今回、弊社で学生インターンとして活躍している大学4年生の井上さんにインターン歴半年・大学3年生の西巻がインタビューさせて頂きました。学生インターンとして活動する中で学んだこと、自身の成長に繋がったことなどを伺う事が出来ました。(▲井上裕太郎さん)
井上さんは大学3年生の春から4年生の現在まで学生インターンとしてEXPACTで働いてきました。その中で就活も経験、現在は内定を取得し、インターンを続けながら残りの学生生活を過ごしています。
〇EXPACT学生インターン 静岡大学4年生 情報学部 行動情報学科 井上裕太郎さん
―井上さん、本日はよろしくお願い致します。
よろしくお願い致します。
―まず初めに、EXPACTで学生インターン始めたきっかけは何ですか?
僕は元々「Startup Weekend in Hamamatsu」というコミュニティに所属しておりました。その活動の中で、EXPACTの代表取締役である髙地さんと出会う機会があり、声をかけていただいたのがきっかけです。最初に出会ったのは3年生の春だったと思います。
EXPACTでは、「学生の枠を超えた経験が出来る」という点にとても魅力を感じて、ぜひやってみようと思いました。通常のアルバイトは、いわば自分の時間を切り売りしてその報酬としてお給料をもらうというものです。しかしEXPACTでは、単純にお給料ということよりも、お仕事として業務をこなすことで得られる「経験」も得ることが出来ます。私を含め、その時声をかけていただいた4人の学生がそのようなインターンをしてみたいと感じていたこともあって、是非お世話になりたいと思いました。
―実際に、EXPACTではどのような業務を担当なさっていたのですか。
僕が担当していたのは、「ライター」として会社のウェブサイトに載せるコラム記事を執筆する仕事でした。「ライター」としての業務はEXPACTから依頼されたわけではなく、元々書くことが割と好きで磨いてみたいという想いもあったので、代表と話す中で自分の役割を「SEO*ライター」とし、“検索エンジンへの最適化を目指す”という目標を持って記事作成に励むようになりました。あるテーマについての記事の執筆に加え、企業の方に取材をしてそれを記事にするというお仕事もさせて頂きました。
*…Search Engine Optimization(検索エンジン最適化)の略で検索結果における上位表示を目指すためWEBサイトを改善すること
―EXPACTに入る前に、そのようなライターとしてのスキルをお持ちだったのですか?
いえ、EXPACTに入る前に特別にそのようなライターの技術を持ち合わせていたというわけではなく、実際に活動していく中で、自分で勉強したり試行錯誤したりして身に付けていきました。
ライターの活動を通して、記事を書く際に気を付ける点が明確になりました。活動当初は、執筆する記事が何を目的として作られるのかをあまり考えずに書いて、会社にとってまったく意味のない記事になってしまった経験もありました。読者が求めている情報は何か、それを提供するにはどのような記事を書くべきなのかをきちんと明確にしてから取材・執筆すること。そして、伝える情報をどのような順序で構成すると最も伝わりやすくなるのかを考えることが重要だと学びました。
これらを意識してからは、少しずつ自分のコラムが検索順位で上位になったり、閲覧数が増えたりと、数字として結果に出てくるようになってとてもやりがいを感じて取り組むことが出来ました。
―そのような経験をしていく中で、ご自身が成長したなと感じるところはありますか?
そうですね。ライターの技術もそうですが、それ以上に僕自身の内面が大きく成長したと感じています。記事を書くときに相手の立場に立つことが大事と言いましたが、それは普段の生活でも重要なことです。独りよがりで考えて行動するのではなく、相手が求めるものを理解してから行動するようにしています。
―EXPACTでインターンをしていてよかった点はありますか?
