(こちらは、2014年05月28日 代表米田による投稿です)
私達のミッションである「新しい仕事文化をつくる」を本気で目指す上で、私がイメージする最適なグループ組織のあり方は、中長期ビジョンで決定したように、5年後の第10期までにミッションに繋がる5つの新しい事業が生まれ、エッセンス全体の一体感が醸成されていて、各事業によって素晴らしいシナジーが生み出されている状態です。
具体的には、10人~30人が1つの組織としてカンパニーとして独立していて、価値観の合う優秀なリーダーが権限と責任を併せ持ち、ワクワクして事業運営し、緩やかなガバナンスでお互いのグループ会社を尊重し、エッセンス全体の最適を考えることが出来る、そんなグループ経営のあり方をイメージしています。
なぜ、私はエッセンスらしいグループ経営を考えるのか
○事業を担いたい人の活躍の場を提供できる
エッセンスでは、事業部長から子会社の代表取締役になれるライセンス制度をつくっています。
個々の目指したいキャリアパスの思いによりますが、ワクワクするステージがあることで、個人も企業もフェアに成長できる環境を大事にしています。
○新しい事業が生まれやすい
ミッションを目指す中で、単一事業だけでは、顧客の悩みを全て解決はできません。
また、顧客課題を全て解決するソリューションを持ってしまうと、軸がぶれてしまい、事業が埋没しがちです。グループ各事業運営から顧客からの声を集め、各事業のノウハウを集積し、マーケットインの事業開発ができます。
○顧客資産の共有
新しい会社で信用・実績のないベンチャーが新規顧客を開拓するのは至難の業です。
信頼していただいている顧客であれば、グループで顧客資産を共有することで、新しいサービスを聞いていただき、顧客開拓が比較的スムーズにできると思います。
○ナレッジの共有
企業の成長ステージにおいておおよそ似た課題が出てきます。グループ企業の存在があることで、未然に起こりうる課題、解決の経験を共有することができるので、各グループ会社の課題および解決のナレッジを活かせます。
○採用と多様な人財戦略
創業時の幹部層・社員の採用は大変苦労します。
しかし、思いを同じくした価値観を共有できる人材が集まると、新しいムーブメントが人数に比例して波紋のように広がっていきます。
また、プロ野球のようにグループ間でFA(フリーエージェント)制度のように、グループ間の移籍も出来れば、ワクワクすると思います。そして、目指したいミッションが同じであれば、グループで成長しているグループ企業に機動的に人材を融通することもできます。
○コスト削減
各グループ会社に共通するオフィスインフラやバックオフィス業務など、販売管理費の共有化によるコスト削減が可能になります。その他、事業投資において、グループに共通するモノやサービスを共同購入することによりコスト削減効果が得られます。
などなど、ワクワクするグループ経営のあり方を列挙しましたが、本質的には、自分の大事にしている価値観で経営したいスタイルは、思いに共感したメンバーと一緒に、個人を尊重し、ミッション・ビジョンに向かって走れる、最適な組織のあり方が、私の目指したいグループ経営の姿です。
そんなエッセンスにご興味がある方のジョインを心よりお待ちしています。