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株式会社FIKA社員インタビュー vol.3「若い会社だからどんどん仕事を任される だからみんな成長できるんです」

Peter Im(ピーター・イム)

UNPLAN Kagurazakaアシスタントマネージャー/韓国生まれ、カナダ育ち

僕は韓国生まれ、バンクーバー育ち。東京に初めて来たのは2009年、学生の頃でした。1年間留学をして東京がとても好きになり、英語を教えるALT(英語指導助手)になって、2011年に再来日しました。が、派遣されたのは東京ではなく北海道。しかも、人口3000人程度の仁木町という小さな町でした。最初は希望とはかけ離れた場所だったのでちょっとがっかりしましたが、まさに住めば都。自然が豊富でスキーや山登りも楽しめましたし、北海道の暮らしが気に入って、1年延長し、結局2年間そこに住みました。

その後カナダに戻り、以前から好きだったコーヒーの仕事をするため、1年ほどカフェで働きました。そして、再び北海道で働こうと思い、今度はワーキングホリデーを使って来日。ニセコにあるコンドミニアム型の宿泊施設で働くことになりました。そこには合計3年ほどいたでしょうか。最初はフロントデスクの担当をし、その後マネージャーとして働きました。同時に、町にいい感じのコーヒーショップがあって、そこで週一回コーヒーの仕事も続けていましたね。

宿泊業が楽しかったので、以前からよく自分が旅をするときに使っていたホステルで働こうと思い、今度は東京でいろいろな場所を探して面接を受けました。

最終的にUNPLAN Kagurazaka(以下、UNPLAN)に決めたのは、スタッフがみんな楽しそうだったから。ここでは採用を決める前に、“一日体験”として実際に現場で働かせてもらえるんですが、そのときみんなの雰囲気がすごくよかったんですよね。それに、UNPLANならラウンジ部門で大好きなカフェの仕事もできるし、これから大きくなるという可能性も感じ、2017年7月から働き始めました。

最初はみんなと同じように、清掃、レセプションの仕事から。その後希望通り、ラウンジ部門の担当になりました。ラウンジ部門では自分がいいと思う豆を新しく入れさせてもらったり、ドリンクメニューを少し変えたりしました。大きな組織にいるとなかなか自分の意見を通すのが大変ですが、ここなら気軽に意見を言えるし、それを取り入れてくれる自由さと柔軟さがあるのはすばらしいと思います。

今はアシスタントマネージャーなので、どちらかというと仕事を教える立場です。接客や効率のいい仕事の仕方、コーヒーの淹れ方などをスタッフに教えていますが、そうやって教えることで自分自身が成長(反省が多いかも?)できているなあと思います。

UNPLANのいいところは、 若い会社なのでスタッフはどんどん仕事を任されること。「そんなの無理だ!」と思っても、やらざるを得ない環境にいると、人は意外とできちゃうものなんですよね。僕自身も交渉事が苦手なので、アシスタントマネージャーなんて無理だ!と思っていましたが、やってみたらできましたし、他のスタッフを見ても、「無理かな……」と思いつつ教えると、知らないうちに完璧にできるようになっていたりします。そうやってみんなが仕事を通して成長できる場所というのはいいですよね。

ちなみにうちでは「Unipos(ユニポス)」というスマホのサービスを使っています。“ピアボーナス”という、スタッフ同士で報酬を送り合う仕組みで、誰かの仕事を「いいな」と思ったときに、感謝の言葉とともにポイントをリアルタイムで送れるんです。その内容は全員が見られるようになっていて、共感した場合は拍手機能を使って便乗することもできます。これが意外といいんです。

言われたら気持ちがよくてがんばろうと思えるし、そうやって誰かが誰かの仕事を言葉にしてくれることで、初めて気づくことがたくさんあります。こうやって成長できる職場というのはとても貴重だと思います。

(2018.04 at UNPLAN Kagurazaka)

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