「就職という人生の大きな決断に寄り添いたい」エンジニア・デザイナー新卒採用担当が語る、エキサイトで働く魅力とは【Exciter #10｜人事 横井佳奈穂】

「エキサイトで働く人は何をしているの？」「どんな人がいるの？」など、エキサイトで活躍するメンバーのリアルをお届けする連載「Exciter」。

第10回は、エキサイトの人事部でエンジニア・デザイナーの新卒採用担当をしている横井さんにインタビュー。これまでのキャリアや、エキサイトが求める人物像について話を伺いました。

プロフィール 横井 佳奈穂
2020年4月にiXIT株式会社に新卒入社し、新規営業や既存受託案件の運用保守業務、自社サービスである「恋愛の神様」のディレクションなどを経験。2021年7月からエキサイトの人事部に配属となり、エンジニア・デザイナーの新卒採用担当として、戦略立案、採用チャネル選定、要件設定、インターンシップの企画運営、選考〜内定後フォローを行う。

「この人と一緒に働きたい」人事担当者が理想の社会人像だった

ーー大学時代はどんなことに打ち込んでいたのですか？

大学時代はとにかくサークル活動に打ち込みました。小学生からやっているバスケットボールを大学まで続けていて、バスケットボールサークルの代表を務めていました。週2回のサークル活動に加えてクラブチームにも所属していたので、かなり力を入れてやっていましたね。

それとは別に、オープンキャンパスを運営するサークルにも所属していました。どのように魅力付けすれば、学生に入学したいと思ってもらえるかを常日頃考えながら、企画の立案から当日の運営まで行っていました。

ーー新卒でグループ会社のiXITに入社したと聞きましたが、入社後はどんな経験をされましたか？

iXITに入社後は新規事業を扱うチームに配属され、テレアポでの新規顧客獲得や既存事業の運営、先輩社員のサポートとして企画書作成なども行っていました。その後も、コンシューマー向けサービスのディレクションにも携わせてもらうなど、かなり幅広く業務を経験させてもらっていました。

ーー新卒でiXITに入社した理由を教えてください。

iXITの人事の方にスカウトしていただき、実際に話を聞きに行ったことがきっかけでした。大学ではメディア社会学科に在籍していたこともあり、iXITがフジテレビさんと事業をやっていることを聞いて、興味を持ちました。

iXITに入社した理由はたくさんありますが、一番の決め手となったのは“人”です。当時の採用担当の方が、私の目指す社会人像として理想的で「この人と一緒に働きたい」と強く感じたんです。その方の仕事を楽しむ姿勢に、自分自身もそんな風に働いてみたいと強く思いました。

人事担当者として、就職という人生の大きな決断に寄り添いたい

ーーエキサイトの人事部に異動した経緯を教えてください。

実は就活をしていた時から、人事って面白そうだなとは思っていたんですよね、漠然と。なので上司にも、人事に興味があることは伝えていました。とはいえ、人事になるなら会社の理解が必要です。すぐすぐの異動は考えていませんでしたが、その後も事あるごとに人事になりたいことは伝えていました。

色々なタイミングが重なり、昨年から、念願叶って人事にチャレンジできることになりました。人事をやりたいという気持ちを発信し続けていたからこそ、チャンスが巡ってきたのかなと思っています。

ーー人事になりたいと思ったきっかけは何ですか？

きっかけは学生時代の経験です。当時のアルバイト先は、店長が複数店舗を経営していたこともあり、アルバイトにも関わらず採用面接なども任せてもらっていました。経営は「ヒト・モノ・カネ」でできていると言われますが、採用に携わる中で「ヒト」を動かす面白さや奥深さを感じていました。

また、大学でのオープンキャンパス運営でも、高校生が大学を決めるという人生の大きな決断に携われることにやりがいを感じていました。人事という仕事も「就職」という大きな決断に寄り添う仕事なので、将来自分もそんな仕事に携わってみたいと考えるようになりました。

ーー人事に異動してから苦労したことや嬉しかったことはありますか？

現在新卒エンジニアの採用に携わっているのですが、候補者の学生と話す中で、学生がどんなことを頑張ってきたのかを正確に理解するためにも知識のインプットは必要不可欠です。最初はプログラミングなどの技術的な専門知識の理解に、物凄く苦労しましたね。これまでエンジニアとのコミュニケーションを取る機会も少なかったため、全くの未経験で技術的な専門知識を勉強する必要がありました。

嬉しかったことは「この学生はエキサイトに合うかも」と思ってスカウトをした学生が内定承諾をしてくれたことです。どんな学生がエキサイトにマッチするかは、私自身も試行錯誤していたので、かなり嬉しかったですね。社内の経験豊富なエンジニアからエンジニアとしてのキャリアや事業の方向性を詳しく話していただいたことが、結果につながったのではないかなと思っています。入社はこれからですが、入社後に活躍している姿を見るのが楽しみです！