1番は、“学生と社会人との違い”というか、普段の大学生活では学べないようなことを沢山学ばせていただいた点です。EXPACTでは、仕事をする1人のビジネスパーソンとして活動することで、社会で働くという事がどういうことなのかを、身をもって学ぶことが出来ました。また、大手企業のインターンシップと比べて、代表取締役や経営層と近い距離感で経験を積むことが出来ます。EXPACTは大きな企業というわけではないですが、だからこその強みでもあると思います。会社の主軸である方々と一緒にお仕事することは、学ぶ点が本当に多くあります。
そしてこれはEXPACTならではの魅力ですが、“失敗することを恐れずに挑戦できる雰囲気”があることです。時には厳しい言葉をかけられることもありますが、真摯に向き合って指導して下さることが僕には大変ありがたかったです。仮に失敗をしたとしても、その失敗という事実に注目するのではなく、その失敗からどう改善していくかを一緒に考えてくれる場所です。そういった温かい雰囲気があることが、いい意味で安心して挑戦できることに繋がりました。挑戦して失敗することよりも、失敗することを恐れて挑戦しない事の方が良くないと僕は考えるようになりました。
―EXPACTでの経験は、就職活動でも活きましたか?
とても活きました!まず、ライターとしての経験から“情報伝達”を通して社会に貢献したいと思うようになりました。実際に就職先はIT系の広告代理店に決まったのですが、その道というのもEXPACTでの経験が基になっています。
そして、内定先の最終面接で自分の強みがどのように活かせるかのプレゼンをしたのですが、そこでもEXPACTでの経験が大きな根拠となりました。ライターとしての活動の中で、「PDCAを適切に回すこと」や、「相手の立場で考えること」を常に意識してきましたが、経験をもとに説得力のあるアピールができたことで、内定を頂くことが出来ました。内定獲得後に、人事の方が「失敗から学びを得て、それを活かして実際に成果を出せるところ」を評価したと教えて下さいました。
主体的に成長が出来る人という評価を頂くことが出来たのですが、これはEXPACTで“体験的に学べる環境”があったからだと思います。どこの企業さんもポテンシャルがある人、主体性がある人を求めているかと思いますが、EXPACTはそういった部分を体験的に伸ばすことができる場所です。
―EXPACTでの活動は井上さんにとってどのようなものでしたか。また、井上さんにとってEXPACTはどんな場所ですか。
そうですね。ひと言で表すと、“幼虫から成虫になるまでの蛹の期間”を過ごさせて頂けた場所ですかね(笑)蛹とは、学生から社会人へと立場が変わる間の準備期間という意味です。学生というのは、主体的に行動する局面もあるかもしれませんが、どちらかと言えば与えられるのを待つというイメージがあるように感じます。しかしEXPACTは、学生インターンではあるけれど、学生としての身分ではなくて、“自分が何か新しい価値を提供する側を目指せる立場”として扱ってくれます。学生から社会人になるときに必要となるような心構えを学ばせていただくことができる場所です。
―どのような人がEXPACTでの活動に向いていると思いますか?
主体性を磨きたい人、積極的に物事に取り組める人、チャレンジ精神がある人だと思います。EXPACTでは手取り足取り教えてもらうような体制ではなく、社員さんやインターン含め、皆で一緒に新たな道を切り開くような構造だと感じています。大企業ではその辺は整備されていて、マニュアル通りに行えばよいですが、それは普通のアルバイトでも経験できます。自分でもらったお仕事に挑戦しながら、沢山考えて自分で学んでいくという所に意味があると考えています。もちろんフィードバックも沢山頂けますし、成長できるように応援はしっかりとしてくれる場所です。すごくやりがいがあって、とても楽しい環境ですよ!
―最後に、今後EXPACTで挑戦したいことがありましたらお聞かせください。
僕が卒業するまでにあと9ヶ月ほどありますが、引き続き与えられた環境の中で精一杯業務を楽しみたいですし、その間で自分が学んできたことを後輩たちに伝えることで、今まで育てて頂いた恩返しをしていきたいと思っています。パイプと言いますか、後輩たちがEXPACTでの学びを吸収しやすいようなプロセスを整えたいです。
そのようにすることで、後に続いていく後輩たちが、今後もEXPACTでSEOという観点から価値を提供していけるような環境作りができたらいいと思います。
―井上さん、本日はありがとうございました。
ありがとうございました。
井上さんのお話を伺って、EXPACTでの経験が大きな力となって井上さん自身の成長にも繋がったことが分かりました。私も主体的に挑戦し、沢山のことを学んでいきたいと思いました。