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「ファッション業界にも、SNSマーケの重要性を広めたい」アパレルスタッフから、マーケティングディレクターへ転職した理由とは

こんにちは!FinTのHRチームです。
SNSマーケティングが主軸事業となるFinTですが、中途採用には未経験の異業種出身のメンバーも積極採用中です。

今回はより大きい規模感での仕事を求め、アパレルでの接客業からSNSのディレクターに転職した松井(写真左)と平野(写真右)に、話を聞いてきました!(取材・文:三浦玲央奈)

profile
松井 遥香 (写真左)
1995年生まれ。立教大学を卒業後、新卒でアパレルのTOKYO BASEに入社後、ベイクルーズに入社。接客の傍ら、店長として店舗経営の戦略立案などを経験。2022年2月にFinTにディレクターとして入社。

平野 寛太 (写真右)
1997年生まれ。慶應義塾大学を卒業後、新卒でベイクルーズに入社。店舗での接客やECサイトの運用などを経験したのち、2022年2月FinTにディレクターとして入社。

ーおひとりずつ、前職で何をされていたか教えてください。

松井:私は前職も前々職もアパレルで、ずっと店舗に立って販売をしていました。店長だったので実際に接客するのはもちろん、社員のマネジメントや売り上げ目標を達成するための経営戦略も考えていました。

ーかんちゃんさん(平野)はどうですか?

平野:僕も同じようにお店に立って接客をやってました。あとはお店の中で一番若かったこともあって、ECの運用も担当していましたね。具体的にはお店のスタッフのスタイリング例をEC上でプッシュして、そこから商品購入のページに飛べるような導線づくりです。
「どうやったらPV数を稼げるか?」「写真を更新するタイミングや時間帯はいつがいいか?」といったことを自分なりに考えて、売り上げにつながるECの運用法を考えていました。

ーアパレル業界だと、コロナ禍の影響も直接的に受けたのでは?

松井:それはもう、がっつり受けましたね。私の場合はコロナが始まって最初の2ヶ月間は店舗営業が全部休業になったんですよ。前職は大手だったので給料もちゃんともらえたんですけど、他のアパレルに勤めている子は給料が半分カットになったり、会社がそのまま倒産することも普通にあって。同世代が働いているのに、自分だけは2ヶ月何もしないでただ家にいてお金をもらううちに、だんだんと時が止まったような感覚に陥ってしまって。時間がもったいないなと思いました。

ーかんちゃんさんもそれは感じましたか?

平野:僕は入社当初からコロナだったんで、まっつん(松井)が感じたほどの衝撃は受けてないと思いますね。
でも、たしかに実店舗だけで売り上げを立てるのは難しい時代になるなあという実感はありました。だからこそ、前職では絶対にECの仕事がしたいと思っていて。
でも、どれだけ頑張ってECで売り上げを立てたとしても、前社では社歴が浅いことと、なんだかんだ言って接客での売り上げ実績の方を重視される風潮があったので、自分が納得のいく評価を得られなかったんです。コロナで業界的には滞っているし、このままだと先が見えてこないかもな、ということもあって転職を考えましたね。

「自分がいたから幸せになった人」を増やしたい

ー改めて、転職に踏み切った理由をお聞きしたいです。

松井:コロナ禍の影響とは別に、単純に自分の野望のようなものとして私が死んだら困るくらい、私がいることによって幸せになれる人がたくさんいる世の中をつくりたいっていう気持ちが小さい頃からあったんです。でも改めて考えた時、単に「お店の売り上げをあげる」とか「自分についてくれるお客さんを増やしたい」っていう規模感だとちっちゃいなと思うようになって。
もっとたくさんの人を幸せにできるにはどうしたらいいか考えて、接客以上にもっとインパクトのあることをやってみたいと思いました。

株式会社FinT ディレクター 松井

アパレルの接客を経たからこそ分かる、1対nのコミュニケーションのおもしろさ

ーたしかに、アパレルだと大多数の人に影響を与えるというより、目の前にいる人に合わせた接客が求められますよね。

松井:接客も好きなんですけどね。でも、今目の前にいる人に影響を与えることって、簡単ではないけどやろうと思えばできると思うんですよ。それがSNSやネットで相手の顔が見えないとなった瞬間、一気にハードルが上がるのかなと思っていて。その分楽しいし、やりがいがあるのかなと思います。

平野:それは僕も思いますね。目の前にいる人への接客は1対1でもできるじゃないですか。でもそれがSNSだと受け取り手が無限にいて、しかも反応が数値として出てくる。
そこがとてもおもしろいと思います。実店舗の接客だと1時間にひとりのお客さんにしかつけなくて、8時間で8人にしか影響は与えられません。でもECやSNSを使えば1投稿で何千人にみてもらえる。僕も大きいインパクトが与えられるものに興味があります。

株式会社FinT ディレクター 平野

ー実際に入社されて2ヶ月ほど経ちました。現在の業務内容について教えてください。

松井:今は大手ネイルブランドとお金系のアカウント、女性向けライフスタイルメディアの3つを担当しています。

平野:僕もお金系のアカウント2つと、単発の案件をいくつか担当しています。

ーかんちゃんさんのお金アカウントは今18万人もフォロワーがいます。かなり大きな規模感でユーザーのインサイトを毎日見られているわけですが、実際どうですか?

