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ゼロから1を生み出す仕事〜エブリーの経営企画にインタビュー

2015年9月にマンションの1室で創業したエブリーは、今では100名以上のメンバーが在籍し、テレビCMを全国放映する企業にまで急成長しました。今回は、会社の舵取り役として新しい価値を生み出し続ける「経営企画」のインタビューをお届けします。

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島田 茂樹(経営企画)

横浜国立大学卒業。大手インターネット企業からエブリー初の経営企画担当としてジョイン。大型資金調達や事業開発などを手がける。海外旅行が好きで、人種問わずさまざまな人と交流するのが趣味。最近ハマっているのはドッジボール。

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ー現在の職務内容を教えてください。

経営企画業務全般を担当しています。

入社して数日後にオフィス移転があったので、入社後からの1ヶ月間は事務所移転やそれに伴う整備を行なっていました。それに加えて、各種規定を作成したり、社内の会議の整備をしたり、経営会議の運営などを行なっていました。

そして、3月に大型の資金調達を行いました。ネット動画市場は競合となる企業が多く、競争も激しいので資金調達がキーポイントです。僕にはベンチャーファイナンスの経験は無かったのですが、当時エブリーの経営企画担当は僕ひとりだったので、やらざるを得ない状況に。結果的にとても良い勉強になりました。

資金調達を終えてからは、経営企画のメンバーも増えて、現在は役割分担をして仕事をしています。今僕は事業開発に力を入れていて、社内のコンプライアンス周りの整備や外部とのアライアンスをメインに業務を行なっています。


ーこれまでのキャリアを教えてください。

2010年4月、大手インターネット企業に新卒で入社しました。

入社後約2年間は広告営業担当として純広告をメインに販売していました。僕の担当代理店は、電通さん、サイバーエージェントさん、GMOさんなどで、一緒にクライアントさんへ広告の提案や自社サービスを使ったタイアップを提案していました。

その後、ゲーム事業部に異動になりSNSプラットフォームの運営に従事しました。外部ゲーム企業にゲームを出してもらうためのアライアンス提携などが主な業務でした。

その後、社長交代に伴い、事業ポートフォリオの拡大をする際に社長室へ異動し、M&Aや買収先企業のPMI業務を行いました。主に、数社あった買収先企業のハンズオン業務支援をさせていただきました。


ー前職の退職理由と、エブリーを選んだ理由を教えてください。

長年お世話になった方が役員を退任することになり、そのタイミングで自分のキャリアを考えるようになりました。営業、ゲーム、アライアンス、子会社経営などいろいろやらせてもらいましたが、振り返ってみると、自分自身の中で最も充実していたのは会社の経営部分に携わってきたときだと気づきました。そこで、30歳を前にして、経営に近い部分でキャリアを築いていこうと決めました。そう決心して職場を見渡してみると、心の底からやりたいと思うことを見つけるのが難しく、外に目を向けることにしました。それが退職理由です。

エブリーを選んだ理由のひとつめは、組織の成長を肌で感じてみたいと思ったことです。実は、それまでの社会人経験の中で、圧倒的に成長をしたと実感できるような局面を経験したことがありませんでした。前職では、どちらかというと苦しい局面を迎えている会社のバリューアップをするのがメインでしたし、ゲームが大ヒットしたときは子会社に出向していて別のオフィスで働いていました。ですから、すごい勢いで伸びているエブリーに魅力を感じました。

また、ゼロから1を生み出すような経験をしたかったことも理由の1つです。前職の会社は入社当時も既に上場していましたし、もっと立ち上げフェーズを経験してみたかったので、ベンチャーやスタートアップで次のキャリアをつくっていこうと考えました。

また、(エブリー代表取締役の吉田)大成さんの考えに共感したことも大きな理由です。内定後に会食に招待していただいたのですが、その際に、エブリーを経営するにあたってのKPIツリーを作っていったんです。何の項目がKPIになっていて、このビジネスをするならどこを外してはいけないのかなどをまとめたものでした。それに対する大成さんからのフィードバックでわかったのは、僕が作成したKPIツリーと大成さんの考えにはほぼズレが無いということ。自分の考えと代表の考えにズレがないことは、大きな安心感に繋がりました。それに、大成さんが「これがなきゃ駄目だってサービスもいいけれど、このサービスがあるから誰かの日常がほんの少しでも充実したものになるサービスをつくりたい」と話していたことが印象的で、その考えに共感していくつかの選択肢の中からエブリーに決めました。


ーエブリーに入社して魅力的だと感じるのはどんなところですか?

ややチープな表現になってしまうのですが、裁量は本当に大きいです。

エブリーにはインターンとして働いている学生さんがたくさんいますが、インターンが動画の企画や撮影をバリバリやっています。インターンであっても、やる気や実力次第で、他の企業では社員が行うような業務を行うことができます。

「僕はこの仕事しかしません」と範囲を限定して業務を行いたい方は合わないかもしれません。なんでも任せてもらえる環境なので、それを楽しめる方が良いですね。僕自身もベンチャーファイナンスはエブリーで初めて経験しましたし。


ーエブリーで経営企画を進めるにあたって、島田さんが心がけていることや、力を入れていることなどを教えてください。

攻めと守りのバランスです。

たとえば、アライアンスなど外部企業と連携する際には、当社各メディアの事業側と一緒に提携案を考えて交渉していきます。そのときは、どのようにしてお互いにWin−Winになり事業をスケールするかの”攻め”が中心になります。

一方で、経営企画としては、それに加えてこの連携をこの企業と組むことで、どのような変化(時にはリスク)が起こり、他のメディア等にどのような影響が起こり得るかまでを考えて、対策案を講じます。これはどちらかというと”守り”に近いです。

仕事をするうえで、このような攻めと守りのバランスは常に意識していますね。


ー応募を検討されている方へメッセージをお願いします。

大手出身・ベンチャー出身などは問いません。個人的に、一緒に働くメンバーや社外の方々に対してリスペクトを持って仕事ができる方に入社していただきたいと思っています。

たとえば、DELISH KITCHENなら、毎日レシピを考えて調理するメンバーがいて、それを美味しそうに・わかりやすく伝える編集をするメンバーがいて、その動画を掲載するアプリをつくる人がいて、そのコンテンツを元にクライアントさんに営業して…そういうふうにみんなの仕事が連なって一つのサービスや会社がつくられていくと思うんです。そういうことにちゃんと気づけて、リスペクトができる人がいいなと思います。一緒に働く人たちをリスペクトできる人が増えれば組織の雰囲気も良くなりますし、必然的に会社も成長していくと思っています。

ぜひ、一緒に働くことができれば幸いです!

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