おはようございます。FIの代表、高橋です。
うちの会社は、3月から完全在宅のリモートなのですが、5月25日(月)本日、東京でもいよいよ緊急事態宣言が解除されて、今後どうしていこうか。と悩んでいるところです。個人的には、リモートになって、会社の良いところばっかり発見されたので、時間や場所の自由度は高く、この先も社内を作っていきたいと思っています。
ちなみに僕は、このリモート期間にYoutuberデビューしたので、サムネイルをトップに載っけておきました。可能性にあふれるビジネスですね、Youtubeも。
一言だけ話すと、Twitterは拡散するSNSだけど、投稿を続けないと拡散し続けないという点は資産性がない。これはTiktokも一緒。一方、Youtubeは拡散性が高いSNSでありながら、資産性も高い。投稿を続けなくても、過去の投稿で広がりを作ることができる唯一のSNSだ、ということで、、、始めました。以上。
ところで、今回、世の中の大きな流れを自分なりに観察していて気が付いたことがあります。それはコロナ禍の正体について。
ズバリ言えば、コロナ禍は「思い込み」を誘う脳の本能を制御できるかどうか、これを僕らに問うような出来事だったと思うのです。
僕らはこれまで、高度にグローバル化が進んだ経済の中で生きてきたわけですが、それが本当にあっという間に、今回、シャットダウンされてしまいました。 これだけの大きなスケールで、突然のシャットダウンについては、人類の歴史の中でも、なかったはずです。
なので、今回の新型コロナ禍が最終的にどのような影響を世界にもたらすのか、僕にはまだ、はっきりしたことはいえませんが、恐らく、とても大きな影響が及ぶということは想像ができます。
今回のパンデミックは、様々な思い込みを誘う脳の「本能」を、僕らが、きちんとコントロールできるかを強く問うものになると思います。というのは、過去に正解を求められない状況において、賢明な判断を下すためには、これまでの常識や過去の経験、そして、思い込みにとらわれず、世界の現実を、そのまま見つめる必要があるからです。
自分の「思い込み」に対して、それをコントロールし、事実に基づいた判断を下すということが本当に大切になります。欲望をコントロールして、自分を律していく必要もあります。それが、政治家、医師だけではなくて、国民にも、当然僕らにも、今、求められていると思います。
具体的に、僕らを惑わす思い込みには、複数の種類があるので、ここまで読んでくれたあなたに、少しだけ紹介しましょう。コロナ禍とは何か、コロナ禍の正体とは何か、これからの時代を本当に幸せに、充実した形で生き抜く上で、自分の頭で考えてみてほしいと思います。
犯人捜しの本能…誰かを責めることで、物事は解決するという思い込み。悪い出来事が起きた時、「単純明快な理由を見つけたくなる」というのが、この本能です。物事がうまくいかないのは、「誰かのせいだ」としたい心理が働きます。安倍総理のせい…と思った人も多いと思いますし、自粛せずにゴルフに行った芸能人を袋叩きにする精神もコレです。見つけるべきは「犯人」ではなく、「原因」であり、見直すべきは「システム」だったのです。
過大視本能…目の前の数字が一番重要だ、という思い込み。人は、身近なただ一つの事実のことを、自分の視野に入らない「その他の事実」よりも重要だと捉えがちです。医療リソースが少ないエリアでは、医師が目の前の患者の死力を尽くすよりも、衛生観念を周知した方が多くの命が救えるのに、自分の街の「感染者数」のみに焦点を当てて考える人がどれだけいたのか、ということです。気になるのは分かるけどね。
焦りの本能…今すぐに手を打たないと大変なことになる、という思い込み。問題にぶつかったとき、とっさに判断を下そうとしてしまうのがこの本能。もちろん、この本能は人の命を救うためには重要な本能。だけど、現代においては、瞬間的な命の危険より、複雑で抽象的な問題に向かうことの方が多く、決断を焦ると、当然ながら、判断が誤る可能性が高まるわけです。決断の前に深呼吸をすることと、正確で重要なデータに基づいて考えてみることが重要となります。
という風に、本当はもっともっと色々あるわけですが、長文は書くほうも、読むほうも疲れるのでこの辺で。(やっぱ聞くが楽でいいですね)
賢い人や、インテリほど、間違えてしまうのが「真実はわからない」という前提で物事を考える習慣だと思います。今の情報化社会は、真実を見抜くなんて、完璧にできる人なんて、いません。みんな、多かれ少なかれ、フェイクニュースに踊らされます。
当然間違えることもあります。でも、間違ったら、即削除、即訂正、即謝罪をすればいい。というか、そういうスキルがないと、持論を持って生きていくことなんてできないし、自分らしくはいられないと思うんです。
これからの時代は、「知識や情報を持っている」ということよりも、「自分の頭で考え、持論を打ち出せる」という能力が必要とされます。知識や情報をインプットすることよりも、それを用いて持論を打ち出せるアウトプットが重要だということです。(インプットしたことを、そのままアウトプットするのとは違う)
そして、そういう自分を磨ける会社は残念ながら、この日本には、ほとんどありません。でも、コツがあります。インプットした情報に、自分の考えを付け加えてアウトプットするということで、この力は磨くことができます。こういうことを知ろという指示がある会社もあまりないとは思いますが、こういうトレーニングのチャンスが沢山にある会社はあると思います。(ウチもそうだけど)
コロナ禍の正体、その真実は誰にも分りません。が、僕らが問われていることは分かりました。同じ時代を歩む仲間として、よりよい世界を求める仲間として、ともに頑張って行きましょう。
ということで、求人募集中です。1%でも興味がある方は、ぜひどうぞ。あと、2週間前から始めたばっかりだけど、Youtubeどうぞ。こちら。
おやすみなさい。高橋。