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15年ぶりにクラブイベントをホーチミンでやることに決めました。しかも日本から客演をよんで、協賛も入れてAbema TV、YouTubeで人気のチャンネルでの放映を取り付けて来て日本への発信も含めて本気のイベントをやります。
正直、忙しい中でなぜこのイベントをやろうと思ったのかを少し書かせてもらえればと思います。
1.もっとホーチミン(ベトナム)にいる日本人の若者が楽しめるようにしたく、もっとホーチミン(ベトナム)に興味をもってくれる若者が増えて結果としてホーチミン(ベトナム)で活躍する若者が増えることにつながるようにしたかった。
2.ゼロから手付かずのことに、色んな仲間とイベントを創っていく過程もそのイベント当日を成功させることがどんな遊びよりも楽しいし、それを通じて良く似た構造の新興国のベンチャー事業を若手のメンバーに味わってほしかった。
3.ベトナムだからこそ今まで行ったことない層がこれをきっかけにジャパニーズヒップホップを知って好きになってもらえると自分の応援する人たちにとってもいいつながりになると思った。
ざっくり言うとこの3つが大きな理由です。
それぞれもう少しだけ詳しく書かせてもらうとこんな感じです。
1.もっとホーチミン(ベトナム)にいる日本人の若者が楽しめるようにしたく、もっとホーチミン(ベトナム)に興味をもってくれる若者が増えて結果としてホーチミン(ベトナム)で活躍する若者が増えることにつながるようにしたかった。
約6年半ホーチミンにいて感じたのは、ベトナムにファミリーや年配の方が中心になって楽しめるコンテンツは例えば「志の輔落語」など諸先輩の方々のおかげで充実していて、自分自身もそれを何度か見にいって楽しませてもらっているにも関わらず自分たちは自分やそれよりも若い世代のために少しでも何か出来て来ただろうか?という自省的な想いともっと日本人の若者が楽しめるコンテンツをやってみたいという想いが強くなりました。
また、まだまだ日本の若者にベトナムやホーチミンのことが知られていなくて、しかもかっこいい面というのが本当に知られていなくて、それをなんとかもっと広めたいという想いも同時にありました。
そんな時に僕たちの世代が高校生の時に一躍メジャーになったジャパニーズヒップホップというジャンルが今、形を変えて「フリースタイルバトル」という即興ラップを中心に再ブームになっていることを知りました。
そして縁あって今回のメンバーやその周辺の方とホーチミンの日本人の若者とその魅力をまだ知らない日本にいる若者に届けることを日本でも若手で頭角を現しているラッパーと一緒に創るということで今回のイベント及び「世界一周サイファー、ホーチミン編」の制作、Abema TV、YouTubeでの放映という企画が生まれました。
2.ゼロから手付かずのことに、色んな仲間とイベントを創っていく過程もそのイベント当日を成功させることがどんな遊びよりも楽しいし、それを通じて良く似た構造の新興国のベンチャー事業を若手のメンバーに味わってほしかった。
昔、学生ベンチャーを始める前に自分でイベント企画をしていたことがあるのですが、企画して箱と客演ブッキングしてチケット売ってとかって過程がとても色んな要素が混ざっていて大変で、それでいて当日自分の企画したことが形になる喜びがあってというのを感じていました。
正直、「遊び」を遊びでやってもあまり面白いと思わなくなっている自分がいて、それであれば突き抜けた大変な「遊び」としてイベントが出来たらなと思ったのとそれはまさに新興国でのベンチャー経営の疑似体験になると思った時に、若手のメンバーなどを巻き込んで一緒にすることはとても面白いなと思いました。
3.ベトナムだからこそ今まで行ったことない層がこれをきっかけにジャパニーズヒップホップを知って好きになってもらえると自分の応援する人たちにとってもいいつながりになると思った。
これは僕の「志の輔落語」とか他のイベントに参加した時に日本だったらきっと参加しなかっただろうなというイベントで自分が気づいてなかった意外な楽しさなどに気づくということがありました。
ジャパニーズヒップホップもまだまだ好き嫌いや興味のあるなしが分かれるジャンルだと思うのですが、基本的にHipHopという音楽自体が、マイナスからプラスに上がっていくカルチャーを体現した音楽なので、新興国にきて頑張ろうという人にはとても共感が強い音楽だと思っています。
ベンチャーの経営者にもとても好きな人は多くてサイバーエージェントの藤田さんはあまりにも有名ですが、今回のイベントのきっかけとなった自分の中でのヒップホップのとりわけフリースタイルバトルに対して興味を引きつけられたのは、メルカリの社長の山田さんのFBへの投稿されていた動画だったりととても多くのベンチャー経営者に愛されていると思っています。
つまりベンチャースピリットある若者にぜひその魅力に気づいて欲しいと思っています。
最後に、今回実現に向けて本当に多くの人に協力頂きましたし、やるからにはしっかり3つの目的を果たして一人でも多くのベトナムで活躍するジャパニーズヒップホップ好きの若者を生み出したり、喜んでもらえらと思っています。
社長がこんな感じで本気で遊んでしまう会社ではありますが、事業もめいいっぱい楽しんでやっています。