VCから調達できる新規事業を創る。学生12名の悔しさと喜びが交差した5日間【READY#3 インターンレポ】

毎年、日本中から優秀な学生が集まり、今年で3年目となる内定直結型の新規事業創出インターン「READY」。今回は初の試みとなる春期募集。2022年2月28日（月）から5日間開催し、応募者の中から厳選された12名の学生が参加しました。今回は、その様子の一部をお届けします。

アイデアで終わらない。本気で新規事業を創るインターン

「READY」は、本気で新規事業を創りたいと考える優秀な学生に、XTechグループの事業創出ノウハウや、事業提案の機会を提供するインターンシッププログラムです。
新規事業創出の現場を体感し、経営陣の近くで経営を学ぶことで、事業を立ち上げるということを身近に感じていただき、今後の就職活動やキャリアにおける選択肢を広げていただきたいという想いからスタートしました。

コンセプトの通り、XTechグループへの入社を決め新規事業に参画した学生、「READY」での事業案をきっかけに起業した学生、大手有名企業への内定を決めた学生など、数多くの優秀な学生を輩出し、実績を残してきました。

「年間売上10億円を突破する事業を創出せよ」

今回のお題は「デジタルネイティブな発想で年間売上10億円を突破する事業を創出せよ」。幼少期からテクノロジーに慣れ親しんでいる、デジタルネイティブな学生の方々の手触り感のある事業アイデアが求められました。ここからは、西條からの講義でのコメントをご紹介します。

今から10年、20年後を考えた時に、過去10年、20年の進化よりも、はるかに早いスピードで変化が起きているはずです。日常に溢れるサービスについて、テクノロジーがどう使われて、役に立っているのか好奇心を持ちましょう。何がデジタルの恩恵を受けているのか、デジタルは何がすごいのか改めて理解し、未来を想像できるかが重要。

新規事業はアイデアだけではありません。実現するために何をどのようにやっていくか、実行するための方法を知っていて、それに必要なリソースを調達できるのかということのほうがずっと重要です。
ここでの講義で学んだことを生かせば、きっと提案の説得力、事業案の実現可能性が高まってくるはずです。

26歳でサイバーエージェントに飛び込み、子会社社長になりましたが、正直、もっと早く経験をすればよかったと思いました。目指すところは人それぞれですが、早いうちから自分の最終ゴールイメージを思い浮かべたほうが、実現可能性は高まります。

「将来起業したい人、XTechグループで子会社社長になりたい人、何かの専門家になりたい人。自分のゴール、一つの最終系を見つけることを実際にインターンシップを通じてやってみて欲しい」というメッセージで、講義は締めくくられました。

講義のインプットを、即日事業案にアウトプットする

詳細は非公開ですが、講義やメンタリングは、経験豊富な上層部メンバーによって行われます。今回のメンターであり、執行役員の大熊は、SaaS事業を立ち上げ、ギブリー社では執行役員として新規事業を複数管轄するなど、BtoBプロダクトの新規立ち上げを得意としています。一方、事業部長の石田は、新卒からインタースペース社でママメディアを立ち上げ、シロク社、ブリーチ社などでD2C商材などの広告運用を牽引するなど、メディアやマーケティングを得意としています。

春期の「READY」は5日間という短期ということもあり、講義のインプットを即日アウトプットに落とし込み、寝る間も惜しんで壁打ちを行うというかなりハードなものでした。壁打ちでは、さまざまな意見が飛び交います。

「サービスや商品に対して、自発的に動かない、意志の弱いユーザーを対象とするビジネスは難しい」
「他がどこもやっていない事業はやらない理由がある、成功事業をこれでもかという程に徹底的に見る」

「特に知人へのヒアリングは肯定的な回答となる傾向があるので鵜呑みにしない、また、全く土地勘が分かずヒアリングでファクトを固めないといけないような事業は難易度が高い」

フィードバックを受け、事業のピボットを模索するチーム、事業案を白紙に戻し、新しい事業案を必死に考えるチーム、事業案をブラッシュアップするチーム、最終発表に向けて刻一刻と時間が過ぎていきます。

西條の思考回路の一部をインストールできた

あっという間の5日間。今回の「READY」では、2つの事業案が投資可能な事業として採択され、TEAM REDが優勝を果たしました！

参加した学生の方々からは、「フィードバックをうけて、正直悔しい」「他チームのメンターにもかかわらず、最終日に徹夜で付き添ってくれた」「あえて答えを与えないメンターのフィードバックで、成長できた」など、本気度が伺えるコメントを多くいただきました。

今までこれほどまでに真剣に新規事業の立ち上げを考え、世代間の異なる人とディスカッションすることがなかったので、参加して本当によかったです。今まで機会がないと知ろうと思わなかった様々な知識を吸収することができて、新規事業を考える上で、初めて何をすべきなのかイメージがつきました。西條さんから直接フィードバックをいただき、ベンチャーキャピタリストが実際にどのような目線で考えているのかを感じ取ることが出来ました！（O.R / 早稲田大学商学部1年生）

勉強したいという目的で参加したのもあり、初歩的なことをたくさん聞いてしまったのですが、全部盛り沢山の情報で返してくれました。思考回路が私と正反対なんだろうなと思うメンターの石田さんの意見にはハッとさせられるものがあり、とても勉強になりました。今までワクワクしたことがなかった事業立案が楽しめるようになりました！（M.R / 名古屋大学経済学部4年生）

インプット共にアウトプットができ、非常に充実した時間となりました。自分の身の回りの課題から見つけることの大切さを学び、西條さんの客観的かつ視座の高いフィードバックで、自分たちが欠けていた視点を知ることができました。今回をきっかけに自分の力不足を感じたので、大きくなって戻ってきたいと思います！（Y.G / 慶應義塾大学理工学部3年生）

次回開催は、2022年5月から募集開始。

近年、学生のうちから起業する方が増え、就職活動において「起業する」か「組織に属する」か、選択を悩まれている方も少なくありません。「READY」は、新規事業を本気で考えると同時に、キャリアにおける“自分軸”を見つけるキッカケにもなっていると信じています。

次回開催の「READY」は、2022年5月頃から募集開始を予定しています。PRTIMESなどから告知しますので、是非チェックされてください。

エキサイトのビジョンである「デジタルネイティブ発想で心躍る未来を創る」主人公となって、エキサイトを更なるステージに導いてくれる方、また、若手起業家として羽ばたいていく方、そんな皆さまとの出会いを楽しみにしています！

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23年卒ビジネス職
23年卒エンジニア職
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