平野:すごくおもしろいです。伸びた投稿と伸びない投稿の差が結構顕著に出るんですよ。今までにない規模で自分がつくったクリエイティブを投稿して、その反応をうかがえるのはやっぱり楽しいですね。

接客時の「人の心をつかむコツ」は、クライアントワークにも活きる

ー前職の接客が現在のディレクター業務で活かされていると思う場面はありますか?

平野:あります。今のディレクター業務は普段からクライアントと関わることが多いんですけど、先方の担当者との距離感を探るときに前の接客で身につけたスキルが役に立ってると思いますね。今はテキストでのやりとりがメインなんですけど、メールの文章をみて頭の中でその人に接客をしているつもりで返信をすることもよくあります(笑)。

ーFinTのディレクターはクライアントと直接顔を合わせる場面も多いですもんね。まっつんさんはどうですか?

松井:私は前職で店舗の経営戦略をやっていたので、数字をみて分析したり、仮説を立てて検証するっていうPDCAを回すことは日頃からよくやってました。それが今も活きているのかなと思います。
SNSの投稿も、実は地道なPDCAで成り立っているんですよね。例えば、画像にLOEWEが写っているのかAesopが写っているのかでも全然数値が違ってきますし、同じAesopでもピンク色のハンドクリームがいいのかベージュ色のボディバームがいいのかでも変わってくる。そこをひとつずつ仮説を持って効果を検証していく作業は前職と似ているのかなと。
あとは平野と同じで、共感プラスアルファの情報を付け加えながら相手の心のつかむスキルは、接客で経験しててよかったと思いますね。

伝わるべき人が近くにいる、ベンチャーならではの魅力

ーところで、お二人はどうしてベンチャーへの転職を希望されたんですか?

松井:私はアパレルでベンチャーと大手、どちらも経験したことがあるんですけど、比べた時にベンチャーの方が自分の性格にあってるなと思ったのが理由です。風通しのよさだったり、自分が頑張ったことがそのまま会社の売り上げに直接繋がる点がいいなと思っていました。

ー実は「風通しのよさ」というのはFinTを選んだ人からよく聞く言葉なんです。お二人も感じられますか?

松井:感じますね。風通しのよさって、なんでもかんでも自分が言ったことが叶えられるっていうことではなくて。伝えるべきことが、伝わるべき人にちゃんと届くことだったり、伝えるべき人がそこにいてくれる距離感っていうことなのかなと思います。
大手だと、「もっとこうした方がいいんじゃない?」って考えたことでも、そもそもそれがブランド全体の方向性として合ってるのか、判断できる人が近くにいないっていうこともありました。

平野:たしかにそうですね。大きい会社になると組織構造上、伝えたいことがあってもどうしても届くまでの距離が遠すぎるというか、壁が多くなってしまうんですよね。そういう意味で僕もFinTに風通しのよさを感じます。ここではむしろひとりひとりが意思決定を下すよう勧められるので。僕も転職するならベンチャーだと思ってたんですけど、社長から平社員まで、みんながやっていることに透明性がある環境がいいなと思ってました。

仕事も人生も、同じ目線で同じ方向に向かって頑張れる

ーFinTにした決め手はどこにありましたか?

平野:そもそもこの業界にしたのは、もともとSNSマーケティングと前職のアパレルの親和性が高いと思っていたからでした。ECを担当していたので、転職でもECを運用している企業もみていたんですけど、どちらかというとそちらは単純に運用代行の側面が強くて。
運用代行だけでなく、もっとマーケティング要素の強い仕事がしたかった。そこでスカウトをもらったのがFinTでした。FinTはSNSを使って本気でクライアントの課題を解決しようとしているマーケティング色のつよい企業で、市場的にもSNSマーケティングはこれから伸びる業界。おもしろそうだなと思いました。

あとは選考のやりとりが丁寧だったことも印象的でした。当時は行動指針が3つあったんですけど、その価値観が採用で窓口にいた人から社長までみんなに浸透していて。同じ目線で同じ方向に向かおうとする団結感が感じられたんです。そういう雰囲気で仕事をしてみたいなあと思ったのが最終的に選考にすすんだ理由でしたね。


↑旧行動指針。大幅なアップデートを経て、近日中にリニューアルを予定。

ーまっつんさんはどうですか?

