軸にたどり着きました。そしてフィッツコーポレーションを含め3つの会社で迷うことになります。
『この会社に入ろう』と覚悟をもった瞬間
FITSを含めて「この会社に入ってみたい」と感じた会社さんは3社ありました。幸いなことに3社とも面接では最終フェーズに進むことができて、それぞれの会社の社員の方、10名ほどのお話を聞くことができました。「働いている人で決めました」とよく耳にするのですが正直、私はどの会社の社員さんも一緒に働いてみたいなと思い、”一緒に働く人”という軸では判断できませんでした。その当時は、しっかりと考えたうえでどこの会社に就職しようかを迷っている状態であったため「この3社ならどの会社に入社しても後悔はない」という覚悟はできていました。
それなら、「自分が一番興味の持てることに挑戦してみよう」と考え、消費財のマーケティングや私の好きな商品を作っているフィッツコーポレーションが一番良いなと思いました。こうして最終面接の社長面接に進むことを決意しました。
そして最終面接での社長の富樫さんの言葉を今でも覚えています。
「我々はカーテンコールの外で拍手を送る側ではなく、内で拍手を浴びる側でいたいんだ」
私は「自分が主人公でいたい」と強く思う性格なのでこの言葉にすごく共感できました。無事内定をいただけ、迷う理由はなかったため即決で内定を承諾をしました。
自分一人で考えられないのはアタリマエ
長くなりました。ここまで読んでくださりありがとうございます。最後に意思決定で悩む学生の方に向けてメッセージを送るような章にしたいです。
内定承諾をしたのは2月初旬であったため、それからの一年間は人材系のベンチャー企業でたくさんの学生の方の就職活動を支援させていただきました。多くの学生さんが「やりたいことがわからない」と悩んでいるのをみてきました。
しかし、そこで思考を止めずに色々な角度から「働く」ということに対してアプローチしてみて欲しいです。まだ社会人経験のない方がほとんどなため「あなたのキャリアプランは?」と聞かれて悩むのは当然のことです。だからこそ一人で考え込まずに社会人の方のお話をたくさん聞いてください。様々な価値観に触れ、自分の原体験とすり合わせて「自分はここで頑張るんだ」という覚悟を持つことが納得のいく意思決定に繋がると思います。
そして、この記事を読んでいただけた方が「フィッツコーポレーションで働きたい」と共感していただけると幸いです。ありがとうございました。