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「DXで医療業界に貢献を」薬剤師の資格を持つセールスマンが挑む、不変のライフテーマ

薬剤師―――。それは調剤、医薬品の供給、その他薬事衛生を司る医療従事者のことを言います。

実は、エビリーのセールス担当の中に、医薬品全般について、幅広い知識を持つ「薬」の専門家が在籍しています。一見、動画と無関係に思える医療の世界ですが、セミナーや講演会、自社の製品情報を動画化など、この数年で様々な目的で動画活用が進められています。

これまで医療業界の現場で活躍してきた当事者でもある小島さんに、「医療業界が成長するために必要な動画活用」と、小島さんのエビリーでのミッションについてお話を伺いました。


プロフィール|小島佑太 東京出身。薬科大学に進学し、薬剤師免許を取得。新卒で外資系製薬会社にて勤務後、薬局運営会社にて新規事業の立ち上げに従事。2021年10月より株式会社エビリーに入社し、医療業界のクライアントに対し、動画を使った課題解決に邁進中。


数々の大学病院を渡り歩いたエリートMRが30歳で迎えた大きな転換期

↑語学学校にて

「大学受験を本格的に意識するようになったのは、高校3年生になった頃でした。周りと比べると遅い方だったと思います」

と振り返るのは、ビデオソリューション事業部でセールスを担当している小島さんです。

母親が看護師ということもあり、日常的に医療に親しみを覚えており、そこで働く人の優しさや、仕事としての誇りに触れ、自然と医療の道に進みたいという思いが芽生えてきました。その中で、人々の暮らしの中でなくてはならない「薬剤師」という職を選び、薬科大学へ進学しました。

「僕の代から、薬学部が4年制から6年制のカリキュラムへと変更になった年でした。学習の他に実習と研究が増え、病院と薬局への実習を経験し、様々な学びがありましたね。勉強以外には『生薬部』という学内で最も大きい部活に所属し、班長を経験しました。1つの班には30~40人ほどのメンバーが在籍しており、学園祭などで薬草園に関する研究発表など、先輩後輩幅広い知識や経験を持つ人たちと交流でき、今でも仲の良い友人と出会え、充実した大学生活を送ることができました」

学生時代の6年間、部活の他に飲食店でアルバイトを経験し、かけがえのない仲間と出会えたことも、いい思い出だと語る小島さん。大学5年生の頃、周囲と同時期に就職活動をスタートさせました。

「はじめは合同企業説明会に参加し、製薬会社のブースを訪問し、業務内容や会社の理念、職場環境などを見て周りました。当時、薬剤師が4年制から6年制に変更になったということもあり、薬剤師の求人については売り手市場でしたね」

その中から、外資系製薬会社にてMRとして入社した小島さん。MRのキャリアアップに欠かせない都内の大学病院を担当し、30歳を迎えた頃、次のキャリアについて考え始めました。

↑MR時代、パリにて授賞

たまたま早期退職制度の枠が拡大されたこともあり、約6年間の製薬会社勤務を終え、いつか行きたいと考えていた海外生活を叶えるべく、ワーキングホリデーの道を選択しました。

「ワーキングホリデーのリミットが、当時多くの国で『30歳』で設定されていました。高校時代、アメリカのオレゴン州で数週間ホームステイしたことや、外資系製薬会社勤務だったことから、英語の語学力をより一層磨きこみたいと思い、これはチャンスなんだと思いました」

アメリカでは、現地法人と共にコアワーキングスペース立ち上げという新規ビジネスの設立を経験し、6ヶ月の海外生活の上、日本へと帰国しました。帰国後も、「やっぱり医療に貢献したい」という思いが募り、薬局運営会社に入社し、2年ほど新規事業の立ち上げに従事した小島さん。薬剤師としてのスキルを活かしながら、経営者としての知識を習得していきました。


当事者の言葉だからこそ刺さる、「DXを推進し、医療業界に貢献したい」という想い

↑医療業界のIT化を熱く語る小島さん

再び医療現場に戻った小島さんが気付いたこと、それは『医療業界のIT化の遅れ』だったといいます。

「医療業界はアナログの名残が多く、いまだにやり取りをFAXでするなど、IT化の遅延が特に顕著でした。アナログは、人為的ミスを招き、スピード感を著しく低下させます。これらの課題が浮き彫りになっていたタイミングで、実はエビリーからお声がけをいただいたんです」

2021年、医療業界のDXを推進するコアメンバーとしてスカウトされた小島さん。当事者だった小島さんに、エビリーからのメッセージが刺さり、IT業界は未経験ながらも医療業界のために貢献したいという思いから面接へと進まれました。

「セミナーや講演会を行いたいけれど、参加者を現地に集めて開催することができない、動画の視聴データを取得して営業活動に活かしたい…など、コロナ禍による影響で、医療業界における情報発信・共有方法も大きな転換期を迎えました。国としても医療業界のDX推進を行ってきており、動画を活用した取り組みはますます追い風になっていると感じています。一人での活動には限界があり、同じ志を持つエビリーという船に乗せさせていただいたという感じです」

入社して半年、研修期間を経て現在では医療会社・ヘルスケア関連を中心としたセールスを担当しており、手ごたえを感じていると話します。

「企業様へご提案を差し上げた際、自分が現場で常日頃から感じていた課題感と企業様が抱える課題が一致しており、非常に納得感を持っていただけることが多く、やりがいを感じますね。まだまだシステムやツールに関する知識レベルとしては改善の余地があり、医療のスキルを活かしながら、しっかりと自分の言葉でご提案ができるように邁進していきたいと思います」

小島さんのように、『異業種からの転職』も、エビリーでは大きな強みになります。

「他業界から来た場合、エビリーではその業界の当たり前やあるある話がバリューになります。会社も成長フェーズということもあり、私のように異業種からの転職者が増えることで、新しい意見が生まれ、経営層にまで届けられるなど、非常に風通しの良い企業風土だと感じています。僕のこれまで、そしてこれからのミッションとしては、医療業界に貢献していきたいと考えています。エビリーではIT・動画活用で自身のバリューを発揮していければと思います。また、入社したばかりではありますが、未経験だったマネジメントも経験していきたいと考えています。エビリーは他業種の方も活躍できる風土・文化ですので、ぜひ一緒に働きましょう」

―――変わらぬ志を胸に、小島さんの航海は続いていきます。

エビリーは、「動画で企業のDX推進を支援します」というミッションのもと、集客領域、営業支援領域、教育領域において、SaaS型の動画ソリューションを展開。集客領域においては、YouTube上でのマーケティングを支援する動画SNS市場データ及び分析サービスの「kamui tracker」を展開。営業支援領域、教育領域においては、企業や教育機関の利用を目的とした動画共有ポータルサービス「millviポータル」を展開しています。

小島さんのように、IT未経験者も活躍できる現場が整っています。ぜひ、あなたの声をお聞かせいただき、一緒に会社を成長させていきましょう。


(取材・ライター/山本エミ)

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