スタッフ全員のリモートワークを本格的に始めてから1週間が経ち、環境も少しずつ整ってきましたので、今日はリモートワークでのチャットについての日記です。
当社では、社外との連絡にのみ電子メールを使い、社内連絡にはチャットを使っています。
チャットはリモートワークで必須のツールだと思いますが、出勤前提でこれまで使っていたツールが最適かといえば、そうでもなさそうです。これまではslackを使っていて、テーマごとにチャンネルを設けてかなりのメッセージがやりとりされていました。でもslackは読んだつもりじゃなかった投稿が既読になってしまったり、スレッド管理が人によってはかなりお粗末なので話の流れがつかみにくくなってしまったり、静的に記録すべき情報までslackに投稿してしまってその情報へのアクセスコストが上昇したりと、もともと問題を感じていて、さらに、雑談がしにくく、また、画面を見ているだけだと相手の様子がわからず、チームで働いている感覚は希薄になりそうでした。
そこでリモートワークに特化したremottyを使い始めたところ、雑談がやりやすい!雑談?と思われるかもしれませんが、雑談が無いと、困ってそうだなとか、今調子良さそうだなとかがわかりにくく、チームワーク力が発揮されないのです。そして、雑談は新しいアイデアが生まれるきっかけにもなりますので、案外雑談は大切なのです。
もちろん、具体的業務に直接関係する会話は雑談以上にちゃんとできなければいけないのですけれど、この点についてremottyはslackと同程度にしか使えません。slack、remottyの課題は、チャンネルがどんどん増えて、投稿先の管理や投稿の閲覧が煩雑になるというところです。そこで活用を始めたのが当社の基幹システムであるsalesforceのchatterです。当社では、salesforceはプロジェクトやPDCAや取引先やリードの管理に使っているのですが、chatterのいいところはプロジェクト毎、タスク毎、PDCA毎、取引先毎の掲示板が最初から用意されているため、チャンネルをいちいち作る必要がなく、また、投稿の一覧性も悪く無いです。
ということで、今の所、リモートワークの当面の課題には、remotty+chatterでうまく対処できそうです!
ありがとうremotty!
ありがとうsalesforce!
当社では今後リモートワークを推進していきますので、関心のある方は気軽にメッセージをくださいね!
一般社団法人ユメ・フルサト
現代社会では、人間という「労働力商品」への対価である賃⾦だけを⽬的として働く労働の退廃が進み、市場経済が⽣活の隅々まで浸透したことで⼈々の結びつきが希薄化しています。しかし、お⾦があっても、働くことがつまらなくて孤独な社会が幸福な社会といえるでしょうか。 私たちの事業は、「労働」と「コミュニティ」の分野で社会課題の解決を⽬的とするソーシャルビジネスです。ソーシャルビジネスの概念はまだ一般的ではありませんが、営利目的の一般企業とも、市民運動的なNPO法人とも異なり、事業の継続と拡大に必要な収益を得ながら貧困率の低減といった社会的インパクトの拡大を目的とする新しい事業形態です。バングラデュッシュから世界各地に広がったグラミン銀行、アメリカの貧困地域にコミュニティの遊び場を作り続けるカブーム!、1930年代から中小企業専用通貨を発行するスイスのWIR BANKなどがその代表格です。 私たちは、小学生から大学生までが一緒になって働く「こども夢の商店街」というイベントを通じて「おむすび通貨」という補完通貨を発行しています。2013年から始まったこども夢の商店街は、今では全国の企業からCSV事業として注目されるようになり、おむすび通貨は約1000店が加盟する日本最大規模の地域通貨に成長しました。