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【エンジニア座談会】開発チームのフルリモートでの働き方を聞いてみた

こんにちは、株式会社FiNC Technologies(以下、「FiNC」) の小瀧です!

FiNCでは、コロナをきっかけにリモートワークという働き方を取り入れています。
基本的にはフルリモートなので、地方に移住したメンバーがいたり、子育てとの両立がさらにしやすくなったというメンバーもいます。

今回は、フルリモートでの働き方や工夫している点やライフスタイルの変化などに関して、地方に移住したメンバーのエンジニアチームに話を聞いてきました!

<本日の座談会メンバー:プロフィール>

・牧野成俊(クラウドビジネス事業本部プロダクト企画開発部)
2019年9月にFiNCに中途入社。入社後はFiNCのiOSアプリの開発や
大手印刷会社との共同開発プロジェクトを経験。
現在は法人向けに提供している「FiNC for BUSINESS」の開発を担当。

・福澤将史(開発本部)
2019年12月にFiNCに中途入社。入社後はFiNCアプリのサーバーサイド開発や
他企業との共同開発プロジェクトを複数経験。
現在はテックリードとして、他企業と共同開発をしている情報銀行サービスや
自治体向けヘルスケアサービスの開発を担当。

・吹田洋輔(クラウドビジネス事業本部プロダクト企画開発部)
2020年4月にFiNCにサーバーサイドエンジニアとして新卒入社。
約1年間、FiNCアプリの開発を経て、現在は法人向けに提供している
「FiNC INSIGHT」開発チームのテックリードを担当。

・沼尻玲子(クラウドビジネス事業本部プロダクト企画開発部)
2015年にFiNCに中途入社。前職は建築系のITベンチャーで勤務、FiNCに入社後はカスタマーサポートや企画を経験後、エンジニアに大きくキャリアチェンジ。
現在は法人向けに提供している「FiNC for BUSINESS」の開発を担当。


--- 本日はみなさん宜しくお願い致します。

早速ですが、コロナ禍になり働き方などは、どんなふうに変わりましたか?

福澤:一番変わったなと思うのは、文字ベースでの仕事になるので、ログを残すといったようなことが増えたことですかね。今までだったらその場で立ち話で進めることがありましたが、現在は話した事を適宜オープンにしながら進めることが増えたなという印象があります。

---皆さんも同じような感じですかね、エンジニアの方だとログを残すようにScrapboxでまとめるとか、Slackでメモを残すとかをされている感じでしょうか?

牧野:そうですね、結構同じような印象で、コロナ以前よりも丁寧にドキュメントを書く人が増えたような印象がありますね。ちゃんと形として残して、みんなに伝えるようにするという意識が広がったような気がします。

吹田:僕はちょっとこの中でも特殊というか、入社してからずっとリモートワークだったので、リモートワークしか知らないという状況なんですよね。
一応インターンはしていたので出社したことはあるんですけど、入社後のやってる業務も違いますし、一緒に働くチームでも初めて会う人が多かったので、昔の雰囲気は何となくわかってはいるのですが、最初からリモートだったので変わった部分がよく分からないですね。


--- リモートワークになってライフスタイルでの変化はありましたか?

牧野:私は、元々埼玉の方に住んでて、コロナ禍になってから埼玉から移って長野の実家の方に住んでいます。
子育てに関して生活がしやすくなった部分はありますね。
子供が二人だと何するにしてもある程度面倒見なきゃいけないのですが、自宅にいると「ちょっとだけ見ておいてほしい」とかがお互いできるので、それは助かってますね。
例えば僕だと毎日夕方17時前後くらいに子供をお風呂に入れるサポートとかで離席しているんですけど、普通に出社していたら出来ない様な事(一度家に帰って、再度出社する)とかがリモートだと出来ているので、家族からは評判がいいかもしれないですね。

--- 確かに。リモートワークだと、お子さんが小さい時期とかには子育てがしやすいかもしれないですね。

牧野:でも、ご飯一人分多く作らないといけないから面倒臭いって奥さんには言われますけどね。笑

--- 奥様は大変ですよね...。でも、お家のご飯を食べる機会が増えるのは、健康面ではいいことかなと思います...!

牧野:そうですね、そこでちょっとプラマイゼロじゃないかっていう時もありますけど、良い面もあると思っています。笑


--- リモートワークでのメリットはありますか?

