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なにをやっているのか

EX4Energyは、エネルギー業界のオピニオンリーダーであるU3イノベーションズ合同会社と、IoT領域のエキスパートであるIoT-EX株式会社の協業を通じて、2022年6月に設立されたエネルギーテック企業です。 私たちは、電気通信事業者として、東京大学発の技術を活用した情報通信基盤(Public Power HUB)を構築し、プロトコルフリーで分散エネルギー資源とサービス事業者の情報システムを相互接続する、powerhubコネクトサービスを提供しています。

なぜやるのか

▍次世代の分散型電力システム 脱炭素社会を実現するためには、太陽光発電や風力発電などの再生可能エネルギーの普及が必須です。しかし、発電が安定しないこれらの電源を電力システムに統合するためには、発電量に応じて電気の使い方を変えていくような、電気を使う側(需要側)の取り組みも求められます。次世代の電力システムを具体化するため、政府は、2022年11月に「次世代の分散型電力システムに関する検討会」を立ち上げました。 ▍分散型電力システムの担い手と接続問題 分散型電力システムの担い手として、VPP事業者やPPAサービス事業者、発電アグリゲーション事業者など、分散エネルギー資源を活用したサービス事業者が登場し始めています。サービス事業者は、太陽光発電や蓄電池、EV充電器などの分散エネルギー資源を、自社システムに接続し、電力需給に応じて適切に監視・制御を行います。 しかし、ここで一つ問題が生じます。分散エネルギー資源の【接続問題】です。サービス事業者のシステムや各メーカーの製品は、それぞれ独自の文法や言語を持っているため、複数のサービス事業者が複数のメーカーと相互接続しようとすると、接続する相手の数だけ翻訳が必要になり、これが大きな負担となっています。この接続問題を解消しない限り、分散エネルギー資源のポテンシャルを最大限に引き出すことができず、分散型電力システムが絵に描いた餅で終わってしまいかねません。 ▍当社の役割 当社は、東京大学発の技術を用いたプロトコルフリーのIoT相互接続基盤(Public Power HUB)を通じて、再エネ電源の普及や需要側の柔軟性活用の障害となる「分散エネルギー資源の接続問題」を解消し、日本や世界の脱炭素化に貢献します。

どうやっているのか

▍当社の魅力① エネルギー×IOT分野における国内トップの専門家集団 元アクセンチュアの戦略コンサルティング本部・ユーティリティプラクティスの統括を務め、業界のベストセラーとなった「エネルギー産業の2050年」(日経新聞)の共著者である伊藤剛をはじめ、イー・アクセス/イー・モバイル(現・Y!mobile)の創業CTOを務めた小畑至弘、KPMG Japanにて環境エネルギー分野やサステナビリティ領域をけん引してきた関口美奈、大手ISPのBIGLOBEにてCTOを務めていた岸川徳幸など、エネルギー分野やICT分野における国内トップクラスの専門家と働くことができます。 ▍当社の魅力② 大企業や官公庁、大学と連携し、エネルギー業界の変革をリード 長年エネルギー産業に従事してきた当社の経営チームは、日々、大手電力会社やエネルギーサービス会社、官公庁を相手に、分散型電力システムの実現に向けた課題やその実現方策を議論しています。当社に参画することで、エネルギー業界の変革の最先端に身を置くことができます。 ▍当社の魅力③ 日本初の技術で世界が抱える課題を解決 当社事業の基盤となる「Public Power HUB」は、東京大学発のプロトコルフリーのIoT相互接続技術を取り込んだ、きわめて拡張性の高い情報通信インフラです。エネルギーデバイスの接続問題は、日本固有のものではなく、分散化が進行する海外の電力システムも同様の問題に直面しています。大手電力会社や総合商社など、パートナー企業と連携して、日本初の分散型電力システムの相互接続基盤を、海外展開していく予定です。