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【社員インタビュー】大手SI企業からベンチャー企業に転身してみた件

大手SI企業からベンチャー企業に転身してみた件

今回のインタビューでは、大手企業で不満もなくポジションも確立して働いていたおじさん達が、なぜファーストアカウンティングに転職したのか。インタビュー&対談で深堀りします!

── みなさんがファーストアカウンティング(以下「FA」)に転職された経緯は?

西山:私は役職離任というのがあって、翌年は幹部社員じゃなくなるタイミングだったんですよね。現場から離れたり、意思決定ができなくなるなら、これまで培ったノウハウを活かしたり、現場で作業ができる環境で働きたいと思い、転職を考えました。

社長の森さんとは2018年からRobotaの提案を受けて以降、関係性が続いてました。会うたびに前職では導入できなかったビッグネームにも導入していて、すごい!一緒に仕事してみたい!という想いが強くなったかな。

西山:二人の転職のきっかけは?FAのどこに魅力を感じて転職したの?

高塚:SI(システムインテグレーション)をずっとやっていたんですが、官公庁のXX億円のプロジェクトを経験してやり切った感がありました。入札で競合と戦って大規模システムを苦労して作って、また数年後に入札で勝負する、という繰り返しを続けるよりも、違うやり方でお客様にシステムを提供したい気持ちもあり、転職を意識したかな。

でも、強く転職しようと思ってた訳じゃなかったので悩みましたね。転職した人の本を読んだり、転職した場合しなかった場合を想像して思いを巡らせたりして。

20年間、周りの人も同じ人で、昔課長だった人が事業部長や役員になっていったりするのをずっと見ていて、自分の将来も想像がつきやすかったから、このままでいいのかなと。

会社もだんだんシニアの人が増えて気心の知れた環境で楽しかったけど、転職したらもっとフレッシュに若い人たちと仕事ができるな~とか、1ヶ月以上ずっとサウナに行って悩んでました(笑)

西山:サウナで?(笑)

高塚:そう、サウナで(笑)でも最後は、1回の人生だから色々経験した方がいいよね、と思って決断しました。SaaSに興味があったのと、どうせなら身近にそこで働いている人たちを知っている会社が良かったので、前職のプロジェクトで一緒だった森さんとお話しをさせていただいた、という流れです。

佐藤:そうそう。チャレンジするなら今しかない、遅いくらいかなと思ったのは確かにあるね。僕はお話をいただいてから自分の人生を考えなおしてみたかな。

前職でFAと一緒にプロジェクトをやっていて、先に転職した高塚さんや、森さん、他の社員の方と話しさせてもらった中で、技術力も高いし、社員全員が同じ方向に向いて一丸となっている印象がとても強かったんですよね。

自分もそういうところに身を置いて仕事をしたいなと思ったし、自分も成長していきたいと思った。前職は22年続けてきた会社で、辞めたいとか全然思ったことなかったし、人間関係や仕事内容も良かったし、当時のポジション的にも転職は考えてなかったから、決断するのに1年かかりました。

高塚:あと、1社しか経験がないと子どもにアドバイスできないなーって思った。今の人は転職も前提に就職したりすると思うけど。

西山:家族の反応はどうだった?

高塚:やりたいことならチャレンジしてみたら?という反応でしたね。

佐藤:収入うんぬんより、健康的に新しいことにチャレンジできるんならいいんじゃないって感じ。

高塚:めちゃくちゃ忙しかったもんね。

佐藤:家族からみたら、安心したかもね。

西山:みんな反対されなかったんだね。

佐藤:西山さんは、お父さん辞めないで!とか言われなかったんですか(笑)

西山:ないない!続けていても役職離任だったし、新しいことにチャレンジできるんだったら、そっちの方がいいんじゃないって感じ。

── 転職して、環境の変化はありましたか?

佐藤:プライベートは人間関係が一気に広がりましたね。同じ会社にいるとわざわざ話そうとはならなかったけど、離れてみると話したいなと思うようになって、前職の人とも会うようになったかな。

高塚:ちょうどコロナの時だったのもあるかもしれないけど、リモートワークがメインとなり決まったサイクルで仕事ができるようになったのが大きいかな。

昔だとトラブルなどで突発の現場仕事などもあったから、夜中まで仕事してサウナ行って、また仕事に行くというのをよくやってましたね。今だったらサウナに行ってもちゃんと家に帰れるし(笑)

西山:FAは労務管理がしっかりしてるから、土日にPC開かなくなったよね。

佐藤:それは確かにそうね。勤務時間が多い人には特に厳重だよね。

西山:Gatherってバーチャルオフィスを導入してるのいいなって思う。誰がどこに座ってるって見えるし、声をかけたりできるから開発としては非常に良いコミュニケーションツール。前職はコロナの影響もあって完全にリモートだったけど、ZOOMって声がかけれないから、とても良いなって思った。

佐藤:声をかけたい相手に手も振れるし。

西山:そうそう。Gatherだとリモートでも孤独感がないよね。

高塚:確かに。大きい会社だと導入ツールにも制限あったりするしね。ベンチャーだと、クイックに色々試せるのもいいかもしれないね。

佐藤:僕は仕事への関わり方が変わったかな。前は一つのプロジェクトに入って集中的にやるって感じだったけど、今は数十社を担当しないといけないから、タスク管理や頭の切り替えは大変かな。でも、その分色んなお客様とコミュニケーションが取れる。そういう仕事を望んでたから、とても良かった。

