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初めてのオンサイト ユーザー会を開催しました!

- remota & robota parent community -

弊社ファーストアカウンティングが提供する会計分野専門の「Robota」AIエンジンAPIサービスと「Remota」AI仕訳作成支援サービスは、製品リリースからそれぞれ約4年・約2年が経過し、導入社数は順調に伸びてもうすぐ100社に近づいており、多くの業種業態のエンタープライズ企業を中心に活用が進んでおります。

このたび日頃の感謝を込め、企業の枠を超えてユーザー様同士で意見交換いただくことで、弊社サービスに対する理解を深め、更に経理DXの推進でご活用いただくことができればという思いで、ユーザー会を開催させていただきました。
2022年7月13日 第1回 ファーストアカウンティング ユーザー会 東京コンファレンスセンター・品川

参加企業様のメリットとして、同じ課題を抱える他社の経理部門様との交流ができ改善のヒントや弊社のサービスを利用した業務のベストプラクティスを得られたり、開発側のエンジニアに直接改善要望を伝えられるといったことがあります。

弊社からは、社長をはじめカスタマーサクセス・営業部門はもちろんのこと、実際に開発をしているAIサイエンティストやサービス開発エンジニアも参加し、実際に業務でご利用いただいているお客さまとダイレクトにコミュニケーションをさせていただく初めての機会となります。コロナ対策を考慮し消毒や距離などの感染対策を万全にしながらあまり長時間にわたることを避け、数時間のプログラム構成を企画しました。

ちなみに事例紹介↓をWebサイトで公開しておりますが、今回も事例を公開させていただいているユーザー企業様からも多くご参加いただきました。
https://www.fastaccounting.jp/case/

会場の様子

  • プログラム構成
    • 主催者講演
    • ユーザー様講演
    • ワークショップ

主催者講演

「インボイス、電帳法 これからの税務行政」

さくら中央税理士事務所 代表税理士の安田先生から、制度や改正法対応のポイントについて解説とアドバイスをいただきました。

まずはインボイス制度施行に関連して、法制度対応のポイントを説明。それに伴う登録事業者番号のチェックは非常に煩雑なため、経理業務には大きな業務負荷がかかることが容易に想像できる。その理由を具体的なオペレーションを想定して国税庁の登録番号検索のWebサイトを利用しながら例示するとともに、解決策としてAIによる自動化のソリューションを利用することによってこの業務がどのように省力化されることが期待できるかを解説いただきました。

「Fast AccountingのAI研究開発について」

ファーストアカウンティング AIエンジニア 藤武から、要素技術の進化について、読み取り精度向上の対策と成果の事例を交えてお話をさせていただきました。

深層学習分野の国内・国際学会への参加や論文発表についてのサイエンティストとしての活動をご紹介させていただき、弊社サービスに要素技術として利用されている物体検出AIの事例として、動画上のカメをAIが追跡検出する様子を紹介し、その技術を応用した読み取り精度向上の取り組みについても領収書などを例にしながら解説させていただきました。

ユーザー様 講演(4社様より)

エンタープライズのユーザー企業4社様からそれぞれ実際の業務の中でのRemota,Robotaの活用を通して、AsIsの業務フローがどのようにToBeで変化したか、その中でどんなハードルや工夫で対応してきたか、現場における苦労と成果のストーリーを語っていただきました。また、投資対効果といった数値的な部分についても公開可能な範囲で共有いただき、参加された企業の皆さまも興味深く聞いておられる姿が印象的でした。
特に大量に集中処理を行うシェアードサービスやBPOの業務を「やってみなはれ」というスローガンで業務革新を実現した事例や、Concur Invoiceを大幅に効率化させて実績をあげている事例などは非常に参考になる企業様も多かったかと感じています。
「導入前は本当に効果を出すことができるか半信半疑で、実はとても心配に感じていました。最初から満点というわけではなく、利用し始めてから調整してもらった部分もありますが、途中からできると確信に変わった事も多く、今では相当な効果がでています。これからインボイス制度や他システムへの展開など、もっともっとAIによる自動化の適用業務範囲を広げていきたいです。」
といった、とてもうれしいお話も聞くことができました。提供している我々としては、最初から期待通りの効果が発揮できなくても、ユーザー企業の方々にいっしょにサービスを育てていただいているんだなと改めて実感し感謝の思いと共に胸熱になりました。

ワークショップ

島配置のテーブルに異なる企業のユーザー様5〜6名程度で着席いただき、それぞれの立場で抱えている経理業務における悩みや課題を通しながらAIへの期待やご要望などについて、弊社のメンバーがファシリテートしながらディスカッションしていただきました。
参加者の皆様はすでに活用が進んでいる企業様もありますが、現在まさに導入中フェーズの企業様もあり、各々の進捗状況・社内業務フロー・AIの適用範囲は少しずつ異なっています。全く話が盛り上がらなかったらどうしようと少々不安がありながら少し緊張したスタートでしたが、簡単な自己紹介が終わると、自社の抱える問題を話され、非常に意欲的に他社の状況を質問しながら意欲的に会話が進み、時にはテーブル全体で笑いが起こったり、大きな頷きがあったり、なかなか社外で話すことのない同じ経理部門の抱える悩みを話し合う時間は心配を他所にとても盛り上がりました。

開催後のアンケートでは下記のようなコメントを寄せて頂きました。(一部抜粋)

  • 濃密で学びが多かった
  • 非常に興味深く参考になった
  • 様々なアプローチがあると目から鱗だった
  • 前後で連携しているシステム等含めて伺いたかった
  • 色々な論点で各社のお話を聞けて面白かったし、勉強になった
  • 対面もなかなか良いと思った
  • 電子インボイスの内容をもっと知りたい
  • ユーザー間のディスカッション時間をもう少し頂けると良かった

今回のイベントでは、ユーザー企業様の実際の現場で利用されている課題とその解決方法をユーザー様が他社ユーザー様に聞くことにより、いろいろなエッセンスが得られたという感想を多くいただきました。ユーザー様にとっての開催の意義を感じると同時に、弊社のエンジニアが利用している方の声を直接伺うことにより、実際に現場で役に立っていることを実感し、もっとよいサービスにしていきたいというモチベーションになったこともとても大きな収穫だったと感じています。

次回開催時期はまだ確定しておりませんが、サービスや法令対応などの最新情報をタイムリーにお届けできるタイミングをサイクルとして開催したいと考えております。もうすぐコロナの状況も落ち着いてくると思いますし、サービスを更に拡大し、ユーザー企業様への貢献をもっともっと高めるぞー!と私自身の力の源泉となった一日となりました。

コロナ禍のオンサイト開催イベントということでなかなか参加が難しい企業様もございましたが、多くの企業様にご参加いただき、やっぱりリアルに顔を合わせることができてよかったという声もいただくことができました。ご多忙中にご参加いただきましたユーザー企業の皆様に、一同深く感謝しております。いただきました貴重なご意見ご要望をどんどん実現し皆様のDXに貢献していく所存でございますので、引き続きよろしくおねがいします!

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