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デジタルネイティブのZ世代に響く採用広報とは?延べ1000名以上が参加した、人気の人事セミナーの秘密

『学生の志望度醸成はアップデートが足りてない! 』

『このままじゃ学生から選ばれない』

『企業の伝えたいと学生の知りたいには大きなギャップがある』

『なぜあの学生は辞退したのか』


何やら衝撃的な言葉の数々。

これらはエビリーが定期的に開催している企業の人事部様に向けたセミナーのタイトルです。

このセミナーを開催しているのは、エビリーに昨年新設されたトータルソリューション事業部です。トータルソリューショングループとは何を目的とした、どのような部署なのでしょうか?

人事向けセミナーの登壇者でもある、トータルソリューショングループの山本大介さんにお話を伺いました。

なぜ採用広報に動画が重要なのか?Z世代からの支持を左右する、「採用動画」が必要な理由

「私が所属しているトータルソリューショングループは、企業の人事活動において『動画活用で採用活動のDX推進』をミッションに、企業の動画活用に必要な機能をワンストップでご提供する、国内最大級のクラウド型動画配信システム『millvi(ミルビィ)』と国内最大級のYouTubeデータ分析ツール『kamui tracker(カムイトラッカー)』というエビリーの主軸となる2つのプロダクトを一気通貫した新しい事業展開を行っています。

現在、トータルソリューショングループでは、企業の人事部様向けに、これまでエビリーが培ってきた動画コンテンツのノウハウや、デジタルネイティブ世代と言われているZ世代の動画活用の実態から見えてきた考察を元に、毎回さまざまなテーマで採用広報におけるオンラインセミナーを開催しています」


昨今、多くの企業が実施するようになってきている採用広報。

なぜ採用広報が重要視されるようになってきたのでしょうか?

「一般的に、採用広報は自社の認知度を上げることを目的としているのだろうと捉えられがちなのですが、採用広報の目的は大きく分けて3点挙げられます。

1点目は、他社との差別化や、認知度拡大、自社のブランディング向上に効果的という点です。

2点目は、デジタルネイティブと言われているZ世代の特性である、地に足がついた志向である彼らにとって、企業側が発信する内容よりも、そこで働く社員のありのままの姿を映し出すことで、学生が求めている具体的でよりリアルな内容が明確に伝わるという点です。

そして、それが結果として3点目の志望度の向上にもつながります」


学生の認知度を上げ、採用のマッチングを測り、志望度を上げる採用広報。

最新の採用広報のトレンドを教えてください。

「採用広報のトレンド傾向としては、動画を活用する企業が増えてきていると感じています。レバレッジ社の調査結果によると、2019年から2021年にかけて 『YouTubeで採用動画を観た』と回答した求職者が3倍に上昇しており、YouTubeでの採用広報活動が今トレンドになってきているという事がわかります。

これまでの採用広報は、自社のオウンドメディアの活用や、展示会の出展、大手求人媒体への掲載、Wantedlyのストーリーなど、リアルとテキストをベースとした学生接点が多い印象でした。しかし、コロナ禍をキッカケに会社説明会動画を作成したりと、採用広報に動画を活用しはじめている企業も増えてきています。

動画を活用することで、コロナ禍による対面が制限される中で新たな学生接点を生み出したり、また、毎回セミナーで学生に同じ説明を繰り返さなくてはならなかった人事の工数削減にも大きく貢献しています。また、採用広報を動画にシフトすることで、データ集計が可能になり、そこから見えてくる傾向に対して、改善や新たな施策を生み出すことがでるといったメリットがあります」

学生ニーズの高さと同時に、人事のリソース不足の課題を解決してくれる採用広報の動画活用ですが、企業側として学生に選ばれる会社になるために、どのようなコンテンツを用意すべきなのでしょうか?

「ある採用面接時のアンケートによると、『聞きたい質問を聞けましたか?』と言う問いに対し、およそ84%の学生が『聞きたい質問を聞くことができなかった』と回答しています。学生側が企業に質問できなかった内容としては、給与についてや、残業時間、実際の業務内容のことなど、聞きたいけれど聞きにくい質問が上位を占めています。このことからも、学生側として採用動画を求める背景として、求人媒体や企業の公式サイトに掲載されていない情報収集を目的としています。

デジタルネイティブ世代であるZ世代の学生たちは、基本的に知りたいことは自分たちでインターネット検索を使い、当たり前のように調べることができます。

しかし、学生が知りたいことはそれらの少し調べれば出てくるような基本的な情報ではなく、社員のストーリーなどから共感を得て、自分がやりたいことが実現できるのかといった具体的なイメージを膨らませることができるコンテンツを求めているのです。

採用広報に動画を活用する際、企業としてよくありがちなのが、企業紹介コンテンツを用意して終わりになっているケースが多いのですが、それだけでは学生のニーズを満たし、志望度を上げることにはなかなかつながりにくいのが現状です。

もし、企業紹介をするのであれば、先輩社員によるオフィスツアーや、座談会形式での会社紹介など、そこで働く人を介した動画コンテンツが学生に対して効果的であると考えています」

進む企業の採用動画活用。動画を活用した採用広報の上手な企業とは?

あるアンケートによると、約9割の学生が『採用動画はあった方が良い』と回答していることからも、学生に刺さる動画コンテンツの制作が、採用課題の解決につながることがわかります。

さまざまな企業が採用広報に動画を活用している中で、具体的な内容があれば教えてください。

「例えば、YouTubeチャンネルを活用していく中で、面接時に聞きづらい質問について新卒が先輩社員にインタビューするコンテンツや、新卒研修の中身を紹介したり、社内コンテストの受賞者インタビューや、オフィスツアーなどがオススメです。Z世代の学生が知りたかった情報をしっかりと動画コンテンツに落とし込むことがポイントです。また、企業の風土・文化が具体的にありのままの姿で見えるコンテンツを提供すると、より良いかと思います。」


と話す山本さん。山本さんの所属しているトータルソリューショングループでは、毎月、定期的に人事部向けのオンラインセミナーを開催しています。


「デジタルネイティブであるZ世代の情報収集の仕方や、学生の志望度を醸成する方法や、内定辞退を防ぐ解決策など、さまざまな切り口で企業の人事が抱える採用課題の解決に向けたセミナーを開催し、これまで述べ1,000名以上の方にご参加いただいております。

採用広報のトレンドとなる『動画を活用した採用広報』によって、企業の採用課題を解決していくエッセンスが学べるセミナーをぜひご活用いただければと思います」


企業が抱える採用課題をリアルタイムにキャッチアップし、エビリーが持つ国内最大級のYouTubeデータベースから見出したファクトに基づいた知見をもとに、今後も新たなセミナーの開催を予定しています。

エビリーでは、動画活用で企業の採用課題を解決し、採用活動のDX推進を一緒に行ってくれる仲間を募集しています。


(取材・ライター/山本エミ)

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