吹田:そうですね。さっき牧野さんがおっしゃていたように、家のことに割ける時間が増えたことや、出社時間が無いため自由な時間が増えたことなどがメリットかなと思います。
少し空いた時間で家事が出来たり、通勤時間にかけていた分を趣味の時間に出来たりするので、自分の趣味や生活のことに使える時間が増えるのは良いところですね。

あと、オフィスだとデスクとか環境はある程度制限があると思うんですけど、家なので自由にできるのもいいところですかね。
僕は座椅子型のチェアを使っているんですけど、オフィスだと座椅子を使うことはないと思うので、そういう自由なところも良いかなと。

沼尻:私は、リフレッシュの選択肢とかが広がったところかなと思っています。
通勤していた時のリフレッシュ方法は、オフィスからランチタイムに外に行ったり、コーヒーを買いに行ったりするくらいだったのかなと思うのですが、今は出勤前とかお昼の休憩時間に散歩に行けたり、家の近所にある大きめの公園に行って気分転換をして仕事に戻るとかができるので、気持ちを切り替えられる選択肢が広がったのかなと思います。

牧野:さっきの話以外だと、仕事の合間にサウナに行けるとかですかね。
フルフレックスの制度があるからだと思うんですけど、仕事の合間(休憩時間や中抜け)とかに都合がつけば、外出してリフレッシュの手段も取れるので、その辺の自由度はFiNCの良いところだと思いますね。

福澤:大体もう皆さん言っているんですけど、出社と退社のストレスがなくなって、さらに色んなことに時間が割けるようになったっていうのが一番大きいかなと思います。
あと、沼尻さんや吹田さんも言ってたのですが、休憩時間の間に家事をやったり、横になれたりとリフレッシュしてから仕事に集中できる環境が用意できるのはすごいメリットに感じていますね。



--- 逆にリモートワークのデメリットはありますか?

福澤:家で仕事をしているので、いつでもパソコンを開けちゃうところですね。
良くも悪くもオンオフを意識的にしないとできなくなりますね...
あと、家に同居人がいると、少し発言や声のボリュームなど気を遣ってしまうところですかね。

牧野:僕は日々の生活に飽きやすいとかですかね。
出社してた時は、電車で色んな人がいるのでそういった刺激があったり、帰りに買い物をしたり、美味しいものを食べにいく選択肢がありました。
今は、自分から頑張って外出しないと家と近所の散歩くらいになってしまうので...
意識的にイベントを入れないとリフレッシュができないようなことがありますね。

--- 出社してた時はランチの幅が広がったり、帰りに寄り道したり、会社のメンバーでご飯に行ったりできていたので、そこは出社の良いところかもしれないですね。

牧野:たまに出社する日があるとか、そう言うイベントがあったりしても良いなと思いますね。

--- エンジニアの方々でオフラインで集まる機会などはありますか?

福澤:全体はあんまりないんですけど、チームに誰か入ってきた時とかは歓迎ランチなどオンラインでやったりはしていますね。


--- フルリモートになって、仕事をする上でのコミュニケーションの取り方や仕事の進め方など、何か工夫している点などありますか?

牧野:コロナ前にどういう働き方をしていたのか忘れてしまうくらい、今の働き方に慣れてしまってますね。笑

--- コロナ前でも、エンジニアの方はSlackなどのテキストコミュニケーションが多かった印象があるので、働く場所が変わっただけで働き方は昔と変わらない部分が多いですかね。

沼尻:ちょっと相談したいときに、軽く話したいです!と言うようにしてますね。
周りも、Google meetやSlackのハドルミーティングを繋いだりして、話すハードルを下げることは全体でも意識的にやっているのかなという印象があります。
みなさん割と快諾してくれるのでちょっとしたことでも相談しやすいですし、オフラインと変わらず気軽に相談などができるようにはなってますね。

牧野:話しかけやすい雰囲気を、Slackで出すように意識されている方は多い気がします。
テキストコミュニケーションだと情報量が少ないので、ちょっと頑張って絵文字つけたりとか、リアクションのスタンプをしたりとか、皆さん気をつけている気がしますね。

--- 絵文字をつけたり、文脈が柔らかかったりするだけでも話しかけやすくなるので、その配慮はとっても素敵ですね。

コミュニケーションを丁寧にしていく工夫は、皆さん自然と意識されている感じなんですか?

福澤:特に決まっているわけでは無いのですが、「Working Out Loud 大声作業(しなさい)、チームメンバー同士でのトレーニング文化の醸成」みたいな他企業のブログなどをチームでこれいいねって共有しあったりはコロナ禍の初期はありましたね。

あとは、エンジニアのほとんどのメンバーが、Slackのtimesという自分のチャンネルやチームのチャンネルで、今やっていることや困ってることなどを、Twitterのようにぽんぽんつぶやいてくれるので、時間ある人がそれを拾ったり、周りの人が何やっているのかキャッチアップできたりとか、みんなコミュニケーションを工夫しながら色々とやっている気はしますね。


--- 最後に地方在住の方だったりフルリモートで働いてみたいなと検討している方だったりにメッセージとかってありますか?

沼尻:住まいに限らず、都内に住んでる人も大前提フルリモートなので、地方でリモート組だから…とかは気負いせず働けるのかなと思いますね。

イベントを企画するメンバーや会社のメンバー全員が、その辺の意識や理解がある環境が整っているのかなと思うので、地方在住の方もイベントの部分だけでなく、働き方の面でも働きやすいのかなと思います。


--- 色々お話し聞かせていただき、エンジニアチームのリモートで働いてる環境が、イメージしやすくなったかなと思います。

今日はみなさんお忙しい中ありがとうございました!

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