採用面接で聞かれることも多くなってきたので、ユーフォリアが大切にする価値観(シェアド・バリュー)について、書きたいと思います。
(ミッションとビジョンについては、追ってウェブサイトにも掲載されることになると思うので、ここでは大切にしているバリューについて。)
このバリューについては、昨年行った初めての合宿で、参加メンバーに「働く上で何を大切にするか」を徹底的に出してもらい、それを受けて後日、宮田と二人でかなりの時間をかけて議論してつくったものがもとになっています。
そして、これも無謬の金科玉条などではなく、時代の変化やメンバーの変化によって、自然と変っていくものだと考えています。
会社とは、生き物であり、有機体であり、常に変わり続けるものです。
「方丈記」の「ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず」ではないですが、
今のユーフォリアは半年前のユーフォリアとは異なるし、半年後のユーフォリアも今のユーフォリアとは異なります。時代にあわせて変わりつづけながら、大切な幹の部分だけは変わらずにありつづけると思います。
我々、ユーフォリアでは、以下の3つを「SPIRIT of EUPHORIA」として、大切にしています。
・Sense of Partnership
・Sense of Ownership
・Sense of Urgency
それぞれ、以下のように補足されています。
<Sense of Partnership (対等平等意識/仲間意識)>
・仲間を信頼し、仲間をリスペクトし、仲間を全力で支える
・大なるものに媚びへつらわず、小なるものに偉ぶらず、誰とでも対等平等に接する
・誠実さを大切にする
・ユーザーと目標を共有した”パートナー”として接する
・常に”楽しさ”を大切にする(自分自身にとって/周囲の仲間にとって)
<Sense of Ownership (当事者意識)>
・徹底的に”当事者”として考え、行動する
・行動なき知識・評論に堕することなく、常に行動者でありつづける
・誰かに依存せず、自立・自律した存在でありつづける
・たとえ最後の一人となってもやり遂げる覚悟を持つ
・自らの領域における一流のプロフェッショナルとして生きる
<Sense of Urgency (危機意識/即応意識)>
・安全地帯に安住することなく、失敗や向こう傷や批判を恐れない
・高い目標を掲げ、チャレンジする
・健全な危機意識を常に抱く
・常に情熱の炎を燃やしつづける
・自らの手でグリップする
・現場を大切にする
ひとことで言うと、上下関係のない対等な関係で、相互をリスペクトして、ひとりひとりがプロフェッショナルとして立とう、ということです。
我々のクライアントがトップレベルのスポーツチームであるからこそ、我々自身もすぐれたチームであろうとすることは常に大切なキーワードです。
外形的な、目に見える「箱」に会社の本質は存在しません。
リーダーシップが関係性の中にしか存在しないように、会社もまた関係性の中にしか存在しないと考えます。
関係性は目に見えない。目に見えないからこそ壊れやすく、常に愛し慈しみ育てなければなりません。
そもそも、我々の会社の名前である「ユーフォリア」とは、最高の幸福を共有している状態のことを指します。
当然、何よりも大切にすることは、関わる仲間たちの健康や人生の幸福であります。
それらを犠牲にしてまで実現すべき業務上の目標は、唯一つとして存在しません。
仲間の幸福と尊厳が脅かされようとする時は、我々は全力をもってこれを守ります。
ユーフォリアは、我々の関係性(含 パートナーとの関係性)の中にこそ存在しています。
我々の関係性が、依存関係や、強要関係や、一方的な関係性に堕したときに、ユーフォリアはもはやユーフォリアではなくなります。
逆に、我々が、相互の信頼と尊敬にもとづく、対等平等の関係性の上に存在しているとき、ユーフォリアは、どんなビジョンであれ実現できるはずです。
この仲間が、同時代に生まれ、同時期に同じ場所へと引き寄せあったことの奇跡的な確率を思い、
奇跡的な確率で、我々の腕の中に今存在している武器の大きな力と責任を思い、
素晴らしい未来を、やがて生まれる世代へ残していくための貢献ができることの僥倖を思っています。 この仲間との関係性を尊ぶ価値観を大切にしながら、これからも一歩ずつ着実に、価値観を共有する仲間とのつながりを大きく広げていきたいと考えています。