いつも弊社の謝罪物のブログをご愛読頂いている稀有でナナメウエな読者の皆様、貴重なお時間を頂き有難うございます誠に申し訳ございません(定期)
こんにちは、私です。
夏が始まって早4ヶ月の2023年8月。今年の夏も残り2ヶ月となってしまいBBQの回数を増やさなければと反省している本日です。日々hotな夏の太陽、its about time 始めよう夏だぜparty timeですがみなさんいかがお過ごしでしょうか?
弊社もカーボンニュートラル×Tech事業を展開しておりますが、気候変動は大変な問題です。
ちなみに、例えば、埼玉の秩父(割と山)とかは1,500万年前までは海だったらしいんですよ。そう考えると、異常気象なり気候変動問題なり、「異常とはなんなのか」とも思えてしまいますね(今の気候変動問題は大したことないのでフォーカス不要だ、という話ではありません!)
さてさて、前置きもこのぐらいにして本題にシャレ込むとしましょう。
みなさん、基本的に「朝令暮改」や「失敗」がポジティブとされないことは、当然肌感としてお持ちでいらっしゃることと思います。
「この方向とこの間言ってたのに!」
「また方向転換・・・・?」
わかります、その心、ひじょーーーーによくわかります。
なぜなのでしょうね。
方向転換をすることで、何かが失われるわけでもない。
むしろ「こっちの方向の方がどうやらmuch betterっぽい」という方向に素早く進む方が、我々もハッピーになれる確度は高くなるはずなんです、当然。
しかし多くの人々は、この「やっぱこっちで!」をひどく嫌う傾向にあるものです。
思うに「振り回されている、蔑ろにされている気がする」という精神的コストを源泉とする感情なのではないでしょうか。(もちろん、そのために時間を使ってしまった、という時間コストもありますが)
そのため、多くの意思決定者は「やっぱこれ違ってたわ。方向転換で!」→これが非常にやりにくい。
政治の話をするつもりはありませんが、一度実施した政策を「すまんこれミスってたわ!方向転換で!」とならないのも然り。
これら「方向転換」「朝令暮改」を受け入れない空気感から意思決定の速度は遅くなり、失敗を認めてはならない言い訳文化が醸成され、足腰重たい企業文化が形成されてしまうのではないか、と、そう思うのです。
ところがどっこい、弊社エレビスタ、ガン無視です。
「朝令暮改ドンと来い」
「フィジビリでとりあえずやってみます。ダメだったら全力疾走で戻ればいい」
このぐらいのテンションで意思決定が行われ、堂々と朝令暮改キマります。
嫌だと思う人もいるでしょう。否定はしません、もちろん。よくわかります。
でもですよ。
しかしですよ。
「みんなで失敗するとわかっているところに、手繋いで特攻する」より、「成功確度が高いところに、方向転換しながら進む」方が良くないですか?
方向転換行われなかった!!!!やったぜ!!!!
事業は失敗したけど朝令暮改なかったし方向転換もなかったから嬉しい!!!!!!!!!
とはならないはずです。
だからエレビスタは朝令暮改が頻発しますし、リクルートさんの「フィジビリ」を多用乱用してバシバシ新しい施策を打ち込みます。その方が確度が高いからです。
つまり、自らを正当化しようとしてるんですよ。私は今。
最近ですね、エレビスタでは「三井Day」というものをフィジビリ導入しました。
「三井Day」とは
- 突発の仕事や、ミーティング、打ち合わせを禁止し、特定の作業にフォーカスする日
- 隔週(木)に全社で一斉に実施
- スラムダンク三井寿はかつてこう言いました→「もう俺にはリングしか見えねぇ」。この圧倒的フォーカス力。
- ということでフォーカスする日として「三井Day」
三井Dayとりあえず一度実施し、そこで改善ポイントなどを発見し、さらなる三井状態を目指そうと試みる所存でしたが、2回目実施の際までに、「分岐が多すぎる」問題が発生しました。
- 「Aの時は、ok」
- 「Bの時は、ng」
- 「AとFがかけ合わさった時はokだけど、そこにYがかけ合わさるとng」
など、どんどん複雑にならざるを得ませんでした。
施策、制度、ルール、これらはシンプルであることが絶対条件です。この絶対条件を満たすことは現時点では難しい。そう判断し、2回目の実施日の朝に「三井Day終了」をアナウンスし、通常営業日となりました。圧倒的スピード失敗、まさに圧倒的朝令暮改カードが切られたわけです。
しかしさすがエレビスタ、こういった朝令暮改などメンバーからすると慣れっこヨシコイ。
文化としてフィジビリが浸透していますので、新たな施策が圧倒的にやりやすい。
(もしかしたらみんな怒ってるし不満を持ってるかもしれないけどマジごめんなさい)
今後も、新たなムーブをフィジビリでガシガシとって、うまくいかないものをガシガシ改善or停止していく所存でございます。
と、言う言い訳でした!
そろそろ仕事しよ!