“働く上でのやりがいって何ですか?”
ユメフルサトに入社して1年とちょっと。
2年目を迎え、日々奮闘中のほっちゃんです。
「新卒の」という肩書は無くなって、責任が増している気がしています 笑
冒頭に書きましたが、皆さんは働くうえでのやりがいって何だとおもいますか?
“やりがい”って人によって捉え方が違うと思うのですが、
よく聞く言葉ですよね。
インタビューがあれば「どんな時にやりがいを感じますか?」と聞かれ
就活の時には「将来はやりがいをもって働きたい!」と思い
悪い言葉では「やりがい搾取」なんて言われる事業もあります。
正直、私は就活の頃、別に「やりがい」なんて深く考えていなくて、
ただ「楽しそう!」「ワクワクする!」
という気持ちに従ってこの会社を選びました。
「まあ、やりがいは楽しかったら自然と生まれるやろ」くらいに思って入社したわけですが、
そんな私でも、“やりがいとは何ぞや?” ということがはっきりしてきたので、皆さんに発表します 笑
ずばり、それは、、!!!!
“自分の成長の実感ができること” です。
「ありきたりだなぁ。。」と思ったそこのあなた!笑
私が強調したいのは 自分の成長を “実感” できるかどうか ということです。
働いていれば遅かれ早かれ何らかの成長をすると私は思っています。
ただ、同じ成長でも「私頑張ったな~!」「私ここまでできるようになったのか!!」と
自分の成長を確かめる機会がたくさんあるのと、ないのとでは、全然違うと思いませんか??
そんな、成長の実感がある私の仕事について、1つご紹介しようと思います。
***
“提携店の開拓営業”
提携店とは、こども夢の商店街でこどもたちが稼いだおむすび通貨を商品券として実際に使うことができる、地域の中小事業者さんのことです。
こどもたちがイベント終了後に、こどもたちの地元のケーキ屋さんやパン屋さん、文具店などでお買い物ができるよう、
私たちが地域のお店を一店一店回って提携店を開拓していきます。
そんな提携店の営業回りですが、初めてやらせてもらったのは去年の8月。
私的には、思わぬスピード感で営業デビューをすることになったのでした。
基本的にユメフルサトで新しく学ぶときは “やってみる、やらせてみる、できたら褒める” の
スリーステップでレクチャーが進んでいきます。
①教えるときには、長ったらしく説明をせず、まずは自分は手本をやって見せよ。
②自分に向かって相手にやらせてみよ。
③相手が上手くできたら思いっきり褒めよ。
ということです。
これは、こども夢の商店街でこどもたちに仕事を教える際にも活用される、コーチングのコツなのですが、実際に社内でも活用されています。
まず、オフィスで先輩のゆかさんに本番そのもののやりとりを見せられ、
「じゃ、次ほっちゃんやってみようか」と私が練習し、
「そうそうそんな感じ!」と褒められたら
数日後には二泊三日の出張で本番を迎えます。。
1日目は先輩のひろさんと一緒に回りましが
初めは緊張もあってうまくいかなかったので、
「俺がやってみるで見とって」とひろさんのやりとりを見せられ、
「よし、じゃ、そろそろほっちゃん行ってこい!」と送り出され、
初めてとれた1件で「取れたか!!やったな!!!!」とハイタッチ
緊張がほぐれてきたな、、、と思ったのも束の間。
「じゃ、あとは頑張れよ~!!」と
見知らぬ土地に1人残され、残りの2日間を1人で回ったのでした。。笑
こんな感じで怒涛の営業デビューを迎えた私ですが、
人と話すのが大好きな私にとって、この地域をめぐる営業は非常に向いたようで、
無事に目標数の提携店を獲得することができたのでした。
帰ってきてからだいさんに「素晴らしい~~!!!!」とたくさん褒めてもらいました。
今はもう10回以上、出張営業に行っているのですが
一見、「最初っからうまくいってるやん、、」と思われるかもしれません。
でも、実は少しづつ自分で改善を重ねているんですよ!
お店に入る時の開口一番の挨拶はどれくらいの声のトーンだと好印象か。
もはやマニュアルの如く口から出てくる説明は、どんな言葉を使うと伝わりやすいか。
出張のたびに、「あ、ここが店主さんの気になるポイントなのか」とか「この資料があると信頼につながるのか」など、毎度学びがあるので、ちょっとずつ進化しています。
「この地域は話始める前に名刺を渡したほうがいいな」と地域によって、お店に入ってからの手順を若干変えてみたり。
お店の人から聞かれてうまく答えられなかったことは、そのままにせず、提携店とのやりとりを担当しているゆかさんに確認してから、お店に答えを返すようにしたり。
どれだけ営業に回っても「もっとこういう言い方をしたらよかったかな、、」と反省・改善の繰り返しです。
こんな感じでアップデートしていく中で、何が成長の実感につながっているかというと。。。。
毎度、提携店の獲得数はほぼ変わらないのですが、
なんというか “提携店との関係性” が変わってきているような気がしているのです。
初めはなんのつながりもなく、一店一店回っていたのですが、
最近は
「いいイベントだね~~!〇〇っていうパン屋さん知り合いだけど紹介しようか?」
と言ってもらえることが多く、地域のお店同士のつながりを活用する形で営業に行くことが増えました。
この前は、地域の農家さんの紹介で商工会の方とお会いすることができ、
商工会のお店が総出で提携店になってくださいました。
「こどもたちを大切にしたい」
地域のそんな思いから、こども夢の商店街の事業について深く共感していただけました。
提携店としてはどのお店も変わりないのですが、
「地域のみんなでハタラクこどもたちを応援する」という大切な提携店の役割を再認識できるような
提携店開拓になっていると思うのです。
わたしたちと提携店は、契約上では対等な関係なのですが、
以前の私はどこか、協力を依頼する側と依頼される側、という認識でいた気がします。
でも、営業を繰り返しているうちに、私たちと提携店は
“ 一緒にこどもたちを応援するパートナー ”
なんだと思うようになりました。
実際、地域の人ったちが一緒になってこどもたちのために!と声をあげてくれると、
本当にワクワクして、わたしにもアツ~~~い気持ちが湧いてくるんですよね 笑
こういったことは、そのお店やその地域にあるこどもたちへの想いがあってのことなのですが、
営業を始めたばかりの私ではきっとこの関係は作ることができなかったな、と思います。
オドオドしながら回っていた最初の私と、今の私とでは全く違います。
・信頼してもらえる話し方
・応援したくなる人懐っこさ
・人に紹介したくなる事業内容の説明
初めからできていたわけではなく
毎度繰り返してきた学び・反省・改善のおかげで
私自身が変化し成長したのです。
この成長は提携店の獲得数ではなく
提携店の方との良好な関係とこどもたちへの熱い思いよって “実感” することになったのでした。
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と、、、わたしの成長実感記録をご紹介しました~!
どうでしたか??
成長ってね、人から褒められたり、数字的な結果を出すだけでなく、こんな形でも実感することができるんですよ!
少し話が逸れますが、ユメフルサトでは「1年目だからできないでしょ~」と、やらせてもらえないことはほとんどありません。
「やってみな出来るものも出来るようにはならん」と代表のだいさんは言います。
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「1年目は電話が取れるようになったらOK」と言われるような企業もある中で、
「できること」「成長したこと」がどんどん増えていくっていうのは
やっぱり楽しいものです。
そんな「やらせてもらえる」環境で
「できた!」「前よりもよくなった!」「前の自分よりも成長した!」という感覚をもてること。
ユメフルサトで見つけた私の “ハタラクやりがい” でした。
次はぜひあなたも。。!^^