入社後もスキルアップできる環境が整っている

ーーエキサイトにはどんな人材がマッチすると思いますか？

言語化が難しいところではありますが、物づくりが好きで、テクノロジーの力で世の中をどう良くできるかという、ビジネスの観点にも興味がある方がエキサイトに合っていると感じます。若いうちから裁量権を持って、サービスの全体像を理解したい人には活躍してもらえる環境があるのではないかなと思っています。

ーー採用活動で意識していることは何ですか？

入社後に一緒に働く社員と話してもらえるような機会を沢山作ることを心がけています。現場の方に協力してもらう場面が多いのですが、協力的なメンバーが多く、そのような機会をたくさん作れていると感じています。これからエントリーしてくださる学生さんにも、もちろん私から面談の機会の提案はしますが、「こんな話が聞きたい」「こんな経験をしているエンジニアと話したい」などの希望があれば、ぜひ私まで伝えてくれると嬉しいです。

面談や面接では、学生さんの不明点・不安点を解消してもらいたいので、エンジニアに細かく話す内容は指示せずになるべく包み隠さず話してもらうようにしています。エントリーする前にカジュアル面談という形で現場のエンジニアと話してもらい、その後エントリーしてもらうような流れにしています。現場の社員と最初から話してもらうことで、現場目線での意見をインプットした上で選考に臨んでもらえていると感じています。学生さんによって知りたいポイントは異なると思うので、可能な限りその人が知りたいことを伝えられるような面談にできるようにこれからも工夫していきたいです。

ーー採用担当から見たエキサイトのエンジニア、デザイナーの特徴や魅力を教えてください。

エキサイトのエンジニアやデザイナーは事業に対する関心が高く、専門領域が違うメンバー同士でもコミュニケーションを活発に取る社員が多いのが特徴です。最近は就業型インターンの受け入れもしていますが、受け入れのサポートやトレーナーとしての教育も丁寧にやってくれている社員が多いですね。

また、メンバーそれぞれのスキル向上に対する意識が強い点も魅力です。エンジニア、デザイナーが主体で技術組織を活性化させるプロジェクトを全社横断でやっていたり、勉強会や輪読会などみんなでスキルアップをするための活動をしたりするなど、入社後もスキルアップできる環境が整っていると思います。

ーー入社してからの研修制度を教えてください。

新卒は入社後、2週間程度の新規事業立案研修があります。エンジニアやデザイナーにも事業の成り立ちの全体感を理解してもらうため、職種関係なく、2週間で新規事業を考案するプログラムに参加してもらいます。毎年、研修内容はブラッシュアップしていますが、22卒で入社したエンジニアには現場のエンジニアが考案した技術研修も受講してもらいました。

「壁を乗り越える力」を持っている人と一緒に仕事がしたい

ーー今後、横井さんがチャレンジしたいことはありますか？

まずは今年度実施した採用施策をブラッシュアップしていきたいですが、人事は、組織パフォーマンスの浮沈に関わる責任のある役割も担っていると思っています。採用担当としていろいろな経験を積んで、社内メンバーから信頼してもらえるようになったら、将来的にはメンバーが働きやすい環境を作るような仕事にもチャレンジしたいです。

ーーどのようなエンジニア・デザイナーを求めていますか？

現時点で持っているスキルよりもマインド面を重視して採用活動を実施していて、中でも「壁を乗り越える力」がある人を求めています。「壁を乗り越える力」とは何か仕事で困難に直面した時に、しっかりとその困難に向き合い、自分でその解決策を見出せる力です。もちろん自力だけで乗り越える必要はなく、周りのサポートを取り付けて乗り越えていっても構いません。何か困難に直面した時に逃げずに立ち向かえる人と一緒に働きたいです。

ーー候補者に向けてのメッセージをお願いします

エキサイトには、手を挙げた人がチャレンジできる環境があります。新規事業にも積極的に取り組んでいるので、今エキサイトが取り組んでいる事業以外でも自分がやりたいことを実現できる可能性があります。「こんなことをやってみたい」という熱い想いを持って、積極的に取り組んでいける方からのご応募お待ちしております！

エキサイトでは一緒に働くメンバーを募集しています！

エキサイトでは一緒に会社を盛り上げてくれるメンバーを募集しています。少しでも興味を持っていただけたら、「話を聞きに行きたい」よりエントリーをお待ちしています！

取材・執筆＝小町ヒロキ（@komachiwriting）　編集＝野際結衣（@saiyo_banana）