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100億円の島、いりますか?

Photo by Dillon Wanner on Unsplash

100億円の島が売られていました。そして、「君、いい島なんだけど、買わない?」と、あなたは問われたとします。どう答えますか?

この話はビジネスの成功を左右する、とても重要な質問なのですが、その答えは後述するとして、下記をご覧下さい。

投資教育事業を行っている当社ですが、ここ数年の日本人の米国株ブームを見ていて、より深い情報と教養を世の中に提供する必要があると考えています。

私自身も投資の世界では、いくつかの書籍を出している専門家なのですが、どうしても、米国企業の細かい部分まではわからないのが事実です。

あー、この企業何やってんだろ。

と思った時に、ホームページを見ればすぐにわかりますが、米国企業の場合には「それ以上のこと」はどうしても調べるのに時間が掛かったり、情報の真意を確かめる術に限界があったりします。

そのような時には「その情報の答えを持っている企業とタイアップしに行く」というのが当社のビジネススタイルの1つです。答えを当社が持っていない時には、答えを持っている企業とタイアップしてでも、顧客が求めるものを探しに行くというスタンスです。


上記の件についても、米国のアナリスト集団で現地の投資家に対して、魅力的な米国企業を紹介するレポートを提供している企業を発見し、そこに業務提携の依頼をしました。結果、成功しました。

この事例と似た、ビジネスの成功ストーリーを1つ最後に紹介します。

100億円の島が売られていました。そして、「君、いい島なんだけど、買わない?」と、あなたは問われたとします。どう答えますか?

99.9%の日本人は、「買えません」と答えるでしょう。「いりません」という答えかもしれません。これは、普通の答えだと思います。

しかし、このように答える人がいて、こういう思考を持っている人は、人並外れた成功をつかみ取る可能性があります。

「買います」

100億円を持っているか、持っていないかということに関わらず、まずは「買います」という意思を伝えるわけです。そして、「本当に買いたい人を探す」という選択を考えるのです。

自分や自分の周囲には、買いたい人はいないかもしれないけれども、100億円の島が欲しい機関や人は、存在するかもしれません。その場合、その機関や人に、本案件を紹介することで、もしかしたら、110億円でも買ってくれるかもしれません。

この話で大切な学びは、自分および自社にはその選択肢は現時点で保有してないかもしれないけれども、実現ができる選択肢は必ずあるということです。自分が解決できる範疇で物事を考えていたら、その範疇のことしか達成することはできません。

必ず大きなアクションを成功させるためには、自分以外の何かの力を借りるしかないと思います。誰かの力を借りなければ、大きな成果は見込めないのです。

100億円の島でなくても大丈夫です。不動産でも同じことです。100億円の最高の物件が手に入った時に、買い手を探すのが、不動産の営業マンの仕事ですが、その不動産屋が100億円の現金を持っていなかったら、この物件を取り扱ってはいけないのかというと、そんなことはないですよね。これと同じです。

自分の過去の実績や、現在のスキルなどで、未来への選択肢を狭めるのではなくて、選択肢の仕方次第では可能性は無限にあるということを、心の底から府に落としておきたいところです。実力や経験がある人ほど、要注意な事項です。

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