1
/
5

埋もれた素敵なものを探し出す喜び

今、私たちが行っているメイン事業の一つにリサイクル事業があります。

この事業では、ご依頼くださったお客様のところへ出張させていただき、不用な品物を買い取らせていただいております。
そしてその品物を、インターネットや業者間オークション、業者間販売、ボランティア等で必要としている方々の元へ届ける、という仕事です。

この仕事の一番の醍醐味は、もちろん不用品がお金に変わるのですから、品物をご提供いただく方々に喜んでいただける、というところにあります。

しかし、それとは別に密やかな醍醐味というのがあるのです。
それは発掘です。

実は世の中には、持っていた方にとっては、まったく価値がなくても、他の人にとってはものすごく価値がある、というような物がたくさん埋もれています。

それを発掘することが意外に面白いのです。

一般的な不用品買取の事業では、対象品目が、例えば貴金属だったり、お酒だったり、骨董だったり、と会社によって様々な分野に限られていたりするケースが多いようです。

しかし、弊社では、様々なものを買い取らせていただいています。
欲しい人が次に控えているのであれば、不用品として、そのお客様のところに置いておくのは本当にもったいないからです。

私たちが買い取らせていただいていなければ、きっと、それはきっと単なるゴミになって、焼却炉で二酸化炭素を吐き出すために使われることになるでしょう。

そうやって買い取らせていただいて、持ってきたもののどこに価値があるのか、どんな人に価値を感じてもらえるのか、それを考えながら作業するのが、不用品買取のバックステージにいる商品の鑑定等に携わるメンバーです。

彼らは、幅広くリサーチをし、どんなものでも、必要な人達へ送り届けます。

パッと見ただけでは価値が殆ど無いように感じるものの中には、すごい価値を持っているものがあります。

特に骨董品や絵、などの中にはとんでもない価値があるものが埋もれていたりするのです。一本100万円を超える、古いお酒があったり、古い絵に何百万円もの価格がついてしまったりもします。
また、単なる看板に値段がついたり、小さなおもちゃやカードにも、数十万という価値があることもあります。

そんなものを見つけ出した時の喜びは、結構半端ないものがあります。

さらに、この仕事のすごいところは、人の持っている物の価値が全てわかってしまうことです。
人の家へ行けば、その人の持っているものの価値が全てわかってしまったり、身につけているものから、その人の年収や価値観を想像することも難くありません。

そんな能力が、余計な気がするときもあるとは思うのですが……。

そんな、素晴らしい知識をもった彼らが居てくれるから、私たちの事業が成り立っているのですが、彼らは表に出ないので、外からは見えません。

そんな彼らの地道な作業、地道な努力に感謝する日々です。

株式会社エベイユでは一緒に働く仲間を募集しています

同じタグの記事

今週のランキング

亀岡亮介さんにいいねを伝えよう
亀岡亮介さんや会社があなたに興味を持つかも