西山:あと、2週間単位のスクラム開発が経験できたのは非常によかった。前職でもアジャイルが良いとはわかってたけど、どうしてもウォーターフォールになってしまってたんだよね。

QCD(Quality・Cost・Delivery)で納期を守れば良いという頭で来てたけど、FAは確実に2週間と決めて開発するから、お客様に提供する価値を高めるにはどうするか、意識して仕事をするようになったね。

あとは森さんからいつも言われるマーケットフィットのところね。お客様に使っていただけるのか。どうやったら設計した後にお客様に使い続けていただけるか、開発中にそれが見えるのか、導入後に継続して使用していただけるか、常時悩みながら仕事してるよ。

高塚:マーケットフィットは、今後より大事になりますよね。

西山:今までの会社はウォーターフォールだから、一度要件定義で仕様を決めたら、それの通りに開発する。でも出来上がるのは一年後。それが今は2週間ごとに結果が見えるっていうのはすごいよね。

佐藤:プロジェクトもそう。SIだと設計して開発してという流れだから、メリットデメリットあると思うけど、大きく変わったところではありますよね。

── 会社規模の違いによる不自由さはありますか?

高塚:社内で全て解決という考えはなくなったかな。前職は経験が長い人がいたからすぐに相談できたけど、今はFAの社内で相談するだけじゃなくて、外部に相談することも多いかな。

佐藤:リソースが共用ってところかな。前職ではひとつのプロジェクトが決まると専任の要員を固めて、スケジュール通りに進めていく感じだったけど、FAは人数が少ないから優先順位を決めて進めなきゃいけないから、専任化できないのはコントロールが難しいよね。

西山:前職で製品を開発するのに、最初は5人のメンバーしかいなかったけど20年かけて、今となっては看板商品になった経験があるから、FAは会社規模は小さいけど開発メンバーが12人もいて、これから急成長するんだろうなと感じますね。

佐藤:20年以上勤めていた経験を捨てて転職するのは勇気が必要だったけど、大手にいたら安泰かというと、どこにいてもリスクはあるよね。

西山:福利厚生はFAの方がいいよね。部署で飲み会の予算があったり、新入社員のウェルカムランチがあったり、ケータリングナイト(月末の金曜日にオフィスで開催する飲み会)とか。そういうのは前職ではなかったかな。社員がコミュニケーションを図るためのものがあるのがすごく良いよね。

佐藤:そこは確かに手厚いよね。

高塚:一度大きい箱(会社)から出ると、会社間の壁を感じなくなったかな。●●会社の高塚です、という感じじゃなくて、労働産業の中のいち個人として「今はここで働いている」とような意識になったね。

昔はエンタープライズとか大きい企業じゃないと取引を嫌がるところがあったけど、お客様の反応も変わってきて、今は小さい会社だから取引しないってところは少なくなってきている気がする。会社規模に寄らずに仕事ができるようになってきたから、取引の不自由さも特にないよね。

西山:大手だと相手も大手じゃないといけない風習があったよね。

佐藤:確かに抵抗なくなってきてるよね。本質を見るようになったというか。若い人たちが集まってやってるベンチャーと比べると、FAは大手にいた人たちがノウハウを持って集まって来ているから、大手取引の作法もわかってるし、安心感を与えてられているのは多少なりともあるかもしれないけどね。

高塚:公共系の入札も変わってきたし。これまではある程度会社の規模や公共オフィスの近くに事業所がないとダメとかそういう制限があったけど、撤廃されてベンチャーも参入できるようになったよね。

佐藤:何時間以内に駆けつけられること、とかそういう条件があったよね。

高塚:そうそう!

── 転職前の自分に声をかけるとしたら何て声をかけますか?

高塚:「大丈夫!転職していいよ!」って言う。

佐藤:「外国人エンジニアがいっぱい入社するから、今のうちに英語を勉強しとけ」っていうかな。

西山:それはもっと遡って中学校時代の自分に言いたいね(笑)

佐藤:分かるー(笑)

西山:役職離任は2年延長されてたから、もう来年はないなと思って、翌年どうしようかなと思ってた時期はあったから、その頃の自分に会って、「選択は間違ってないから、行け!」って言うだろうな。

佐藤:悩んでも結果変わんねーぞって声かけるかな。今となってはもっと早く行動を起こしてよかったと思う。2021年8月に決めて翌年の2月に入社したから、そこはもっと縮められるぞって言いたい。あと、有休使ってから転職しろって言いたい(笑)

西山:それそれ(笑)

高塚:俺も(笑)

── 一緒に働きたい人はどのような人ですか?

高塚:FAは今拡大していくにあたって求人を出しているから、一緒に会社を育ててくれる人かな。

実際、環境ややり方は年を追うごとに変化していってるし。

佐藤:組織として未熟なところもあるから、大企業で培ったノウハウや経験を、FAに適した形に転嫁させて伝えてくれる人が来てくれるといいかな。押し付ける感じはFAに合わないから、上手く合わせながら育てて、一緒に育ってくれるような人。

西山:Valueにもある「Can Do Attitude」を実行できる人かな。開発からすると、どうやったらできるか、と一緒に考えてくれる人がいいな。

高塚さん、佐藤さん、西山さん、ありがとうございました!

ファーストアカウンティングでは、やっぱりここで働いて良かった、と思える会社を目指してこれからも様々な取り組みをおこなっていきます。

(最後に)ファーストアカウンティング株式会社では一緒に働く仲間を募集しています!

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