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【メンバー紹介③】エスネットワークスで活躍中の仲間を紹介いたします。

こんにちは、エスネットワークス中途採用担当の立部です。

今回は2006年に当社にジョインし、グローカル事業本部にて海外事業を中心に活躍している樋崎康彰さんにお話を伺いしました。エスネットワークスの特長にもなっている海外事業をリードする樋崎さんのお話を通して皆さまに少しでも当社を知っていただければ幸いです。

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樋崎 康彰(ひざき やすあき)

東京大学大学院工学系研究科修了、2001年に外資系IT大手に入社。ITの専門家から、「経営」を専門とする公認会計士へ転職。2006年エスネットワークスに参画。入社後は、上場準備体制構築支援、CFO補佐等などの常駐コンサルティング、M&A、事業承継、IPO支援等に従事。2013年エスネットワークスベトナムのGeneral Manager就任。2017年海外事業責任者。2021年に帰国し、現在は海外拠点と国内拠点の連携体制構築と日本国内における海外案件の営業活動を強化中。

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1. まずはエスネットワークスに入社するまでのキャリアを教えてください。

東京大学大学院工学系研究科修了し、2001年にサン・マイクロシステムズ株式会社に入社しました。特にやりたい仕事があるわけでもなかったので、英語が使えてPCを用いた仕事という視点で就職先を考え、システムエンジニアという職を選択しました。

実際にシステムエンジニアとして仕事をはじめてから、「これからの人生、この道(SEとして)で生きていくことになるのか」とそのタイミングで気付いたんです。また同時にこの道ではシステム等の分野が好きでかつ専門的に取り組んでいる人には敵わない事も何となく自覚しました。

それから漠然と今の仕事を選んでしまった自分も「専門分野」を決めていくことの必要性に気付き、模索するようになりました。その過程で様々な背景から 「経営」を専門にすることを決め、経営に必要不可欠な数字とセットで経営を学ぶために公認会計士試験にチャレンジしました。

そして、試験後の受験者向け合同会社説明会でエスネットワークスと出会いました。当時副社長だった須原が熱いプレゼンをしていたことを覚えています。特に「経営者の支援と経営者の輩出」を謳った経営理念に惹かれて入社を決意しました。もともと経営に強い関心を持っていたため、入社に際して監査法人などの他社と迷う事はなかったですね。



2.エスネットワークスへ入社してからのキャリアも教えて頂けますか。

2006年に入社してから当時はまだ珍しかった、お客様先での常駐でのコンサルティングを通じて多数の案件に関与する機会を得ました。例えば上場準備体制の構築支援や上場企業のCFO補佐、経理責任者などを担当しました。他にも企業のM&A支援業務やシステム導入支援、事業承継支援、IPO支援などスポット業務の対応もしました。

そして大きな転機が2013年です。コンサルティング実務やマネジメントを一定程度経験したタイミングで、エスネットワークスベトナムのGeneral Managerに就任し、海外事業を任されたんです。

日系企業の海外進出・撤退支援、会計税務、労務、法務分野におけるコンサルティング、M&Aなどベトナムでのビジネス展開を幅広く支援するとともに、ベトナム法人の組織設計などマネジメント全般を担当してきました。2017年からは海外事業の責任者となり、ベトナム以外の海外拠点の管理も行っています。

2021年からは日本に帰国し、海外拠点と国内拠点の連携体制を構築するとともに、日本国内における海外案件の営業活動を強化しています。


3. 現在、アジアを中心とする海外事業を所管されているとの事ですが、エスネットワークス がアジア展開することの意味について、どの様にお考えですか。

一番は「アジア発のグローバルのコンサルティングファームを創りたい」という想いがあるからです。

世界的に有名な戦略系やBIG4などのコンサルティングファームは、すべて欧米発です。ルーツに拘っているつもりはありませんが、アジア発でグローバルに展開するファームを創ってみたいですね。エスネットワークスは日本発の会社ですし、私自身シンガポールで育ったアジア人という意識がある事も影響しているかもしれません。

そして、実際に海外で現地の方々と仕事をしてみると日本国内でする仕事とは違ったやりがいを感じますし、一緒に仕事をすることで彼らの国も成長させたいという想いが強くなりました。

そうした中、当社が創り上げていく組織体制や仕事の進め方などは、アジアオリジナルのものになっていくと思います。欧米発のコンサルティングファームに負けないような、新たなスタンダードを僕らが創造していくのです。

当社の企業理念も、現在は「日本国経済に貢献する」と明文していますが、今後の発展を見据えて表現の見直しを検討しています。



4. 最後に経営を自らのコアに置いた樋崎さんは「経営者」をどう定義しているのか教えてください。

私自身もまだまだ模索しているところなのですが、「会社のことを一番に自分事として考えている人」と現在は定義しています。これはオーナーシップの有無に関わらず、です。

シンプルな反面、実に難しいことだと年々実感します。よく上位レイヤーやお客さまの立場になって考えると語られますが、実際にその立場に立っている人には敵いません。想像と実践には違いがあるはずだと思うからです。つまり、本質的に理解するには実際に「経営者」をやらないと分からない。

幸い、私はベトナム法人に始まり、海外法人の経営に関与する機会を得ました。これは間違いなく「経営者」なのですが、海外法人が担う役割や与える影響を、グループ全体を主語にして考える必要があります。海外法人が自分勝手に考えても意味がありませんので。

自分たち(海外法人)よりもエスネットワークスにとって良い事、で判断する事にチャレンジしているわけですが、グループ全体の社長の立場で考えるのは難しいな、と悩みながら進む日々です。

樋崎さん、ありがとうございました。

今後は印象的な案件など、よりディープなお話も伺いたいと思います!

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