松井:私は同い年の経営陣2人に影響を受けたことが大きいですね。同い年でこんなに頑張ってる子はいない!って思いました。

ーまっつんさんも95年生だったんですね!

松井:そう。私、SPIのテストが上手くできなくて。
半分投げやりな気持ちで最終面接に行ってやまぴさんと喋ったんですよ(笑)。「どうせ絶対落ちるし、もういいわ」って思ったので、逆に気を遣わず思っていることをバンバン話せたんです。
その最後の最後に、私が「死ぬまで夢中になれるものがあればそれでいいんですよね最終的には!」って言ったんですよ。そしたらやまぴさんが、関西弁のイントネーションで「それめっちゃわかる!僕もそうなんすよ」って言って(笑)。

ー言いそう〜(笑)。

松井:そうなんですよ、その時にもう、「ここがいい!!!」って思いましたね。
人生っていう大きな物差しでみた時に向かっている方向が一緒、思ってることも一緒の同世代が上のポジションにいるって、めちゃくちゃ強いと思ったんです。そのあとゆいさんともキックオフの面談で話したんですけど、ゆいさんの口から「人生をかけて事業に取り組みたい」とか「若い世代から、日本や世界を元気に前向きにしたい」っていう話を直接聞いていて。それも、私の野望でもある「自分が死んだら困るくらい、たくさんの人を幸せにする」っていう価値観と一致したんですよね。私がFinTにしたのは経営者のスタンスや人生ビジョンに共感したことが大きかったですね。

もっと多くの人に、「SNSマーケティングってすごいんだぞ」と思ってもらいたい

ー今後の目標はありますか?

松井:新規事業の立ち上げを任せられる人でありたいなと思って今は動いてますね。
まだ「こうしたら伸びる」とか「こうだからこう」っていう理由づけの言語化をもっと磨いて、実績をあげたいです。実績があがれば任せられる仕事も増えてくると思うので......。

将来的には、店舗での店長経験を活かしたマネジメントにも挑戦したいですね。

ーかんちゃんさんはどうですか?

チームリーダーを目指しつつも、ディレクターとしてももっと、FinTが企業のマーケティングにおける課題や問題を解決できる会社になれるよう貢献したいです。
今僕は大手アパレルのアカウントでリール投稿を企画しているんですけど、FinTとしてはアパレル業界の案件を持つのははじめてなんです。ここでしっかり成功事例をつくって、ファッション業界にもSNSマーケティングの重要性を改めて認識してもらうきっかけをつくりたいと思いますね。新しく任されたことで結果をだして、会社を大きくしていくことに貢献したい。

それによってもっと多くの人に、「SNSマーケティングってすごいんだぞ」っていうことを知ってもらえるようにしたいです。

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マーケティングプランナー
キャリアチェンジ歓迎!これまでの経験を活かして企画・マーケに挑戦したい方!
【日本発のグローバル企業を目指しています】 FinTは「みんなの強みを活かして、日本を世界を前向きに。」というパーパスのもと、20代の若者が中心となって、日本発のグローバル企業となるためにさまざまな事業を展開しています。 特にSNSマーケティング起点での事業成長支援、ブランド開発では「news23」や「王様のブランチ」にも取り上げて頂くなど、国内トップクラスの評価をいただいており、大手総合広告代理店にも勉強会をおこなっております。 ■FinTについて(会社紹介資料) https://speakerdeck.com/fint_recruit/zhu-shi-hui-she-fint-hui-she-gai-yao-zi-liao?slide=2 ■メディア掲載実績(一部抜粋) 日経ビジネスX、日経クロストレンド、Newspicks、他 王様のブランチ、News23、Live newsα、newsevery、他 宣伝会議、Markezine、Marketingnative、他 ■事業内容 ◆マーケティングパートナー事業 累計取引社数300社を超え、SNSマーケティング起点での戦略設計/実行に長けているFinTが「認知獲得~購買~ファン化」までを一気通貫でご支援。お客様の事業成長を実現するパートナーとして伴走します。 ◆メディア事業 累計100万フォロワーのライフスタイルメディア「Sucle」、アーティストAIによるヒト型メディア「TAP」の企画、運営。 企業との共同での商品開発やイベントの共催、トレンド情報の発信も行っています。 ◆クローバル事業 海外拠点をベースにSNSマーケティング事業、メディア事業、キャラクター事業を展開。 現在はベトナムに拠点を構え、現地企業の支援をするとともに、アジアにおける拠点拡大に取り組んでいます。
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